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Mac で Windows:ストレージと裏技の話
某老舗ミシン店の会長さんから、
「ご相談」のメールをいただきました。
「Mac で Windows ソフトを使いたい」のだが、
ストレージはどのくらい必要なのか。
Windows 環境を構築する「裏技」は素人にはむずかしいだろうか。
というお問い合わせ。
一台の Mac に macOS と Windows を同居させるわけですから、
ストレージは多いほうがいい。
写真を趣味にされている方なら、なおのこと。
MacBook Pro の購入を考えておられるとのことなので、
「できれば 512GB、可能であれば 1TB にカスタマイズ」
とおすすめさせていだきました。
また、
「Mac に Windows 環境を構築する」というのは、
裏技でもなんでもなくて、
一般の方もごくふつうにおこなっていること。
Windows のインストールディスクさえあれば、
Mac に Windows 環境を作ることができるし、
仮想化ソフト( VMware Fusion や Parallels Desktop)を活用すれば、
Mac と Windows のソフトを並行して使うことができる。
大隅ブラザーのお客さまで Mac で刺しゅうソフトを使っている方は、
ほとんどこの「仮想環境で Windows」です。
Microsoft Excel や Word で作成されたビジネス書類の蓄積も、
「Windows 版 Excel や Word」か、
「Mac 版 Excel や Word」で対応できる。
「前者を使用しつつ徐々に後者へ」と移行されるのがいい。
昔のファイルを捨てる必要はないですが、
「もう二度と必要ない」ものもじつはやっぱり多いので、
これがけっこうすんなり移行できるんです。
……というようなことを、やりとり。
ええ、大隅ブラザー、PC ◯ポじゃなくて「ミシン専門店」なんですが。
これまで使っていた Windows 機の液晶にうんざりしていて、
MacBook Pro の Retina ディスプレイを使いたいとのこと。
いいですね!
ただ、Retina 液晶もあっというまに慣れてしまうので、
おそろしいことにすぐに感動がなくなります。
しかもほかの PC のディスプレイが汚く感じてしまうという、両刃の剣。
ミシン業界は刺しゅうソフトの関係もあって、
Windows がまだまだ主流なのですが、
デザイン・印刷系の分野から刺しゅうの世界への参入も増えてます。
Mac ユーザーもこれからますます増えてくるはず。
Mac と Windows どちらも勉強しておかなくちゃいけないなと、
あらためて。