
大隅ブラザーで長いあいだ刺しゅう作品を作ってきた、
brother Innovis 5000 ローラ アシュレイ モデル。
このたび「嫁入り」することが決まりました。
機能点検をおこなって、きれいに磨き上げるところです。
普通のミシン店だと「展示機」と呼ぶかもしれませんが、
大隅ブラザーはとにかくめいっぱい刺しゅうしてきたので、
「ユーズド」という感じです。
清掃と調整をしながらデモ機として使ってきましたが、
釜のユニットは交換してますし、
刺しゅう機ケースも年季が入ってる感じになりました。
多くの方に刺しゅうをしているところを見ていただきましたね。
酷使していても、長く使える。
なかなかの価格のミシンですが、
ちゃんとした部品でしっかり組み上げられているから、
こういう使い方ができるんです。
ミシン屋としては、
お客さまのもとに嫁いでいくというのはうれしいこと。
ですが、
苦楽をともにしてきたミシン、
お別れに一抹の寂しさもあるのです。
新しい場所で、これからもたくさん使ってもらえますように。
ミシンにとって、それがいちばんのしあわせです。
がんばるんだぞ。