RYOBI ホビールータ HR-100



買いました。

これから、
あんなことこんなことに使います。

ちょっと回してみましたが、いい感じ。
乾電池式のポータブルにしなくて、
ほんとよかった。




福岡にて



刺しゅうミシンと brother ScanNCut の講習会に参加しています。




お客さまに楽しく使っていただく方策を、あれこれと。

で、このあと、会議!




最近のフォトステッチ3作



ならべてみました。

おお、こうしてみるとそれなりに迫力ありますね。
と、これぞまさしく「自画自賛」(笑)。




オゼキ ラメスタイロ 210dtex 3,000m



全24色、大人買い!

……というか、大人仕入れ(笑)。

そうそう。
オゼキさん、ウルトラポス 120/2 2,000m も、
この形状の糸コマに変更しませんか?




刺しゅうPRO:フォトステッチ 本田翼



今回の刺しゅうは、
お客さまからのご依頼で「本田翼」さんです。

サイズ:347mm×347mm
445,831針(50色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno




お客さまから依頼がありまして作らせていただきました。

最初、ご連絡いただいたとき、
「ジャニーズのなかの人ですね」
と応対して笑われてしまいました。

「お客さまが女性
→ 女性の刺しゅうは依頼しないだろう
 → 翼?
  → 男?
   → ジャニーズの?」

と、とっさに連想してしまったんですね。
「今井翼」という方と勘違いしておりました。
いやあ、はずかしい。
思い込みには気をつけなければ。

というか、
本田翼さんをすでに知っていたらそれですんでる話でした。
今井翼さんのこともよく知らないんですけどね、じつは。

ともあれ、
依頼があったので訊いてみると、
たいへん人気のあるモデル・タレントさん。
「美人はむずかしくてかなわんなあ」
とか云いながら、
気合いを入れて作らせていただきました。




ちなみに、これが元画像。
これを刺しゅうすると上のようになるわけです。

刺しゅうのほうの写真は、
私の腕が悪くて写りが悪い。
実物はより繊細かつビビッドにできていますよ(たぶん)。

こうして並べてみると、
おんなじといえばおんなじなのですが、
雰囲気が異なっているところもありますね。
全体的にもそうだし、部分的にも。

元画像をそのまま刺しゅうデータ化するだけでは、
帽子やカメラの質感は出なかったと思います。
髪も真っ黒にステッチされて、終わり。
肌や背景のグラデーションもがたがたになってしまったはず。

刺しゅうPRO ではじめてフォトステッチを試してみた方は、
かならず、そんな経験をされます。
はい、ご多分にもれず大隅ブラザーもそうでしたよ。

そのあたり、
刺しゅうPRO のプレビュー画面でしっかりチェックしましょう。
きれいな刺しゅうデータにならないようなら、
なんどでも元画像をレタッチしなおします。
その手間を惜しまないこと。

「レタッチを重ねる」のではなく「しなおす」
これが、ポイント。

大隅ブラザーはなにか秘密の技法を持っていて、
簡単にフォトステッチしているんだろう。
そんなふうに、よく疑われます(笑)。

たしかにほかの方よりもたくさん試作を重ねてきた、
ということもありますし、
いつも写真刺しゅうのことばかり考えているので、
なにがしかの「コツ」は身についているのかもしれません。

が、おこなっていることは毎回トライ&エラー。

定型の作業ですむことなんてほとんどなくて、
毎回、元画像を前にどうしたものかと悩みながら。

でも、みんな、そうだと思うんですよね。

手を動かしながら、悩む。
手を動かしながら、解決方法にたどり着く。

それが「ハンドメイド」ってことだと思います。




刺しゅうPRO:フォトステッチ 本田翼さんの3/4



brother PR1000e刺しゅうPRO NEXT による写真刺しゅう。

あと5時間って感じです。
刺しゅう糸の交換ミスに気をつけなくちゃ。




刺しゅうPRO:フォトステッチ 本田翼さんの1/2



brother PR1000e刺しゅうPRO NEXT による写真刺しゅう。

縫製、半分が終わりました。
明日からもう半面を刺しゅうします。

カメラ(Nikon 1 J4)のレンズの質感というか、
奥行き感がしっかり表現できていることに、感動!です。




祝!鹿屋中央高校



第96回全国高校野球選手権鹿児島大会、初優勝、おめでとう!

