今日の刺しゅう:鹿屋中央高校 校章



今年の夏、甲子園出場で湧かせてくれた、
鹿屋中央高校の校章の刺しゅうデータを作りました。

鹿屋中央高校は、
野球以外にも、
さまざまなスポーツの強豪校として知られています。

レスリング部も、そのひとつ。

今回の刺しゅうは、
レスリング部のみなさんの、
ユニフォームなどを飾っていただくためのもの。

大隅ブラザーは刺しゅう屋ではありません。
「刺しゅうデータを作ってもらえませんか」
と、ご依頼いただくこともあるのですが、
お受けすることがむずかしいことも。

(そういう場合は、お近くの刺しゅう専門店をご紹介できます)

でもま、
当店で刺しゅうミシンを買っていただいたお客さまから、
「ちょっとおねがい♪」
と頼まれたら、ええ、お断りするわけにはいかないですもんね。

講習がてら、マニュアルパンチの実演を披露するわけ。

刺しゅうデータ作りはおもしろい。

ですが、
刺しゅうミシンユーザーが、
みなパンチデータを作りたがっているかというと、
そういうわけでもない。

気軽に好きな刺しゅうを自分の作品に入れてみたい。
そういう方のほうが多いのではないかな。

「こういう刺しゅうデータを使ってみたいんです」
お客さまからのそんな相談にお応えできるミシン屋でありたいな。
大隅ブラザーはそんなふうに思ってます。

鹿屋中央高校のレスリング部は強豪中の強豪校。
選手のみなさんにおともして、
全国の試合に大隅ブラザーが作った刺しゅうがついてまわる。

うむ、それだけでじゅうぶん、愉快。




ユニフォームに刺しゅうする場合の金銀糸



ユニフォームや道場着に、
チーム名や道場名、選手の名前をミシンで刺しゅうする。

そのとき、金糸銀糸を使えたらかっこいいですよね!

brother はメタリック刺しゅう糸として、
「998」という番号で刺しゅう糸をリリースしています。
大隅ブラザーでももちろん販売していて、
「ほかのメーカーの金銀糸よりやわからくて使いやすい」
と、じつはひそかに人気の糸だったりするのです。

ところで、この糸、300m 巻きなんです。
太巻きはないのでしょうか。

調べてみました。

・brother の金糸は「オゼキ」製。

・ただし brother 専用商品ということで、
 まったく同じ糸の太巻きは販売していない。

・糸質と色味がほぼ同等の糸としては、
 「ウルトラポス 8分テトロン芯 G26 210dtex 5,000m 巻」
 がある。

オゼキの糸をチョイスすれば、
(家庭用刺しゅうミシンではちょっと工夫しなければなりませんが)
太巻きの 5,000m が使えそうです。

オゼキさんに金糸銀糸を使うさいの注意点をお聞きました。

・「やわらかさ」を求めるなら「レーヨン芯」の刺しゅう糸もある。
 が、そのぶん強度が落ちる。
 やはり「ウルトラポス」がバランスがいい。
 レーヨン芯の金糸銀糸だと、
 道場着の帯など厚く堅いものを縫う場合、
 縫製時、糸が切れる可能性もあるとのこと。

・金糸銀糸は汗と反応して「黒ずむ」場合がある。
 汗がついたまま数日放置されたり洗濯をくりかえされることで、
 (ほかの糸と比較して)色あせしたり黒ずんだりする心配がある。

・なので、
 スポーツ関係のユニフォームの類には、
 金糸銀糸を使わないのが、無難。
 (後日、クレームの原因になることもある)
 金糸銀糸っぽく見える普通の刺しゅう糸で代替することが多い。

とのこと。
なるほどねー。

流派によるのかもしれませんが、
「帯の刺しゅうは絶対金糸!」という世界(空手とか)もあるのだそう。

というわけで、
刺しゅう屋さんは日々試行錯誤。
999に乗って「自分の糸」を探す旅を今日もまた……。




「ハッピー軽フェア」でオリジナルノートをもらったよ



「ハッピー軽フェア」を開催していた、SUBARU 販売店へ。

最近、
SUBARU はキャンペーンにチェブラーシカを使ってます。
すてきです!
機会があれば、おじゃますることに。

毎回「車を買う」というわけにはいかないので、
そのへん、ちょっともうしわけないのですが……。

来場者全員がひけるくじで、
オリジナルノートをもらいました。

ひそかにねらっていた「オリジナルサンシェードテント」は、
すでにべつのかたが当選してました。
残念!




