【今週の大隅ブラザー】8/25(日)- 8/31(土)

190825:今日の修理 JANOME SECIO 11000



今日の修理は愛知県のお客さまの刺しゅうミシン。
JANOME SECIO 11000です。

刺しゅう時の布押さえ高さの不具合で、
エラーメッセージが頻発して縫製できない状態でしたが、
しっかりステッチできるようになりましたよ。

お客さまにていねいに使っていただいているので、
当店に到着した時点でたいへんきれいな状態。
不具合箇所以外は、
「あれ、もう修理製造済み???」
というほど手入れの行き届いたセシオでした。

13年前に販売されたミシン。
フォトステッチでも使われるので、
なかなか酷使されてもいるのですが、
まだまだ現役で動いてもらいたい刺しゅうミシンです。

190825:JUKI SL-700EX BLACK でフリーモーション



JUKI SL-700EX BLACK を購入されたお客さまから、
「フリーモーションで絵を描いてみたい!」
と要望がありましたので、講習。

一般的な縫製に慣れている方も、
フリーモーションを活用されている方はそんなに多くない。
それでも、

・縫い始めと縫い終わりの処理
・X軸Y軸を意識した生地の動かし方

さえ押さえておけば、あとは練習次第でいくらでもうまくなる。
ミシンが「画材」として活きてきます。
ぜひぜひ挑戦してほしい技法です。

このお客さまもフリーモーション初体験でしたが、
すぐにこんなステッチを下絵なし(!)で描けるようになりました。
まだ荒いラインアートかもしれませんが、十五分でここまでいけたのなら、上等。

しかし、なにこれかわいい。

で、このあと、昔の「りぼん」ネタで、
小一時間雑談になったのはナイショです(笑)。

【今週の大隅ブラザー】8/18(日)- 8/24(土)

190823:今日の修理 JANOME 580 & FAVEURS 4100



今日の修理は鹿児島県鹿屋市の高等学校のミシン。
JANOME 580 & FAVEURS 4100 合計10台です。

25年ほど前に導入して使っていただいているミシン。
学校という不特定多数が扱う美品ですから、
あちこちガタもきています。
調整して使えるようになるものもあれば、
修理のコスト等々を考えると、
「ここいらがそろそろ寿命かな」となってしまうものもあります。

壊れている箇所の修理はもちろんですが、
「不調になりにくい・壊しにくい使い方」があります。
担当の先生と連携してスムーズな授業進行をしていただけるよう、
あれこれ知恵を出したり工夫するのも、
ミシン専門店の仕事だと思います。

190822:今日の修理 baby lockBL57EX 衣縫人



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまのロックミシン。
baby lockBL57EX 衣縫人 です。

がちがちに固着(固まって動かない)状態になっていました。
これまでも動かなくなったことはあって、
そのたびに他店で調整してもらっていたようですが、
サイドカバーを開けて油をちょちょっと差して対応していた、
とのこと。

ふむ。
つまり「見えないところは対応してなかった」ということですな。

ロックミシンに限らず、
ミシンは複雑なクランク機構を動かしているので、
プーリーをまわすと、
「すこし重く感じる」箇所というのはあります。
それでも指先に抵抗を感じる重さは本来ないように作られてます。
このロックミシンもくるくるくるくる回ります。
ぎゃくに云うと、
くるくる軽やかに回らないミシンは、
「固着が始まってる」ってことなんですね。

「注油」なんてだれにでもできそうですけれど、
「勘所」は、やはりあります。
自己流でかえってダメにしないためにも、
「最近、ミシンの動きが重いなあ」と感じているときは、
ぜひミシン専門店でみてもらうようにしましょう。

ミシンの寿命もぐっと変わってきますよ。

190822:ウェルカムボードのための



ウェルカムボードのためのフォトステッチデータ(一部)。

若干修正が入るかもですが、
いい雰囲気に仕上がりそうです。

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190805:今日の修理 brother Nouvelle 450



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまの職業用ミシン。
brother Nouvelle 450 です。

メイン基盤がダメになってしまっていましたので、
まるっと交換させていただきました。

「職業用直線ミシンはコンピュータとか複雑な電子部品がないので壊れないのよね」
とはよく云われるのですが、
じつは職業用ミシンにもこんなふうに電子部品が使われてます。
モーターを制御したり速度や針位置をはかるセンサーが内蔵されている。
コンピュータミシンのようないかにもなコンピュータではないですけれど、
なかなかに高度な電子部品が使われているんですね。

なので、
ミシンを長持ちさせる「湿気の少ない環境におく」という原則は、
シンプルで堅牢な職業用ミシンにももちろんあてはまります。
電子部品がおかしくなって修理に持ち込まれるミシンは、
内部がものすごく錆びていることが多い。

とはいえ日本って年中湿気と戦っているトコがある。
ミシンに限らず、機械にとってきびしい気候条件なのかもしれませんね。

190805:今日の修理 baby lock BL69WJ 糸取物語




今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまのロックミシン。
baby lock BL69WJ 糸取物語 です。

最近のミシンのライトは LED が使われています。
以前の電球もそんなにしょっちゅう切れるものではなかったのですが、
ますます長寿命になってきている。
「あかりがつかなくなった」と修理で持ち込まれることも少なくなりました。

LED は「電球を交換する」ではなく「電子部品を交換する」という形になります。
修理対応しているミシン専門店だと時間はかかりませんが、
メーカーに送って修理となるとけっこうお時間いただきます。
料金も送料分よけいにかかります。

身近に修理対応してくれる専門店を探しておくといいのです。
数は少なくなっていると聞きますが探してみるとけっこうありますよ。

2019-08-03

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