虹をみたかい



昨日の写真ですが、消え入る寸前を。

     *     *     *

沖縄のお客さまからメールでお問い合わせをいただきました。
ですが、返信してもメールを届けられない。
「Delivery Notification: Delivery has failed」ってやつですね。
どうやら「PC からのメールをブロック」されているもよう。

スパムメールに対抗するひとつの術だとはわかっているのですが、
むむむ、こうなるとこちらから連絡の取りようがない。

このウェブログを読んでいただいたとのことなので、
再度、目を通していただけることを期待して、
この場を借りて、返信させていただきます。



差出人: 有限会社大隅ブラザー
件名: お問い合わせありがとうございます
日時: 2013年12月12日 21:12:22 JST

F 様

このたびは大隅ブラザーにお問い合わせいただき、
まことにありがとうございます。
当店のウェブログを読んでいただいたとのこと。
感動していただけるような記事なんてあったっけ?
とも思いますが、
ご連絡いただきたいへんうれしいです。
来年、刺しゅうのお店を、ですか!
すてきですね!
夢をひとつひとつ実現される方のご活躍のお知らせに、
応援させていただくこちらも元気をいただいています。
当店でよろしければ、いろんなあれこれ、ぜひぜひご検討ください。
鹿児島と沖縄なんて、お隣さんですもんね。
当店は、
交通のたいへん不便な「陸の孤島」のようなところにありますが、
鹿児島に来ていただいてもうれしいし、
納品&講習で沖縄に行くのもいいな!と、
F様からメールをいただいて以来、妄想爆走させています。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
まずは、
これからどうやって連絡を取り合っていくか。
そこから考えていきましょう。

有限会社 大隅ブラザー
〒893-0064 鹿児島県鹿屋市西原2-15-38
Tel.0994-43-9753 Fax.0994-44-3662
http://www.osumibrother.com/
http://osumibrotherweblog.blogspot.com/




連絡、お待ちしております。




今日の修理:SINGER Professional S-300



年末の大掃除、なんて時間はとれそうにないので、
すきま時間にいろんなものを片付けているつもりなんですが、
ぜんぜん片付かないですねえ。
ひとつ捨てたら、宅配便屋さんがふたつ届けてくれる。
そんな感じ。

それもまた年末らしいといえば年末らしいのですが。

今日の修理は、鹿屋市内の高校のロックミシン。
SINGER Professional S-300 を6台です。

授業で使われているミシンだけあって、
内部の汚れはたいへんなもの。
それは、まあ、掃除すればいいわけですが、
糸通しというか糸かけにコツが必要なミシンなので、
調整したミシンの配達時に、
そのへんの「作法」のようなものもお伝えします。

糸調子皿にしっかり糸を通す方法と、
押さえ圧の調整について。




これはべつのロックミシンの内部。
外装を外したところですが、
こーんな感じでほこりまみれになっているものも。

すぐに故障につながるわけではないのですが、
こうしたほこりを取り除かないと、
注油もなかなかできないです。

定期的に掃除してくださいね。




今日から Ver.3.0



制作依頼されているフォトステッチ。
年内受付分の最後の作品に取りかかっています。
たいへんお待たせしていますので、
そのぶんていねいに。

ちなみに、これからフォトステッチを依頼される方は、
「2ヶ月3ヶ月待ちはあたりまえ」
という状況になっています。
そのへん覚悟してご依頼ください(笑)。

PR1000e、もう1台、揃えようかな。
オペレーターも募集しなければいかんかなあ。
いや、ほんと。

     *     *     *

当店のフォトステッチ制作環境。
本日、バージョンアップしました。
これまでが Ver.2.0 だったとしたら、
今日から Ver.3.0 です。

どこがどんなふうによくなったのかは、
ええと、諸事情ありまして、
ちょっとナイショ、の部分も多いのですが(笑)、
これまで以上に手軽に、早く、
そしてなにより美しくフォトステッチをおこなえるよう、
環境を整備した、ということです。

効率とクオリティーを高めます。

年末のこの時期は、
1年間かけて考えていたことが実現する時期。
昨年は Ver.1.5 から Ver.2.0 とでもいうべき変化がありました。
よりカラフルな作品を作るためにはどうしたらいいか。
その試行錯誤の成果は形になりつつある、
と思っているのですが、どうでしょう?

来年のテーマは、より精緻なフォトステッチ。

大隅ブラザーのフォトステッチを、
「繊細で好きです」と云ってくれる方も多いのですが、
そのへん、さらに追求してみたいと考えています。

乞う、ご期待。




刺しゅうPRO:お客さまはじめてのフォトステッチ作品



当店のお客さまから、
「フォトステッチ作品ができましたよ」
とご連絡がありました。
お伺いして見せていただきましたよ。

おお、これはなかなかすてきな写真刺しゅう!