でも、このノートも、
小振りで薄い方眼がたいへん使いやすそうです。

「もったいない」とコレクションしてしまうと、
「いつまでたっても使えない→いずれゴミに」となってしまう。
好きなキャラクターのグッズは、
思い切って、どんどん使っていくのが吉です。




ScanNCut:タコさんをカット



御嶽山の噴火、びっくりしましたね。
登山客の方の撮影された映像を YouTube で見ましたが、
おそろしい、おそろしい。

噴煙や火山灰、鹿児島県民には見慣れたものですが、
遠目で見てるから「勇壮だなあ」と構えていられる。
しかし、大噴火となれば、
今回のように迫りくる噴煙と大量の火山灰が、
登山客ではなく、
町中で暮らす一般の人たちを襲いかねない。

そういう土地で生きている。
そのことをあらためて思い知らされた気がします。

今日は、
昨日修理を終えたミシンを配達したりお渡ししながら、
合間に brother ScanNCut でタコさんをカットしてました。
お客さまへのお礼状に使うのです。

素材はリバティプリント。
紙でもいいのですが、
大隅ブラザーの場合、
ミシン店として汎用性が高いので、
布地で切り出すことが多いです。
布にも紙にも、アイロンでさくさく貼りつけます。

大隅ブラザーでは 54,800円(税別・送料込み)で好評発売中!

ぜひぜひ、どうぞ。

     *     *     *

鹿児島県鹿屋市串良町のお客さま。
本日は brother Innovis Si505 をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
仕事に子育てにおいそがしいなか、
じっくり検討、
ご主人を説得しながら!ミシンを選んでいただきました。
じょうぶで使いやすいミシンです。
「このミシンにしてよかった!」
そう思っていただけるよう、
しっかりサポートさせていただきます。
これからどんなことでもご相談くださいね!

     *     *     *

来週は、
ミシン刺しゅうに適した、
「やわからい金糸」を探す旅に出る予定!




今日の修理:brother LM700 ほか



セブンイレブンのホットコーヒーが、
よりおいしく感じられる季節になってきました。
近々、さらにおいしく改良されたものが飲めるようになるとのこと。
おお、これは期待!です。

鹿児島もすこーしずつ秋めいてきたせいか、
「そろそろ洋裁を再開してみようかな」という方が増えてきたのかも。
ミシン修理のお客さまが増えてきました。

本日のミシン修理は、
鹿児島県鹿屋市田淵町のお客さまのミシン。
brother LM700 です。

「使っていたら縫えなくなってしまいました〜」
とのこと。

糸を噛み込んだときにできたとおぼしき傷が、
内釜と外釜についてしまっています。

内釜は交換。
外釜は小さな傷なので研磨で対応しました。




天秤に糸がからまっています。
これでは糸がスムーズに送られません。

糸が切れまま、もしくは、針穴から抜けたまま、
ミシンを動かし続けてしまうと、
こういう感じにからまります。
学校の家庭科用のミシンでよくみられる症状ですね。




上糸調子皿にも糸が巻きついていました。

これでは糸調子皿がしっかり閉じない。
下糸調子(下糸が強くなる・布下で糸がからまる)の原因になります。
ここに糸くずが1本残っているだけで糸調子が取れなくなることもある。
要チェック、の箇所。




内部に、




サビがずいぶん出ていますね。

大切に使っている方でも、
ミシンの内部、こうなっていることがあります。

一年中湿気の多い日本のこと。
しかたがない面もありますが、
大隅ブラザーは「冬の結露」を疑っています。

押し入れや物置のなかというのは、
「機械」を片付けておくのに最悪の場所なのですが、
冬、窓ガラスがびっしょり濡れてしまう部屋や、
コンクリート打ちっぱなしの工房、
密閉度の高い新築のマンション、なんてのも、
ミシンにあまりよくないんじゃないかな。




糸切り機構の刃が悪くなっていたので、交換。

自動糸切りは便利ですが、
切れ味が悪くなると糸からまりの原因にもなるので、
「最近、糸切れが悪くなってる」と思ったら、
購入店で整備してもらうといいです。

ちなみに当店で購入していただいたミシンの場合、
このくらいの修理は無料で対応しちゃってます。
サービス、サービス!




