キリノセカイ



朝5時起きで霧島市隼人町へ出張修理。

霧でぜんぜん前が見えません。
道路脇では事故車と、
それを処理しているパトカーを何台も。

車にはミシンも積んでいます。
安全運転第一、です。




baby lock でノースリーブチュニックを作りました



ミシン講習会が続く大隅ブラザーです。

今日は、
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室3にて、
ロックミシンの講習会をおこないました。

baby lock BL69WJ と BL72S の基本的な使い方を学びながら、
ノースリーブチュニックを作ります。

前身頃と後身頃、それに襟をつけるだけという、
シンプルな作品作りなのですが、
・買ったロックミシンの使い方をあらためておさらいしたい。
・これが正しい使い方なのか、いまひとつ不安だ。
・やっぱりむずかしそうな気がしてなかなか使えないでいる。
なんて方には、ぴったりの講習でした。

技巧に走らないぶん、
基本的な使い方をしっかり復習していただきます。




「糸かけ」なんて基本的なことでも、
あらためて正しい手順を説明させていただくと、
「そうだったのか〜!」
「そんなこと、気にしたこともなかった〜!」
なんて歓声が上がることも。

そんなちょっとした「おどろき」が、
身につくか身につかないかのボーダーラインだったりますね。

3時間半の講習でしたが、
ひとつでもふたつでもいいんです。
「新しいこと・正しいこと・たのしいこと」
なにかおぼえていただけたらいいなあ。

そんなふうに、大隅ブラザーは思います。




刺しゅうPRO:急遽、講習会



本日は南大隅町にて刺しゅうPRO NEXT の講習です。

当初はフォトステッチ講習の予定でしたが、
急遽、ロゴやキャラクター刺しゅうの製作方法を、
みっちり伝授させていただくことになりました。

マニュアルパンチを習得するための、
時間や精神的な余裕がない。
オートパンチでデータを作っても、
なかなか満足できるものにならない。

刺しゅう専業でない方が、
業務で刺しゅうを活用するためには、
習得すべき技術が「簡単」であること。
作るデータが「それなりのレベル」で仕上がること。
そして習得した技術が、
「ほかの業務に転用・活用できる」こと。
そうした条件がクリアできる。
そんな目算が立つことが必要です。

いろんな方のいろんな考え方がありますが、
「大隅ブラザーメソッド」
って感じの刺しゅうデータ作成方法があります。
刺しゅうPRO NEXT と Photoshop をうまく連携させることで、
業務で使える刺しゅうデータを、
しっかり&手早く作成するための実用本意の技術です。




刺しゅうデータを手軽に作ることができれば、
試し縫いに割く時間もできます。
試し縫いの結果を、
刺しゅうデータの補正にフィードバックする余裕もできる。
結果、クオリティーが上がりますよね。




本日は、
名古屋&福岡からメーカーの方が来て、
brother PR1000e のメンテナンスもおこないました。

どんなことでもメーカーや販売店がささっと対応できること。
お客さまが安心して使い続けることができる理由です。




刺しゅうPRO:フォトステッチ ダイハツ タント



今回の刺しゅうは、
ダイハツ タントです。

サイズ:340mm×340mm
397,042針(44色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno





大隅ブラザー、初の自動車の写真刺しゅうです。

刺しゅうPRO のフォトステッチ機能はたいへん優秀。
しかし、なにせ「刺しゅう」です。
糸の太さという物理的な制約もあり、
絵を精密に表現するというより、
まずは太いタッチの油彩画的表現に向いています。

半面、
建物や自動車など、
人工物の直線&曲線の表現にはあまり向いてない、
と云われることもある。

でも、そうでもないかもよ?
というところを、
今回、見ていただきたく作ってみました。

写真でもない絵でもない、
フォトステッチにしか出せない風味。
そんなものを醸し出すにはまだ修行が足りませんが、
「こういう表現もできるんだ」
ということを知っていただければ、
この分野にチャレンジしてくれる方がもっと出てきてくれるかも。

そんな期待を込めて。




ダイハツ タントのアイボリーは、
本来、もうすこしパステルカラーな感じ。
写真だとちょっと色味が濃く見えます。
実際の刺しゅうは実車に近い感じで仕上がっていますよ。

