今日の修理:brother GX-500 ほか



雨が激しくなってきました。
今夜、日付が変わるころに最接近の予報です。
台風17号。

雨の日は、
ミシンの修理依頼や、
「使い方がわからなくなっちゃった」という問い合わせが増えます。
「外出するより家でひさしぶりにミシンでも使うか!」
って気分になるんですよね。

「縫いたい気持ち」が高まっている貴重な機会。
なので、
雨の日こそお客さまのお宅にはできるだけ早くお伺いするようにしています。

     *     *     *

今日の修理は、鹿屋市吾平町のお客さまのミシン。
brother GX-500 です。

「おたくから買ったミシンなんだけど、最近、調子が悪くって」
とご依頼いただきました。

見てみると、
当店ではなくて、
鹿屋市にまだブラザーの直営の営業所があったころに、
お買い求めいただいたミシンのようです。

ふふふ。
こういう勘違い、よくあります。
お客さまにとっては、
「おなじブラザー」で買ったミシン。
そういうもんだと思います。

固着していて動きがとにかくもっさりしてました。
放っておくと、焼き付いて動かなくなることも。
全分解してしっかり清掃させていただきました。




こちらのミシンは、鹿屋市横山町のお客さまのミシン。
brother Innovis D400J です。

これは当店でお買い求めいただいたミシン。

電源投入後、どのボタンも一度しか反応しない。
そのあとは、ボタンもタッチパネルも反応なしです。

となると、
メインの基盤かスタートボタン裏の基盤が原因っぽいですよね。

ところが実際は針棒押さえモジュールの不具合でした。

このへんの見極めができるかどうか。
昔のミシンといまのミシンの修理のちがいです。