こちらのミシンは、
鹿児島県鹿屋市浜田町のお客さまの家庭用ミシン。
JUKI Liza-100 です。

モーターは唸るけれども、ミシンがまったく動かない。
固着かな、と思いましたが、
針棒クランクに糸がびっしりからまっていました。

これもまた、
糸が切れまま、もしくは、針穴から抜けたまま、
動かし続けてしまったミシンで見られる症状。




こちらのミシンは、
鹿児島県鹿屋市上野町のお客さまの職業用ミシン。
brother Nouvelle Couture Special Ⅱです。

針と釜のタイミングがすこーしずれていたので、調整。
それだけで、小気味よい音で縫えるようになりました。




ミシンなんでも相談会、終了です



「ミシンなんでも相談会」2014年9月19日(金)- 9月21日(日)
無事、終了いたしました。
ありがとうございました。

今回もたくさんミシンをお買い求めいただきました。
修理依頼も刺しゅう依頼も。

brother Innovis LA と、
brother Innovis D400J による、
刺しゅうPRO NEXT のデモにも、
多くの方におどろいていただきよろこんでいただけました。

次回のミシンなんでも相談会は10月中旬に開催です。

次回の目玉は、
刺しゅうミシンの講習です。
みんなで「ワッペン製作の基礎の基礎」を勉強してみませんか。

できるだけ新しく仕材を買い足さずに、
最低限の準備で、
刺しゅうミシンの機能だけで、
(刺しゅうPRO を使える方はもっと自由に!)
気軽にワッペン作りに挑戦できる。
その方法を伝授いたします。
もちろん、
本格的なワッペン風味に仕上げましょう。

日時:2014年10月17日(金)- 10月19日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
brother Innovis D400J
・brother Innovis Si505
brother SOLEIL 70 / 80
・brother FM1100
・brother HL432df
baby lock BL69WJ
・brother Nouvelle PRO
JUKI SL-300EX

・brother Scan N Cut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

みなさま、お待ちしております。
ぜひぜひ。

大隅ブラザーと入れ替わりで、
プラッセだいわ鹿屋店には、
現在、カントリー雑貨 ひとつぶのたねさんが出店されてます。
いい雑貨がとにかく安い!
こちらも、ぜひ。




本日は完敗



地元アイドルユニット 1 Believe FNC には勝てませぬ。
いえー。




接客の合間はキルターでした



ひたすら落としミシン。

brother Innovis VF1 や LA は、
押さえや送り機構がこれまでのミシンと比較して、
格段に進化しているので、
普通の押さえのままでも、
じゅうぶんうまくキルト作品を仕上げることができます。

が、送りにデュアルフィードを取り付けると、
へたっぴな大隅ブラザーでも、
さらにらくらく&きれいに縫い上げることができる。

いやあ、これは、ほんとに、いいものだ。

あとは縁をぐるりと処理するだけ。
こちらは、明日のお楽しみ。




表も裏もリバティプリント。
試作というわりには、なにげにお金、かかってます(笑)。




ミシンなんでも相談会、明日から!



明日から 鹿児島県鹿屋市のプラッセだいわ鹿屋店にて、
「ミシンなんでも相談会」です。

日時:2014年9月19日(金)- 9月21日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
brother Innovis D400J
・brother Innovis Si505
brother SOLEIL 70 / 80
・brother FM1100
・brother HL432df
baby lock BL69WJ
・brother Nouvelle PRO
JUKI SL-300EX

・brother ScanNCut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

みなさま、お待ちしております。
ぜひぜひ。




今日の修理:brother PC-4000 ほか



今日の修理は、
鹿児島県肝属郡肝付町のお客さまのミシン、
brother PC-4000 と、
鹿児島県肝属郡肝付町のお客さまのミシン、
JUKI HZL-7700 と、
鹿児島県垂水市旭町のお客さまのロックミシン、
JUKI MO-522 と、
鹿児島県姶良郡湧水町のお客さまのミシン、
brother SOCIE です。

「針板を外したら、
 ぬいぐるみが作れるくらいほこりがつまっていましたよ」
というのは、
大隅ブラザーが好きな言い回しですが、
文字どおり、そんなミシンもちらほらと。

本日修理したミシンの不調は、
基本的に、
「ほこりがつまったまま長年放置→油切れ→固着」が原因です。

油を注す前に、まず、とことん清掃。

そうすることで、
どのミシンもきれいに縫えるようになりました。




ロックミシンの講習会でした



本日は、
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室1にて、
ロックミシンの講座をおこないました。

ロックミシンはじめての方も、
持っているロックミシンをあまり使いこなしていない方も、
基礎的な使い方を学びながら、
その便利さ、簡単さに触れていただけたのではないかなと。

参加していただいたみなさま、ありがとうございました!

