
刺しゅうPRO NEXT と brother PR1000e によるフォトステッチ。
縫製25色終えたところ。
肌のなめらかなグラデーションが立ち上がってきました。
刺しゅうPRO の表現力、すごいね。

これから髪を中心に糸色が入るわけですが、
すでにこの段階でたくさんの色が使われていることがわかります。
茶色はもとより、
朱色や黄色、青系の色まで複雑に折り重なっている。
髪の流れ、質感、重さや軽さは、
たくさんの糸色のハーモニーで表現されているのですね。
「近くで見るとあまりきれいじゃない」
「近くで見てもきれい」
写真刺しゅうのこの差は、
「どれだけたくさんの糸色を使っているか」
にあるんじゃないかと(それだけではないけれど)思っています。
完成したものでもわかりますが、
こんなふうに、
制作途中でしか見られない色の重なりの美しさというものもある。
刺しゅうしていて「にやり」とすることのひとつです。