
刺しゅうPRO NEXT があれば、
アップリケデータを簡単に作ることができます。
使い方マニュアル p.153からの手順ですね。
図形をアップリケデータにする方法が説明されています。
本日、お客さまから、
「図形ではなく、文字をアップリケデータにしてみたい」
というご質問がありましたのでお答えします。
また、
このウェブログを閲覧していただいている方々にも、
お役に立つのではないかと考えましたので、
手順をこの場にメモしておきます。
まずは 刺しゅうPRO NEXT のレイアウトセンターで、
文字を入力します。
「L」とか「K」でもいいのですが、
文字内にドーナツ縫いを設定しないといけない「A」を例に。

文字「A」を選択した状態で「属性>図形データに変換」を選びます。
見た目のちがいはわかりにくいのですが、
これで「文字」が「図形」データに変換されました。

この図形「A」を選択したまま、
「編集>ドーナツ縫い…>ドーナツ縫い」を選びます。
こうすることで、
文字内の三角形の空白部分の二重縫いを防ぐことができます。
(使い方マニュアル p.45 を参照してみてください)
「L」とか「K」など文字内に空白部分がないものは、
この「ドーナツ縫い」の手順は不要です。

画面左側に表示されている縫い順の図形「A」を選択して、
右クリックで表示されるメニューから「データを選択」を選びます。

そうすると、
「属性>アップリケウィザード」を選ぶことができるように。

今回のように「ドーナツ縫い」を設定した場合、
「ドーナツ縫いのパーツも合わせる」にチェックを入れて、
「OK」をクリックすると。

これだけでアップリケデータができました!
「ドーナツ縫いのパーツも合わせる」のチェックが外れていると、
Aの文字内の空白部分が塗りつぶされたデータになります、注意。
こんなぐあいに、
文字からアップリケデータが作れると応用範囲が広がります。
なにより簡単に楽しめますよね。
刺しゅうPRO ユーザーのみなさん。
ぜひぜひ挑戦してみてください。