     *     *     *

鹿児島県鹿屋市白崎町のお客さま。
このたびは brother Innovis SE3800D をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
他メーカーの刺しゅうミシンからの買い替えとなります。
前回のミシンは、
通信販売で購入され、手元に届いてから、
満足に使えない代物だったということがわかり、
たいへん後悔されたということ。
今回は慎重に慎重を期して選んでいただきました。

刺しゅうミシンの使い方、そのコツは、
なかなか取扱説明書に書いてないことが多い。
インターネットでも情報が少ない。
まさに当店の出番です(笑)。

どんなことでも訊きまくって、
大隅ブラザーをめいっぱい活用してください。
サポート、どーんと引き受けます。




ときには



コンピュータの修理もします。

刺しゅうミシンとコンピュータ。
どちらのことも知っておかないと、
お客さまへの対応ができない時代になってます。

でも、一般の方の持ち込みはご勘弁を。

これ、
あくまでも当店のお客さまへのサービスのひとつなのです。

ちなみにこちらのお客さまは、
コンピュータのトラックパッドが不調でしたので、
調整させていただきました。

当店で刺しゅうミシンや、
刺しゅうPRO をお買い求めいただいた、
お客さまのコンピュータへ、
ソフトのセットアップ作業をおこなうことがあります。
すると、
かなり高い割合で「問題を抱えたコンピュータ」に出くわします。

Windows マシンを使われている方はたいへんだなあ。

なんて、
お客さまのそのたいへんな Windows マシンを前に、
四苦八苦することも、また。

刺しゅうPRO のインストールだけで、
7時間かかったこともありました。
システムの再インストールが必要だったんですよね、あのときは。
(遠い目……)




今日の修理:志布志市の中学校のミシン



今日の修理は、鹿児島県志布志の中学校のミシン。

JANOME Elemode 21 を2台。
brother MS201 を1台。
JUKI NEW COSER 57 を1台。
JANOME MARIETTA 7070 を1台。
SINGER School Mate 5030 を5台。
brother AT 307 を2台。
SINGER mon ami Newne を3台。

合計15台、ようやく片付きました!
この夏の学校用ミシンの修理がこれで一段落ついたかな。

おつかれさま。




刺しゅうPRO:フォトステッチ 女の子



今回の刺しゅうは、
お客さまからのご依頼でステッチさせていただきました。

サイズ:185mm×135mm
190,231針(50色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno




フォトステッチを頼まれる。
大切なお子さまの写真をおあずかりする。
写真でなく、刺しゅうであることの意味。
考えずにはいられません。

どんな雰囲気の刺しゅうにするか。
技術的に(ほんのすこし、ですが)余裕が出てきたからこそ、
それが悩ましい問題として立ちはだかるようになってきました。

しかし、なにごとにも期限がある。

短い時間のなか、どんな作品にするか、
Photoshop と 刺しゅうPRO を行き来しながら、
これまでになく深い逡巡が必要な刺しゅうとなりました。

ご家族に、ご本人に、気に入っていただけるとうれしいのですが。




10色、縫い終えたところ。

おおざっぱに「あたり」をとってる感じです。
背景の黄色いグラデーションがすでにきれいにできています。




35色を縫い終えたところ。

以前は、ここで悩むことが多かった。
人物だと「肌の色が濃すぎるのではないか」と感じるんですね。
ここで中断して刺しゅうデータを作りなおす。
そういう経験は、数かぎりなく。

