今日の修理:JUKI Atteire E30



今日の修理は鹿屋市上野町のお客さまのミシン。
JUKI Atteire E30 です。

数件のミシン屋に修理を依頼したものの、
「直らないからと買い替えをすすめられて、
 なんだか納得できなくて」
そういって持ち込まれたミシンです。

流れ流され、たどりついたのが大隅ブラザーだったというわけ。

ううううむ。
たしかにおあずかりしたときはきちんと縫えませんでした。
が、曲がっていた針を交換して、
下糸調子を調整することで、
なんの問題もなく縫えるようになりました。
修理というほどのこともない。
どうしてこれが「直せなかった」のか。
そのほうが謎、です。

もちろん当店も、
「修理するより買い替えを検討したほうがいいですね」
そうおすすめすることはあります。
「新しいミシン、ほしいな」
背中を押してもらいたがっているお客さまの背中を、
とん、と押してあげることも(笑)。

それでも、
お客さまがまず修理を希望されているのなら、
可能なかぎり対応したい。
買い替えを提案するのは簡単だし、
新しいミシンはたしかに便利になっていたりしますが、
古くとも慣れたミシンを使い続けていきたい。
そういうお客さまもいるんですから。

壊れてもいないミシンを「修理できない」と判断される。
専門的な知識の有無に関係なく、
「いいかげんな対応されているなあ」
お客さまはちゃんと見抜きます。

修理も、1件1件、こころして取り組んでいきたいですね。