大隅半島初の、夏の甲子園出場です。




刺しゅうPRO:フォトステッチ 本田翼さんの1/4



brother PR1000e刺しゅうPRO NEXT による写真刺しゅう。

昨日、準備した本田翼さんのフォトステッチデータ
今日はここまで縫製が終わりました。

おつかれさま!




刺しゅうPRO:フォトステッチ 本田翼さんの1/5



brother PR1000e刺しゅうPRO NEXT による写真刺しゅう。

昨日、準備した本田翼さんのフォトステッチデータ
縫製をはじめて全体の 1/5 が終わったところ。

淡い色のグラデーションがきれい。
しかし、まだまだ出来はわかりません。

ここまでカラフルな刺しゅうは、はじめて。
元画像のレタッチに関して、今回、新しい手法に挑戦しています。
毎回毎回、刺しゅうするたびに、
思いついたアイデアを試しているのですが、
今回はその「はじめて」をいくつも同時に投入してます。
うまくいくかどうか。
なので、けっこう緊張しているフォトステッチなのでした。

そのためか、
糸の交換でミスってフェルトを1枚ダメにしちゃった。

本田翼さんの手にしている Nikon 1 J4 の、
雰囲気、出てきてますね。
このカメラのこと知らなかったんですが、
今回、知って、ちょっと欲しくなってます。

いいな、これ(笑)。




PR1000e & 刺しゅうPRO 講習でした



本日は、
鹿児島県肝属郡南大隅町で、
brother PR1000e刺しゅうPRO の講習をおこないました。

「まだまだぜんぜんおぼえていなくて」
そう語りながらもお客さまの操作は軽快です。

こちらのお客さまへの出張講習は、
通算10回を越える形となりました。
今日が最後、というわけではないのですが、
ここでいったん区切りをつけます。

これまでの講習をふりかえり、大きくまとめる。
そんな講習になりました。

基本的な考え方と手順は、だいじょうぶ。
あとは刺しゅうデータを作って作って作りまくって、
刺しゅうミシンで縫製しまくる。
そうやって要領を身につけていただく段階に到達している。
そんなふうに感じました。




コンピュータ上だけで完成しないのが、ミシン刺しゅう。

ミシンの調整、操作、手入れ。
枠への仕材の張り方をどのようにおこうなうか。
すべて「原理原則」を思い起こしながらの講習です。

「マニュアルを提供する」という形ではなくて、
「困ったときにはどんなふうに考えれば対処方法が見つけるか」
そういう応用を見据えた、
刺しゅう機&刺しゅうソフトとのつき合い方を提案したいと思います。

でないと、フォトステッチなんて怖くて教えられないぜ(笑)。




お客さま、
九州本島最南端 佐多岬の写真刺しゅう作成に、
いま、がんばって取り組んでおられます。
適切な刺しゅうデータを作るのに最初は悩まれるかもしれません。
縫製自体にも時間がかかる。
けれど、登っていく道筋は理解していただけたんじゃないかな。
これも作品を作り続けていくうちに、
「ああ、こうやって刺しゅうしていけばいいのか!」
そういう勘所に気づいていただけるはず。

いっしょにがんばっていきましょう。




刺しゅうPRO:写真刺しゅうの依頼です



本田翼さん、です。

いくつか「ゆずれない」点があるとのことで、
そこは依頼主さんの希望を可能なかぎり叶える形で(笑)。

それ以外は、
「大隅ブラザーさんにまかせます!」
と云っていただいております。
責任重大。

いいフォトステッチにしたいと思います。




刺しゅうPRO:マニュアルパンチで基本的なロゴを



本日の刺しゅうPRO 講習は、
「マニュアルパンチで基本的なロゴを作る」です。

先日、某所のミシン屋さんから、
データの作成依頼がきていました。
これがちょうどいいシンプルさなんですね。

ついでといってはなんですが、
題材として使わせていただきました(笑)。

     *     *     *

刺しゅうPRO で、
オリジナルロゴを作りたいというお客さまのなかには、
はじめから、たいへん複雑なデザインを選ばれる方がおられます。

友人のデザイナーさんに描いてもらったりした、
それはたいへん凝った図案なのですが、
なかなか複雑な形状だったり色数が多かったり、
はじめてのデータ作成には向かないことも。

身のまわりにある刺しゅうロゴを探してみると、
NIKE や Apple 、
私たちが想像している以上にシンプルなものが多い。
糸の太さや走りピッチといった制限のある刺しゅうの世界。
まず、目指すは、そういうマークの作成です。

上記の図案はシンプルでしょ?
作っていて物足りない感じがするかもしれない?

