今日の修理は、鹿屋市西原町のお客さまのミシン。
JUKI The misin HZL-8800 です。
「ボタンホールがうまくできない」とのこと。
古いミシンなのであれこれ調整しなければならなかったのですが、
それほどひどい状態ではありません。
ボタンホールがきれいにできなかったのは、
・9番の針を使っていた。
・ケバの多い太めの糸を使っていた。
ためでした。
ミシンの基本的な針と糸の組み合わせは、
「11番の針と60番の糸」となります。
9番の細い針は針穴も小さいため、
太い糸と併用すると糸がスムーズに抜けていかない。
直線縫いでは気づきにくいかもしれませんが、
ボタンホールのような「縫い目が出る」縫い方をすると、
はっきりわかってしまうんですね。
ミシン本体の糸調子と、
針と糸の組み合わせを正しくしたことで、
しっかり縫えるミシンになりました。
これからも永く使ってあげてくださいね!