有限会社 大隅ブラザーは、鹿児島県の大隅半島 鹿屋市にあるミシン専門店です。
893-0023 鹿児島県鹿屋市笠之原町29-12
電話 0994-43-9753 E-mail osumibrother@me.com
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baby lock でノースリーブチュニックを作りました
ミシン講習会が続く大隅ブラザーです。
今日は、
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室3にて、
ロックミシンの講習会をおこないました。
baby lock BL69WJ と BL72S の基本的な使い方を学びながら、
ノースリーブチュニックを作ります。
前身頃と後身頃、それに襟をつけるだけという、
シンプルな作品作りなのですが、
・買ったロックミシンの使い方をあらためておさらいしたい。
・これが正しい使い方なのか、いまひとつ不安だ。
・やっぱりむずかしそうな気がしてなかなか使えないでいる。
なんて方には、ぴったりの講習でした。
技巧に走らないぶん、
基本的な使い方をしっかり復習していただきます。
「糸かけ」なんて基本的なことでも、
あらためて正しい手順を説明させていただくと、
「そうだったのか〜!」
「そんなこと、気にしたこともなかった〜!」
なんて歓声が上がることも。
そんなちょっとした「おどろき」が、
身につくか身につかないかのボーダーラインだったりますね。
3時間半の講習でしたが、
ひとつでもふたつでもいいんです。
「新しいこと・正しいこと・たのしいこと」
なにかおぼえていただけたらいいなあ。
そんなふうに、大隅ブラザーは思います。
刺しゅうPRO:急遽、講習会
本日は南大隅町にて刺しゅうPRO NEXT の講習です。
当初はフォトステッチ講習の予定でしたが、
急遽、ロゴやキャラクター刺しゅうの製作方法を、
みっちり伝授させていただくことになりました。
マニュアルパンチを習得するための、
時間や精神的な余裕がない。
オートパンチでデータを作っても、
なかなか満足できるものにならない。
刺しゅう専業でない方が、
業務で刺しゅうを活用するためには、
習得すべき技術が「簡単」であること。
作るデータが「それなりのレベル」で仕上がること。
そして習得した技術が、
「ほかの業務に転用・活用できる」こと。
そうした条件がクリアできる。
そんな目算が立つことが必要です。
いろんな方のいろんな考え方がありますが、
「大隅ブラザーメソッド」
って感じの刺しゅうデータ作成方法があります。
刺しゅうPRO NEXT と Photoshop をうまく連携させることで、
業務で使える刺しゅうデータを、
しっかり&手早く作成するための実用本意の技術です。
刺しゅうデータを手軽に作ることができれば、
試し縫いに割く時間もできます。
試し縫いの結果を、
刺しゅうデータの補正にフィードバックする余裕もできる。
結果、クオリティーが上がりますよね。
本日は、
名古屋&福岡からメーカーの方が来て、
brother PR1000e のメンテナンスもおこないました。
どんなことでもメーカーや販売店がささっと対応できること。
お客さまが安心して使い続けることができる理由です。
刺しゅうPRO:フォトステッチ ダイハツ タント
今回の刺しゅうは、
ダイハツ タントです。
サイズ:340mm×340mm
397,042針(44色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno
大隅ブラザー、初の自動車の写真刺しゅうです。
刺しゅうPRO のフォトステッチ機能はたいへん優秀。
しかし、なにせ「刺しゅう」です。
糸の太さという物理的な制約もあり、
絵を精密に表現するというより、
まずは太いタッチの油彩画的表現に向いています。
半面、
建物や自動車など、
人工物の直線&曲線の表現にはあまり向いてない、
と云われることもある。
でも、そうでもないかもよ?
というところを、
今回、見ていただきたく作ってみました。
写真でもない絵でもない、
フォトステッチにしか出せない風味。
そんなものを醸し出すにはまだ修行が足りませんが、
「こういう表現もできるんだ」
ということを知っていただければ、
この分野にチャレンジしてくれる方がもっと出てきてくれるかも。
そんな期待を込めて。
ダイハツ タントのアイボリーは、
本来、もうすこしパステルカラーな感じ。
写真だとちょっと色味が濃く見えます。
実際の刺しゅうは実車に近い感じで仕上がっていますよ。
来月は、
ダイハツの中の人に実物をお披露目することになっています。
制作途中を見ていただいたお客さまには、
「タイヤのホイールにさわりたくてうずうずする」
と云っていただいたので、
ふれて味わっていただきました。
それもまた刺しゅうの楽しみかた。
角張っていながら丸い感じ。
これを糸のグラデーションだけで表現してしまうのですから、
刺しゅうPRO、おそるべし。
フォトステッチの機能だけでも、
使えば使うだけどんどん奥が深くなる。
「空が高くなる」とも云えるかな。
ミシンを動かすたび、毎回、新たな発見と感動の連続です。
大きさの比較のために。
額装して brother Innovis LA と。
こうしてならべると小さいサイズのミシンに見えますね。
LA もずいぶん「ごつい」ミシンなのですが。
今回もがんばってくれた PR1000e と記念写真。
明後日は、南大隅町でフォトステッチ講座。
来月は、遠方からきていただくお客さまもいます。
それまでに間に合ってよかった。
1年前の作品を使って講習するより、
できたてほやほやの作品にまつわるあれこれ、
そうしたエピソードを紹介しながらの講習のほうが、
教えるほうも教わるほうも「熱を感じられる」もの。
「フォトステッチはむずかしい」
ではなく、
「むずかしいけど、おもしろい!」
そんなふうに感じてもらえたらうれしいな。
あと4時間!