ちなみに、このお客さま。
洋裁の技術はもともと高い方なのですが、
フォトステッチはまったくはじめての経験です。
使用するミシンも業務用の刺しゅう専用機ではありません。
家庭用の刺しゅうミシン、
brother Innovis D400J です。




枠サイズの制約もありますし、
「データを10万針以下でおさめたい」という事情を考えると、
かなり健闘していると思います。

大隅ブラザーのサポートがあれば、
ほんとにはじめての初心者でも、
いきなりこのくらいは楽しんでいただけるのです。
刺しゅうPRO NEXT、すばらしい!

     *     *     *

「お金はいくらでも払うのでフォトステッチを教えてほしい」
「方法を教えてくれたら、ミシンを買います」
そういうお問い合わせを、
大隅ブラザーはよくいただきます。

たいへんありがたいことなのですが、
現在は、上記のようなお話になかなか対応できていません。

大隅ブラザーは、
当店でご購入いただいたお客さまに、
「サービス」としてフォトステッチをお教えしています。
単独の、それだけを切り離した講習はおこなっていないのです。

ミシン刺しゅう、とくにフォトステッチは、
ミシンの使い方だけでは完結しませんし、
刺しゅうPRO や Photoshop といった、
デジタルワークだけでも成り立たないからです。

総合的・継続的な指導ができないと、
なかなかその方法をお伝えしにくいのですね。

ミシンのメンテナンスはもちろん、
コンピュータの設定からソフトウェアの使い方のコツまで、
大隅ブラザーはぜーんぶまるごと面倒みます。

そういう大隅ブラザーのサポート体制を、
ウェブサイトやウェブログで知っている方は、
何時間も車を運転して、新幹線に乗って、飛行機を使って、
辺境の地のこのミシン屋まで、
わざわざミシンやソフトをお買い求めにこられます。
そのお客さまの心意気。
こちらも気合いが入るじゃないですか。
大隅ブラザーはそういうお客さまのためのミシン屋でありたい。

「教えてくれたら買いますよ」
じつは、
そういうお客さまからのお話を受けつけていた時期があります。

でも、止めちゃいました。

そういうお客さまとは、
いいおつきあいがなかなか続かないのです。

こういう最初に条件を出してこられるお客さまは、
手っ取り早く「技術だけ」がほしいんじゃないかな。
「教えてくれたら買いますよ」と申し出てくれたお客さまで、
大隅ブラザーで買ってくれた方は、いままで、いません(笑)。

知りたいことを知ったら、あとはうやむや。
しだいに疎遠になって、終わり。

でもその後、
ほかのミシン屋でミシンを購入してる、とか、
「大隅ブラザーより安くしてくれたら、おたくから買いますよ」
なんて、ほかのミシン屋との価格交渉の材料に利用してた、
というような話は耳に入ってくるものなのです。
世界はせまいですぞ、おそろしい(笑)。

お客さまがどういう買い物をされるのかは、
もちろんお客さまの自由です。
「1円でも安く」
それをまちがっているとはだれも考えていないはず。
もちろん、大隅ブラザーだってそうです。

けれど、
上記のようなお客さまは、
じつはたいへんソンをされているのです。

フォトステッチの勘所なんて1時間弱もあればお伝えできます。
でも、それはあくまで「知っておくべき最低限のこと」で、
「ほんとうに知りたいこと」というのは、
刺しゅうPRO や Photoshop や刺しゅうミシンを実際に使うようになって、
はじめて、お客さま自身、わかってくることなんです。
「わからないことが、ようやく、わかる」
そういう時期はミシンを手に入れたあとから、くる。

大隅ブラザーのサポートは、
だから「そこからはじめて始まる」のです。

でも、
「必要なことさえ教えてもらったら、あとはさよなら〜」
というお客さまは、
もう、大隅ブラザーに訊けないですよね。
口約束とはいえ「あとで買いますね」を反古にしている。
よそで買ったミシンのことはさすがに質問しにくい(笑)。

かといって、
大幅値引きしてくれたミシン店はというと、
「サポートはできないけれどそのぶん安くしとくね」
もともとそういう店であることも多い。
「これ以上はメーカーのお客さま相談室へ連絡してください」
とかね。

でも、お客さまはここで立ち往生してしまうわけです。

実際、最近、増えているのが、
PR 系の業務用刺しゅうミシンをお使いの方からの、
悲痛なお問い合わせ、というのか「訴え」です。

「売るときだけはいいことを云うけど、
 まったくサポートしてくれない店で買ってしまった」
「値引きには応じるけど、
 刺しゅうPRO の問い合わせはメーカーにするようにと、
 しつこく念を押されたけれど、
 それでだいじょうぶだろうか……」