来月は、
ダイハツの中の人に実物をお披露目することになっています。

制作途中を見ていただいたお客さまには、
「タイヤのホイールにさわりたくてうずうずする」
と云っていただいたので、
ふれて味わっていただきました。

それもまた刺しゅうの楽しみかた。

角張っていながら丸い感じ。
これを糸のグラデーションだけで表現してしまうのですから、
刺しゅうPRO、おそるべし。

フォトステッチの機能だけでも、
使えば使うだけどんどん奥が深くなる。
「空が高くなる」とも云えるかな。
ミシンを動かすたび、毎回、新たな発見と感動の連続です。




大きさの比較のために。

額装して brother Innovis LA と。
こうしてならべると小さいサイズのミシンに見えますね。
LA もずいぶん「ごつい」ミシンなのですが。




今回もがんばってくれた PR1000e と記念写真。

明後日は、南大隅町でフォトステッチ講座。
来月は、遠方からきていただくお客さまもいます。
それまでに間に合ってよかった。

1年前の作品を使って講習するより、
できたてほやほやの作品にまつわるあれこれ、
そうしたエピソードを紹介しながらの講習のほうが、
教えるほうも教わるほうも「熱を感じられる」もの。

「フォトステッチはむずかしい」
ではなく、
「むずかしいけど、おもしろい!」

そんなふうに感じてもらえたらうれしいな。




あと4時間!



刺しゅうPRO NEXT & brother PR1000e によるフォトステッチ。
ダイハツ タントを刺しゅうしています。

ずいぶん雰囲気がわかるようになってきました。

ホイールが想像より精緻に表現できてる!
うれしいな。




忘れていませんよ



ダイハツ タント のフォトステッチも、
ちびちびとではありますが、進んでます。

ここ数日、修理依頼が多くて、てんてこ舞い。




今日の修理:志布志市の中学校のミシン



志布志市の中学校、授業で使うミシンの出張修理です。

複数台を修理するときは、
「持ち帰り」で対応させていただくことが多いのですが、
今回は台数も少ないし、
さいわい、どのミシンも大きな故障ではなかったので、
教室を借りて調整させていただきました。

昔なつかしい雰囲気の木造校舎。
窓から入る日差しがじつに「雰囲気」で、
こういうのいいなあ、と。

この学校もまた来年に統廃合でなくなってしまいます。

もったいないですねえ。
担当の先生と、そんなお話をしながら。




Chariot はシャリオと読むのです



鹿屋市串良町に出張修理です。

布押さえホルダーが壊れていたので、交換。
あとは内部の清掃です。
油切れもしていたので、同時に注油も。

ていねいに使われていたこともあって、
じつに軽快に動くミシンです。

そうそう。
電話で修理依頼いただくときは、
お客さまにミシンの名前を訊くようにしているのですが、
すらすらとお答えできる方というのは、
意外と少ないですね。

「私は英語は苦手なのでこんなの読めないわ」
そうおっしゃる方も多い。

ちなみにこのミシンは「Chariot 500」。
「シャリオ」と読むのですが、
読めない方には読めないよなあ。

このミシン、
これから「シャリオ」と呼んであげてください。
お客さまにそうお伝えしたら、
しっかりメモしてくれました。

ようやく名前、おぼえてもらえるかも。




見慣れた桜島の噴煙も



県外からのお客さまに見ていただくと驚いてもらえたり。

ま、このあとの降灰で、
「砂漠の民」みたいになるんですけれど。




刺しゅうPRO:フォトステッチし直しのタント



刺しゅうPRO NEXT & brother PR1000e による、
ダイハツ タント のフォトステッチ。
やり直して、半分、縫い上がりました。

どうでしょう?
今回は気をつけたので縫いずれはありませんよ。
えへん。

ちなみに、
初回の刺しゅうデータとどんなところを変えてみたのか。
比較してみましょう。




これが、そのときの刺しゅう。

くらべてみると、
前回のほうがウィンドウの透明度が高いのがわかります。
ガラス越しの内部を表現したくて、
あえてそういう調整をしました。
繊細な表現になっていますが、
そのぶんちょっと神経質な刺しゅうになっているともいえる。

実際の車のウィンドウはすこしスモークっぽい。
なので、刺しゅうデータもそうなるように再調整。

車体の色味は、
前回のほうが「コットンアイボリー」なのですが、
私の記憶色的には、
もうすこし濃いほうが「らしい」感じがするで、そのように。
タントの丸みのあるやわらかさは、
このほうが出るんじゃないかな、と。

まだ全体を刺しゅうし終えてないので、
うまくいくかどうかはわかりませんが。

こんなふうに、
なんども作りなおしてみることができるのが、
ミシン刺しゅうのおもしろさ。
ハンドステッチのよさもすごさもありますが、
気楽に「よっしゃ、作り直しだ!」と思えるのは、
刺しゅうPRO NEXT とミシンがあってこそ。

大きいサイズを作るようになってからは、
「気楽に」とはだんだんいかなくなってきていますが、
新しい刺しゅうにどんどんとりかかるより、
こんなふうに、
同じモチーフをなんども作り直してみることのほうが、
じつはたいへん勉強になります。
「刺しゅう感覚が身に染みてくる」というのかな。

そのためにも好きな題材を選ぶといいのです。

あと半面、9時間かけてステッチです。