しかし、これ、
大きいほうは 20×20mm、小さいほうは 13×13mm 。

デジタルの世界は拡大縮小が自由自在。
けれど、刺しゅうの世界はちがいます。
試し縫いをくりかえしながら作り込んでいく必要があります。

「円」ひとつとっても、
それを正円に近づけるには、
刺しゅうPRO 上できれいな形にすること以外に、
縫い縮みを計算に入れた補正を入れる場合もある。

そうしたことを学ぶには、
シンプルな形状のほうが最初はいいのです。
刺しゅうの特性と、じっくりつきあえます。

講習では、
この奥深さと試行錯誤を楽しんでいただきましたよ。




完熟マンゴーをいただきました



宮崎県で PR620 を元気にお使いになっているお客さまから、
すばらしい完熟マンゴーをいただきました。
ありがとうございます。

こんなにすばらしいマンゴーは、
もしかしてはじめて見るかも。

部屋中、
とろーんとしてきそうなトロピカルなよい香りが漂ってます。

食べるのはもったいないけど……完熟です。




お孫さんの服にアンパンマンの刺しゅうを



本日は、
当店にて brother Innovis 5000 をご購入いただいた、
お客さまのご自宅で、
ミシン刺しゅうの講習です。

お孫さんの服にアンパンマンの刺しゅうを入れる。

刺しゅうカードの刺しゅうデータを、
ミシンで刺しゅうする。
いっけん簡単なことのようですし、
実際、簡単なことなのです。

が、そのひとつひとつの手順も、
ていねいに考えていくと、じつにじつに、奥が深い。

ミシンの設定、刺しゅう枠への生地の張りかた。
そして、既製服への置き縫い方法。

午前中、
基本的なところをじっくり時間をかけて勉強していただきました。




午後は JANOME の刺しゅうソフト。
デジタイザープロ と、にらめっこ。

ふむふむ。




講習会:baby lock BL69WJ で花模様のTシャツを



本日は、
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室1にて、
「ロックミシン:花模様のTシャツ」講座をおこないました。




こんな感じや、




こんな感じ。

「Tシャツ」製作はロックミシンの基本中の基本。
今回は「パワーネット」を使うことで、
「素材を変えるだけでこんなに雰囲気が変わりますよ」
というところを体験していただきました。

受講される方は、
「手ぶら」でやってきていただくことが多いのですが、
ご自身が使っているロックミシンを持ち込まれる方もいます。
「気づかずにまちがってた使い方」に気づく、いい機会。
「ついでにちょっと整備してもらえるとうれしいな」
なんて、ちゃっかりしてるお客さまも。

ええ、ええ。
そんなふうに講習会をとことん利用していただけるのが、
大隅ブラザー、うれしいです。

次回は 9月9日(火)となります。
「ギャザー寄せの半袖チュニック」を予定しています。
ご希望の方は、ぜひぜひ。
定員5名の少人数制でしっかり講習させていただきますので、
ご予約はお早めにどうぞ!



ロックミシン講習:ギャザー寄せの半袖チュニック
日時:2014年9月9日(火)
場所:リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室
時間:13:30〜16:00
講習料:3,500円(消費税・講習・キット代込み)



     *     *     *

鹿児島県鹿屋市串良町のお客さま。
本日は baby lock BL69WJ をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
前回そして今回の講習会を受講していただいて、
「これなら私でも使えますね!」と、
確信をもってご購入いただきました。
そうそう。
そして困ったことに出くわしたら、
当店をどーんと頼っていただければいいのです。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたしますね。




brother PR1000e:THRONE - 'THARSIS SLEEPS' (OFFICIAL VIDEO)



これはすごーいぞ!

UK のヘビーメタルバンドが、
brother PR1000e でステッチした刺しゅうをアニメーションさせて、
プロモーションビデオ を作成したという、
「クレイジー」な活用事例です。

製作期間 8ヶ月。
刺しゅう原画作成 3,000枚!の超大作。

総ステッチ数 4,500万針なんだって。
当店のフォトステッチ 100枚分(笑)。










当初はモノクローム作品が構想されていたそうですが、
brother PR1000e があることを知り、
このようなカラフルな作品として生まれたとのこと。

We basically got way too ambitious!
Don't be afraid to ask for help.