そういうお客さまの駆け込み寺みたいな当店は、
メモを取りながらお客さまからのお話を伺っているうち、
手元にいつしかそういう業者のリストができてきました。
うーむ。
これはさすがにおそろしくて公表はできませんけどね。

しかし、
PR シリーズなんて、
なんだかんだあれこれ同時にそろえると100万円以上するミシンです。
それが「使われずに放置されてる」なんて話を聞くと、
義憤とまではいかなくとも、
たいへん、こう、複雑な気分になるのです。

吹けば飛ぶような日本の端っこのミシン店のこと。
業界を批判する権利はありませんし、
そんなことをするつもりもありません。

ぐっと堪えて大隅ブラザーにできるのは、
「自店のサポート体制をいかに充実させるか」だけ。

「大隅さんで買ってよかった」
そう云っていただくためには、
技術をしっかり磨いていかなければなりません。
高めれば高めるほど、教えることにも深さが生まれるはず。
お金も時間も手間もかかりますが、
もともと好きなことですから苦なんてちっとも感じません。

フォトステッチ大好き!という方は、
まだまだ少数だと思います。
ずーっと少数という可能性もあります。
でも、そういう方のためのミシン屋でありたい。

なんて、
「年始の挨拶」とするには、
少々グチっぽい感じもするので(笑)、
年末のこの時期、こそっと書き留めておくことにしました。
へへへ。




仕事を終えたあとには、ペンを



日々、電子メールや SNS 、
サポートには チャットワーク などを活用していますが、
じつは、大隅ブラザーは毎日けっこう手紙を書きます。

たいていはお礼状なのですが、
督促状なんてのも、たまには(笑)。

お客さまの手作りをサポートするのがミシン屋であるなら、
手紙という形式も、また、大切にしていきたいと思っているのです。

へたっぴな字でもうしわけないのですけどね。

キーボードを叩くのとはちがうドライヴ感があります。
こころが落ち着くというのかな。
写経をしている気分かも(笑)。

帰途、いつものポストに、
ごとんごとんごとん、と投函するのが、
毎夜、楽しい日課です。




brother Innovis LA 新発売!



あれ?
2013年12月3日 20:00 現在、
brother からニュースリリースが出てないなあ。
でも、製品サイトサポートサイトも12月2日に公開されてるから、
記事にしても、問題ないよね???

     *     *     *

この季節、恒例行事。
昨日、brother の新しいミシンが発表・発売されました。

brother Innovis LA です!

はじめて聞いたときは、
「LA? なにそれ、 ロサンゼルス???」
と思いっきり恥ずかしいことを口走り笑われてしまいましたが。

これはもちろん「Laura Ashley」です。

最初からカラーリングを見せられていれば、
すぐにわかったと思うんですけれどもね(笑)。

ところで、これ、どんなミシン?

昨年、発売されて大きな反響を巻き起こした、
brother Innovis VF1
その VF1 に、
brother Innovis 5000 で搭載されて、
これまた評判になった、
ローラ アシュレイ監修の刺しゅう模様が内蔵されたモデル、
というのが、とりあえず、わかりやすいかと思います。

「VF1 + 5000 = LA」ですね。

ローラ アシュレイの刺しゅう模様も、
5000 の50種類から60種類に増えていますし、
模様の「反転」ができるようになりました。
これ、ほんと「できたらいいな!」だったんです。
応用範囲がぐっと広がりました。

縫い機能は、当然、VF1 とほぼ同等です。

「ほぼ」というのは、
いくつか搭載されていない機能があるため。

VF1 に搭載されていて、LA に搭載されていない機能は、

  ・刺しゅう機能 …… センサー機能刺しゅう
  ・実用機能 …… センサー機能実用
  ・実用機能 …… レーザーラインマーカー

となっています。

このあたり、
「あったほうがいい!」という方と、
「なくてもべつにいいかな?」という方で、
意見が分かれるところかな。

また、
機能としては使えるけれど、
「オプション(別売り)あつかい」になったものがあります。

  ・LED ポインタ付き刺しゅう押さえ
  ・デュアルフィード(希望小売価格 税別28,000円)
  ・39色刺しゅう糸セット
  ・マルチ機能フットコントローラー
   (希望小売価格 税別15,000円)

上記が代表的なところですが、

  ・2色用糸立てスタンド
  ・刺しゅうカードリーダー
  ・刺しゅう枠(S)
  ・刺しゅう枠(L)
  ・直線押さえ(F042N)
  ・ガイド付きピーシング押え(F057)
  ・フリーモーションキルト押え
  ・エコーキルト押え
  ・デュアルフィード押え用オープントゥ(F070)
  ・針交換ツール
  ・内かま(灰色、ボビンワーク用)
  ・直線針板

