20-02-12 修理:brother COMPAL 1500Q



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用ミシン。
brother COMPAL 1500Q です 。

下糸を巻き終えたらボビンが取り出せなくなった!とのお話。
見せていただくと、抜けないボビン。
しかもボビンが破壊されている。
力づくで抜こうとしたら割れてしまったのだとか。
この純正ボビン、プラスティック製なんですが踏んでも少々のことなら潰れません。
お客さまの息子さんが外そうとしてこうなったそうですが、よほどの力だったのではないでしょうか……。

純正ボビンを使っていれば滅多にないことなのですが、ボビンが抜けなくなる事例、極々まれに起こり得ます。
そういうときは、まず巻いた糸をボビンから外しましょう。
絡みついて簡単に外せなさそうなときはカッターナイフなどを使って外しましょう。
気をつけて!
そうすればボビンが外しやすくなる。
それでも抜けないときは、ペンチなどを使って力任せに引っこ抜くのは糸巻き機を壊してしまうかもしれませんのでお勧めしません。
かかりつけのミシン専門店に持ち込んでくださいね。

あと、こんなふうに割れたボビンはさわらないように。
指がざっくざっく切れちゃいます。
右手人差し指や中指を切って絆創膏なんか貼ってるとスマートフォンの操作がしにくいんです。
ほんと。