「How to stitch a music video」にあるフレーズ。
うむ、いいことばだ。

大隅ブラザーは刺しゅうでアニメーションを作ったことはありません。
これからも作ることは……ないんじゃないかという気がします。
それでも、
刺しゅうでアニメーションを作ってみたい!という方がおられましたら、
ぜひぜひご相談ください。
お役に立てることも……あると思うんだ。

さあ、みんなでステッチアニメーションに挑戦!(笑)




映画館デビュー



はじめての映画館での映画は、
鹿児島ミッテ10 の、
「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」。
3歳目前。




brother PRシリーズ:「糸切れエラー」を回避しよう!



brother PR シリーズをお使いの方で、
「上糸または下糸が切れていないか確認してください」のメッセージが出て、
ミシンが頻繁に停止してしまう。
そういう症状に悩まされている方がいます。

毎日 PR を使っている大隅ブラザーの感覚でいうと、
上下の糸調子が適切でない場合に出やすいんじゃないかな、という印象。
悩んでいる方は、
まず上下糸調子をチェックしてみましょう。

エラーを出しやすい糸のタイプもあるようですし、
糸道や針板下の清掃が適切におこなわれてなくても出ます。
とくにこの時期、
エアコンや扇風機の風にあおられて、
刺しゅう糸がひらひら舞うような状況で使われている方は、要注意。

先日、上記のエラーが出る場合、
「イトミチバネ」と「イトアンナイサラ」の隙間に、
スペーサーを追加することで、
エラーを回避することができますよ。
とメーカーから連絡がありました。
糸調子ダイヤルの手前にある糸案内皿のテンションを上げることで、
糸のたるみを防ぐ、ということのようです。

PR ユーザーの方で「ミシンがよく止まって困ってる」という方は、
購入された販売店に連絡して上記対応をしてもらってください。

大隅ブラザーでご購入された方は、
こんなもん、もちろん無償で対応させていただきますので、
よろしくお願いいたします。




ScanNCut:操作早見表 正しくは 0.1mm



「brother ScanNCut の操作早見表に誤記があります」
とメーカーからお知らせがありました。

「紙>コピー用紙/ 80g/m(1mm)」と表記されている部分は、
「1mm」ではなく、正しくは「0.1mm」とのこと。

1mm厚のコピー用紙!
当店のプリンタでも印刷できそうにないな(笑)。

下記リンク先から訂正版の操作早見表をダウンロードすることができます。
必要な方は、ぜひ。

CM110 製品マニュアル



brother ScanNCut(スキャンカット)CM110

54,800円(税別・送料込み)








PR1000eと刺しゅうPRO 講習でした



巨大な台風8号が近づいてきている本日は、
鹿児島県肝属郡錦江町にて、
brother PR1000e刺しゅうPRO NEXT の講習をおこないました。

さまざまな刺しゅう糸や素材をあつかう刺しゅうミシンの場合、
煩雑に調整するので、
気がつかないうちに、
糸調子が適切でないバランスになってしまうことも。

刺しゅうミシンを使うようになって半年を経たお客さま。
清掃や注油はもちろん大事ですが、
定期的に糸調子をチェック&リセットする習慣を作りましょう。
そんな話からはじめさせていただきました。

ミシンの糸調子。
刺しゅうの出来にも大きくかかわってきますし、
なにより、糸調子を知ることでミシン全体の調子もわかります。
定期健康診断のようなものですね。




お客さまのもとに新しい刺しゅう依頼もきているようなので、
本日は、
これまでの復習をかねた形で、
刺しゅうデータ作成を勉強していただきました。

お客さま。
オリジナルの刺しゅうデータを、
ずいぶんすらすら作れるようになってきました。

デザインによって、
毎回、新しい技法にチャレンジする必要があるかもしれません。
パズルを解いていくようです。
このへん、じつはとてもおもしろいところなんですが、
急ぎの仕事だと、
「そんな楽しんでる余裕なんてないよ〜」
ということも、まあ、あります。

企業でも個人でも、
刺しゅうでビジネス展開を考える場合、
データ作成から縫製まですべての工程の内製をまず思い描きます。
が、まったくの新規参入の場合、そうそう簡単にはいきません。
人材、時間、習得すべき技術……。
新しいことに割く余力をなかなか持てない場合も多い。