なども、
標準装備から外れています。

デュアルフィードとマルチ機能フットコントローラーは、
VF1 系のミシンを象徴する部品だと思っていたので、
標準装備から外れたのは、
じつは大隅ブラザー的には意外でしたが、
「とにかくてんこ盛り」だった VF1 から、
「まずはこのでっかいふところのミシンを経験してよ!」
というモデルが LA なんだろうな、と考えれば納得です。

「VF1 − 各種オプション機能・部品 = LA」ですね。

  ・brother Innovis VF1
   メーカー希望小売価格 700,000円(税別)

  ・brother Innovis LA
   メーカー希望小売価格 590,000円(税別)

というわけで、
当然、価格的にも手が届きやすくなっています。
比較すると、ね!(笑)

とにかく、まずはさわってみたいんだ、という方は、
大隅ブラザーに、ぜひ、お立寄りください。

実機はすでに入荷しています!




こーんな感じで、まだ梱包されたままですが(笑)、
明日には「開梱の儀」とやらを。






期間限定!



ではありますが、
現在、当店には brother PR655 と PR1000e が並んでるんですよ。




大野原いきいき祭りと千本イチョウ



仕事の合間に、
垂水市高峠にある大野原(うのばい)地区で開催された、
「大野原いきいき祭り」
にいってきました。

メインとなる物産展は、廃校跡の体育館にて。
名物のつらさげいもを中心に販売されていました。
今年ももちろん買ってきましたよ。

寒風にさらして糖度がぐーんと高くなったさつまいも。
焼き芋やガネにしていただきましょう。




おいしい豚汁と、
ごはんと鶏の唐揚げと手羽先を焼いたものを。
あと、焼きトウモロコシも。
……ずいぶん食べました。
でも、おいしかったね。




帰りは、
見頃をむかえた千本イチョウを。

ときおり小雨の混じる寒い日でしたが、
いちばんきれいな時期ということもあって、
シャトルバスが運行されるほどの大にぎわい。
タイミングがたまたまよく、
近くの駐車場に入れることができました。

毎年、黄色い絨毯が敷き詰められたころに訪れます。
こんなふうに散る前にきたのははじめてかも。




おいしいごはんを食べたあとだから、
元気、元気!
走る、走る!
踊る、踊る!

坂だらけの景勝地なので、
ついていくのがたいへんでした。
ひごろの運動不足を実感できます。




今日の修理:brother SISTER ほか



今日の修理は、垂水市潮彩町のお客さまのミシン。
brother SISTER です。

brother で SISTER とはこれいかに(笑)。

かつてお母さまが使っていたミシン。
「使えるようになりますか?」
と娘さんに持ち込んでいただきました。

モーターベルトがゆるゆるで、
これはまあすぐに調整できるのですが、
縫い目調整、模様選択のダイヤルが、
がっちり固着していました。
ゆるめるのに時間をすこしいただきましたが、
軽快に動くようになりましたよ。




こちらのミシンは、鹿屋市内の高校のロックミシン。
SINGER Professional S-300 が2台と、




baby lock 糸取物語 BL-66 が2台です。

SINGER Professional S-300 は、
フットコントローラーの断線だったり、
油っ気がなくなっていたため、
スムーズに動いていなかっただけでしたが、
baby lock 糸取物語 BL-66 は、
2台ともこれまたがっちり固着。
聞くと、
数年、使わずに放置されていたもよう。
いいロックミシンなのに、もったない!

固着で使われていなかったのかもしれませんが、
使用しないでしまいこんでおくのが、
ミシンにとっていちばん過酷なんですね。

長く使わないときでも、
部屋の空気を入れ替えするように、
ときには、ミシン、動かしてあげてください。
「動きが悪くなってきたな」というときは、
お近くの専門店で早めにみてもらいましょう。

今回のロックミシンは、
一晩かけて固着が解消できました。
針棒の上のカバーがどちらともなくなっているので、
メーカーに発注してとりあえず「完了」です。




「ラメ糸で飾るモチーフコレクション」作例を



そうそう。
昨日、撮った、
刺しゅうカード「ラメ糸で飾るモチーフコレクション」の作例を。




というか、
こんなヘタっぴな写真ではよさが伝わらないですね(笑)。

在庫切れのメタリック糸に関しては、
「赤」は12月中旬に出荷が可能になるそうです。
「青」は……いつになるんでしょう?
メーカーさんの奮起をみなで期待しましょう。
うん。