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20-02-13 はじめての人のためのポケットティッシュカバー



最近、家庭用ミシンをはじめて使う(使ってみたい)という方向けに「ポケットティッシュカバー」を提案しています。

直線で 4 本縫うだけでこんなふうにポケットつきのカバーができるんですよ。

とはいえ、はじめての方はミシンの取り扱いを受講しながらですからね。
ていねいに採寸、裁断してアイロンでしっかり折り目をつけながら縫製するとしっかり小 1 時間かかります。




「はじめての人は安い布でいいのよ」と云われることも多い。
でもほんとはしっかりした布で縫製するほうがいいと思います。

たとえばリバティ。

ここまでシンプルな縫製だと失敗がないし、洗濯したり使い続けても色あせずに長く使えます。
メートルあたりの価格にどきどきしながらの作業、じつは経験値を多く積めるんですね。
「はじめて」の人ならばこそ上質な生地を使ってほしいなと。



本日、ご来店されたお客さまは「子供用に」とくまのプーさん柄で制作されました。

「ミシンはじめて講習」だと「アイロンのかけ方」なんてことも勉強していただきます。
その甲斐もあって、エッジがきれいにできていますね。



お子さん用ということなので、タグつきです。
刺しゅうミシンで名前タグを作って、アップリケ縫いで縫い止めていただきました。
(あ、写真の名前は変えてありますよ)

柄のある生地に直接刺しゅうを入れると刺しゅうがきれいに見えなかったりしますよね。
完成後、位置を微調整したくでもできません。
こういうタグ仕立てにすると刺しゅうが扱いやすい。
とくに文字刺しゅうは生きてきます。

名前が入ると特別感が UP!します。
刺しゅうミシンもどんどん活用してほしいな、と思います。

20-02-12 修理:brother COMPAL 1500Q



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用ミシン。
brother COMPAL 1500Q です 。

下糸を巻き終えたらボビンが取り出せなくなった!とのお話。
見せていただくと、抜けないボビン。
しかもボビンが破壊されている。
力づくで抜こうとしたら割れてしまったのだとか。
この純正ボビン、プラスティック製なんですが踏んでも少々のことなら潰れません。
お客さまの息子さんが外そうとしてこうなったそうですが、よほどの力だったのではないでしょうか……。

純正ボビンを使っていれば滅多にないことなのですが、ボビンが抜けなくなる事例、極々まれに起こり得ます。
そういうときは、まず巻いた糸をボビンから外しましょう。
絡みついて簡単に外せなさそうなときはカッターナイフなどを使って外しましょう。
気をつけて!
そうすればボビンが外しやすくなる。
それでも抜けないときは、ペンチなどを使って力任せに引っこ抜くのは糸巻き機を壊してしまうかもしれませんのでお勧めしません。
かかりつけのミシン専門店に持ち込んでくださいね。

あと、こんなふうに割れたボビンはさわらないように。
指がざっくざっく切れちゃいます。
右手人差し指や中指を切って絆創膏なんか貼ってるとスマートフォンの操作がしにくいんです。
ほんと。

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