でも、いまの大隅ブラザーは安心してそのまま進めます。

刺しゅうPRO のフォトステッチ機能。
そのアルゴリズムを信頼していますから。

それと、ささやかな自分の経験も。




50色、縫い上げました。
13時間、今回も brother PR1000e 、がんばってくれました。

50色でかなりしっかり作り込んでいます。
過不足ないデータ。
ムダな糸色がない状態。

「できるだけ少ない糸色できれいな刺しゅうを」
それを目指して試行錯誤している方もいます。
「利益」とか「生産性」とか「作業効率」を考えると、
たしかにそういう方向性を考えたくなる。

大隅ブラザーは「あまのじゃく」なので、
写真刺しゅうのときくらい、
そういう経済性とは真逆の地平を目指したいな。

時間がかかる、手間がかかる。
だから取り組む人もそんなに多くない。
でも「だからこそ意味がある」そんな気がするのです。




刺しゅうPRO のプレビューよりも、
きれいなグラデーションに仕上がったときはうれしいですよ。

刺しゅうPRO のフォトステッチ機能は使えない。
そう感じているユーザーは少なくない。
販売店の方のなかにもそう思っている方がいるし、
メーカーのなかにすら「信じてない」方がいる。

片田舎のミシン屋が片手間に取り組んでいても、
このくらいのフォトステッチができる。
なので、
まずそのことにおどろいてもらえたら、うれしい。

「じゃあ、私にもできるかも!」
そう考えてくれる方が増えてくれるといいなあ、と。




brother Innovis LA でサイズ比較。

ほんとのことをいうと、
このくらいのサイズはけっこうむずかしいのです。
大きいほうがずっとラク。

それゆえ、
この家庭用ミシンサイズでフォトステッチを研究するのは、
たいへん勉強になります。




刺しゅうPRO:今週のフォトステッチデータ



Photoshop と刺しゅうPRO NEXT を行き来すること……時間。
ようやく刺しゅうデータができました。
18万5千針、13時間のフォトステッチです。

明日は(もう「今日は」ですが!)、
このデータを brother PR1000e で縫製しながら、
ミシン修理に明け暮れる予定。




刺しゅうPRO:お客さまのフォトステッチ 犬山城



(株)精研ブログさんから、
「犬山城のフォトステッチが完成しました!」とご連絡いただきました。

すごい!きれいですね!
重厚感も繊細さも、堅さもやわからさも表現されていますよ。
108万針の大作です。
すばらしい!

刺しゅうPRO のフォトステッチ機能を使って、
こんなふうに写真をステッチされる方がすこしずつですが増えてきている。
すてきです。

いろんな方がいろんな思いで、
この新しい分野に取り組みはじめています。

そのお手伝いをさせていただいている大隅ブラザーです。
うむ、たいへんうれしい。



(株)精研ブログ




刺しゅうPRO:お客さまのはじめてのフォトステッチ



先週、当店のフォトステッチ講座を受けにきていただいた、
大阪のお客さまから、
「こんな感じで刺しゅうできましたよ!」
とご連絡いただきました。

刺しゅうPRO もはじめてなら、
Photoshop をお使いになるのも、はじめて。
はじめてづくしの1泊2日の強行軍はたいへんだったと思います。

口調はやさしい大隅ブラザーですが、
じつはたいへんなスパルタ講習をおこないますのでね(笑)。

でも、初回でここまでステッチできたことは、
たいへんうれしい!すばらしい!

お客さま自身が考えながら悩まれながら、
データを作られたことがちゃんと結果となっている。

大きな声では云えないけれど、
こういう実になるフォトステッチ講習を受けられるのは、
日本広しといえど、大隅ブラザーくらいよ。
うむ、ここだけの話。

先日、
海外で刺しゅうミシンの拡販に尽力されている、
brother の方とお話する機会がありました。

・刺しゅう(縫製)技術
・写真(画像)に関する知識
・レタッチ(Photoshop)の技術

これが三位一体となってフォトステッチになる。
それぞれのバランスが取れていればそこそこの刺しゅうができる。
「うまくいかない」という方は、
上記いずれかが大きく欠落していてそれが足をひっぱっている。
そんな印象を受けますね。

……という話になりました。

このお客さまは、
刺しゅう(縫製)技術に関しては群を抜く経験の持ち主。
あとの2点をこれからたっぷり学んでいかれることで、
すばらしい写真刺しゅうを作っていかれることと思います。

大隅ブラザー、
今後もばっちりサポートさせていただきます。
これからもよろしくお願いいたしますね。

そう、これからが、本番。