今日の修理:志布志市の中学校のミシン
Chariot はシャリオと読むのです
鹿屋市串良町に出張修理です。
布押さえホルダーが壊れていたので、交換。
あとは内部の清掃です。
油切れもしていたので、同時に注油も。
ていねいに使われていたこともあって、
じつに軽快に動くミシンです。
そうそう。
電話で修理依頼いただくときは、
お客さまにミシンの名前を訊くようにしているのですが、
すらすらとお答えできる方というのは、
意外と少ないですね。
「私は英語は苦手なのでこんなの読めないわ」
そうおっしゃる方も多い。
ちなみにこのミシンは「Chariot 500」。
「シャリオ」と読むのですが、
読めない方には読めないよなあ。
このミシン、
これから「シャリオ」と呼んであげてください。
お客さまにそうお伝えしたら、
しっかりメモしてくれました。
ようやく名前、おぼえてもらえるかも。
刺しゅうPRO:フォトステッチし直しのタント
刺しゅうPRO NEXT & brother PR1000e による、
ダイハツ タント のフォトステッチ。
やり直して、半分、縫い上がりました。
どうでしょう?
今回は気をつけたので縫いずれはありませんよ。
えへん。
ちなみに、
初回の刺しゅうデータとどんなところを変えてみたのか。
比較してみましょう。
これが、そのときの刺しゅう。
くらべてみると、
前回のほうがウィンドウの透明度が高いのがわかります。
ガラス越しの内部を表現したくて、
あえてそういう調整をしました。
繊細な表現になっていますが、
そのぶんちょっと神経質な刺しゅうになっているともいえる。
実際の車のウィンドウはすこしスモークっぽい。
なので、刺しゅうデータもそうなるように再調整。
車体の色味は、
前回のほうが「コットンアイボリー」なのですが、
私の記憶色的には、
もうすこし濃いほうが「らしい」感じがするで、そのように。
タントの丸みのあるやわらかさは、
このほうが出るんじゃないかな、と。
まだ全体を刺しゅうし終えてないので、
うまくいくかどうかはわかりませんが。
こんなふうに、
なんども作りなおしてみることができるのが、
ミシン刺しゅうのおもしろさ。
ハンドステッチのよさもすごさもありますが、
気楽に「よっしゃ、作り直しだ!」と思えるのは、
刺しゅうPRO NEXT とミシンがあってこそ。
大きいサイズを作るようになってからは、
「気楽に」とはだんだんいかなくなってきていますが、
新しい刺しゅうにどんどんとりかかるより、
こんなふうに、
同じモチーフをなんども作り直してみることのほうが、
じつはたいへん勉強になります。
「刺しゅう感覚が身に染みてくる」というのかな。
そのためにも好きな題材を選ぶといいのです。
あと半面、9時間かけてステッチです。
ダイハツ タント フォトステッチデータを
こういうこともある
さて、昨日から開始したフォトステッチです。
ダイハツ タント。
半分のステッチが終わりました。
なかなかいい感じ。
刺しゅうPRO NEXT えらい。
brother PR1000e すごい。
ですが、
チェックすると、縫いずれが見つかりました。
タントの後端、
テールランプがのぞいている辺が合っていません。
フロントガラスの奥の光景も横に1本ずれている感じ。
こういう縫いずれは、
ミシンの不調ということも考えられるし、
縫い縮みのせいかもしれないと思うわけですが、
ここまではっきりずれている場合、
たいていは、
刺しゅうPRO:お客さまのフォトステッチ作品
でもお話ししたとおり、
まずは、
「刺しゅう機が周囲のなにかと干渉してしまった」
という可能性を疑わないといけません。
刺しゅうのあいだ、
PR1000e の周囲で荷物をあちこち運んでいたので、
そのとき刺しゅう枠にこつんとなにかを当ててしまったかも。
反省、です。
でも、いい機会。
刺しゅうデータの気になるところも見つかったので、
修正しつつ、再挑戦です!
