今日の修理:FLOWER



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまのミシン。
FLOWER です。

もともと足踏みミシンとしても、
外付けモーター式のミシンとしても使える設計のミシン。
お客さまの店舗の片隅でひっそりと眠っていたものを、
今回、改修させていただくことになりました。

がっつり清掃・点検した上で、
モーターとフットコントローラーを交換しました。
この手の古いミシンは、
金属製のボビンとボビンケースを使いますが、
サビだらけになっているものも多いし、
頑丈そうなボビンケースも落下だけでけっこう変形しちゃいます。
どちらも修理時に思い切って新調するといいのです。

時間をかけて調整することで、
ふたたび静かに力強く縫えるミシンとしてよみがえりましたよ。




今日の修理:brother Innovis C61



あけましておめでとうございます。
大隅ブラザー、本日、仕事始めです。

今日の修理は鹿児島県肝属郡のお客さまのミシン。
brother Innovis C61 です。

糸カセット方式の斬新な糸通し機構のミシン。
上糸通しが簡単にできることがウリなのですが、
長いあいだ使っているときちんと糸通しできなくなることが。




写真の中央の部品が曲がってしまうんですね。
指先でちょいちょいともとに戻してあげるだけで、
じつは簡単に直すことができたりします。

が、それはこのミシンの機構がわかっている人間だからできること。
知らないまま適当にぐにぐにやってしまうと、
変形が進んで「ユニット丸ごと交換」なんてことになりかねない。

このタイプのミシンで「上糸通しができなくなったなあ」と思われたときは、
すぐさまお近くのミシン専門店へ持っていくのが吉。

まあ、どんなミシンもそうなんですけれど。