三つ巻き押さえのコツ:糸を引くのは左手で



「体操服に縫いつけるゼッケンの端の処理に使いたい」
という brother Innovis S500 をお使いのお客さまに、
「三つ巻き押さえ」をご購入いただきました。
ありがとうございます。

ミシンの部品をお客さまにお渡しするとき、
「使い方は中に書いてありますので、よろしく」ではなく、
大隅ブラザーとしては、やはり、
「こんなふうに使うんですよ」とお教えしたい。

ふだんあまり使っていない押さえなので、
お客さまにレクチャーする前に、復習をかねて試し縫い。




不器用な大隅ブラザーでも、
三つ巻き押さえを使うと、
こんなふうにきれいな三つ巻きに仕上げることができます。

brother 純正のオプションパーツでの、
三つ巻き押さえセットのコツは、
引き出した糸を巻き入れ、押さえのうしろに持っていくさい、
「左手で」糸を引くことかな。

押さえの右側に針糸を通すスリットがあるので、
右手で糸を引いてしまうとスリットから糸が外れてしまうのです。

左手で糸をうしろに引きながら、
右手で布の巻き込みぐあいを助けてあげる。
こうするとうまくセッティングできる。

ぜひ、お試しください。