刺しゅうPRO:フォトステッチ ダイハツ タント
大分県別府市にきています
T-fal 電気ケトル を買いました
書類仕事の合間に温かい飲みものを飲みたくて。
T-fal の小さな瞬間湯沸かしポット。
T-fal 電気ケトル
アプレシア ウルトラクリーン プラス オニキスブラック
0.8L
コーヒー用にと考えてましたが、
焼酎、お湯割り用にもいいんじゃない?
そのうち、もひとつ、買おうかな。
ありがとうございました!
「ミシンなんでも相談会」2014年1月10日(金)- 1月12日(日)
無事、終了いたしました。
ありがとうございました。
今回もたくさんミシンをお買い求めいただきました。
修理依頼も刺しゅう依頼も。
brother Innovis LA と、
brother Innovis D400J による、
刺しゅうPRO NEXT のデモにも、
多くの方におどろいていただきよろこんでいただけました。
次回のミシンなんでも相談会は2月上旬に開催です。
日時:2014年2月7日(金)- 2月9日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前
展示予定ミシン:
brother Innovis LA
brother Innovis D400J
brother Innovis Si505
brother SOLEIL 70 / 80
brother FM1100
brother HL432df
baby lock BL69WJ
JUKI SL-300EX 等
内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー
最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。
みなさま、お待ちしております。
ぜひぜひ。
すてきな作品は
刺しゅうPRO:フォトステッチ ダイハツ タント
ミシンなんでも相談会、明日からです!
今年最初のミシンなんでも相談会、明日からです!
日時:2014年1月10日(金)- 1月12日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前
展示予定ミシン:
brother Innovis LA
brother Innovis D400J
brother Innovis Si505
brother SOLEIL 70 / 80
brother FM1100
brother HL432df
baby lock BL69WJ
JUKI SL-300EX 等
内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー
最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。
みなさま、お待ちしております。
ぜひぜひ。
今日の修理:brother ADESSO Ⅰ
今日の修理は、肝属郡南大隅町のお客さまのミシン。
brother ADESSOⅠです。
「とにかく縫えなくなった」
とご依頼いただきました。
お仕事で使われているミシン。
たくさんのほこりが悪さをしてそうです。
内釜も擦り傷だらけ。
糸切り時に糸を押さえるクッションがなくなっています。
糸切りカッターの刃を交換するだけで、
ミシンの軽快度が上がります。
天秤に糸がぐるぐる巻きついた状態。
これは、
針穴から糸が抜けたまま、
ミシンを動かしてしまうとなりますね。
学校の家庭科で使われているミシンでよく見かけます。
しかし、
いちばんの原因は、
布送り量がおかしくなっていたから。
前進させると布を送らず、
返し縫いをするとやたらと進む、という症状が。
なんてのは、
ここまで分解しての調整が必要となります。
刺しゅうPRO:今年最初のフォトステッチ
サイズ:185mm×240mm
160,145針(30色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno
依頼品で全体は披露できないため、
今回は、1部分をすこしだけ公開(笑)。
150×220ピクセルというきびしい条件の元画像から、
被写体のエッセンスを引き出そうと試みました。
「硬さ」はなんとかなるのですが、
「やわらかさ」を表現するのがむずかしい。
時間をかけて修正していくこともできますが、
やりすぎると、ね。
ふだんもそうですが、
こういうむずかしい条件のフォトステッチ化のときは、
より「ひとつ」に注力します。
印象的な目元であったり、
きりりと引き締まった口元かもしれない。
すっきりとした輪郭や髪のきらめき。
服の質感、肌の瑞々しさ。
全部はむずかしくとも、
どれを表現できていれば作品として成り立つか。
人物の場合は基本的に「目」ですけれど、
そうでない場合ももちろんあるので、
ここは思案のしどころです。
「書き初め」ならぬ
フォトステッチ初め。
16万針8時間の作品のためにミシンを動かしはじめました。
昨年末にメンテナンスをおこなっているので、
brother PR1000e 、絶好調!
仕事始めは、
出張あり持ち込みありで3台のミシン修理から。
brother LM700 に brother MiMoLLET 。
もう1台は名前を失念。
すべて brother のミシンでした。
どれも気持ちよく修理を終えることができて、
たいへん満足な2014年の大隅ブラザーです。
しかし、
100円均一のショップで買った、
ボビンや糸や針でミシンの調子を悪くしている方が、
あいかわらず多いですね。
これからも増えていくのかもしれませんが、
あれは、ほんと、ダメですよお。
部品はメーカー純正のものを。
針や糸はしっかりとしたメーカーのものを。
ミシンを長く使っていくための鉄則です!
年の初めの例とて
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