最初からすべて内製するのではなく、
とりあえず、
まずはデータ作成は外部に頼み、
縫製を自分たちでおこなえるところからスタートする。
そのあいまに刺しゅう技術、データ作成能力を高め、
徐々に内製比率を上げていく、というのが現実的な形です。

そのためにも、
「見本の刺しゅうデータくらい作りますよ」
「急ぎの仕事のときはぜひぜひ相談してください」
そう請け負える販売店とぜひおつき合いしてください。

「刺しゅうミシンは安く売ってあげるけど、
 縫製技術やデータ作成は他所に訊いてくださいね」
そういう販売店で売られた刺しゅうミシンが、
そして、活用されずにそのまま放置されていく……。
そんな悲しい事例の相談が、大隅ブラザーには多く寄せられます。

「大隅さんで買えばよかった」
そう云って相談していただけるのはたいへんうれしいのですが、
当店としては、
「まずは当店でご購入いただいたお客さまへのサポートを手厚くしたい」
そう考えています。
なので、そのぶん、
そうでない方からのお問い合わせやご相談に、
応じられない場合もあるのでした。
もうしわけないのですが、その点、ご容赦ください。

お客さまとのいちばんホットなやりとりが、
「値切る/値切られる」その一時だけ、という、
「勝負の世界」は、
疲れるだけでつまらないですし、
なにより双方にとっていいことがありませんので、
大隅ブラザーはとっくに降りてしまってます(笑)。

1円でも安いミシンを探されている方は、他所へ、どうぞ。

ご購入いただいてからがほんとうの勝負。
サポートを売りにしている、大隅ブラザーです。




ほっぺた



クレヨンしんちゃんに出てきそうな、曲線。

     *     *     *

鹿児島県曽於市大崎町のお客さま。
このたびは brother Innovis Si505 をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
brother LAINAGE からの買い替えです。
最近のミシンは簡単になってきてるとはいえ、
メーカーごとに作法というか流儀というか、
使い勝手の面で細かいところがちがいます。
同じメーカーからの買い替えだと、
そのてんずいぶんラクですね。
これからさきも安心して使っていただけるよう、
しっかりサポートさせていただきます。
こちらこそ、よろしくお願いいたしますね。




刺しゅうPRO フォトステッチ:ロイヤルウェディング!



今回の刺しゅうは、
お客さまからのご依頼で「ロイヤルウェディング!」です。

サイズ:347mm×347mm
470,860針(49色)
ミシン:brother PR1000e
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno




2011年4月29日。
イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた、
ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの婚礼。
そのときのもようを刺しゅうさせていただきました。

今回は、シンガポール在住のお客さまからのご依頼です。

大隅ブラザー、
刺しゅうPRO やミシンの購入・メンテナンスの件で、
これまでも海外のお客さまはいらっしゃいましたが、
外国からの刺しゅう依頼というのは、はじめて。

この刺しゅうによって、
大隅ブラザーのフォトステッチ、
このたび、はじめて海を渡ることと相成りました。

     *     *     *

写真そのものではなく、それが「刺しゅう」である意味。

写真そのままのイメージ。
それが望みならば写真そのものを飾ればいいわけです。
「刺しゅうらしい表現」ってなんだろう?
そのことはいつも考えるのですが、
今回、部分的に絵画調に仕上がるよう意識しています。
世界で、おふたりの存在だけが際立つように。

ウェディングドレスの、
首から胸元にかけての特徴的な意匠と、
カルティエのティアラ。
キャサリン・ミドルトンの至福の笑顔を引き立たせるため、
ここは強調しつつも脇役にまわってもらいました。

ウィリアム王子のアイルランド近衛連隊の騎馬兵の制服は、
上記の画像で見るとのっぺりしてますが、
刺しゅう実物では、より細かい陰影を表現できている……はず。
「遠くから見ても近くから見ても、味わえるフォトステッチ」
それはやはりクリアしたいハードル。

とはいえ、
元画像を極力いじりまわさないこと。
可能なかぎり自然な雰囲気を壊さないこと。
そのてんにも留意したつもりです。

お客さまに気に入っていただけるとうれしいのですが。

ということで、
写真刺しゅうは完成しましたが、
特注の額の到着がすこしだけ遅れています。
額装して梱包、それからの発送となりますので、
お客さまのもとにお届けするまですこし時間をいただきます。
いましばらくお待ちくださいね。

     *     *     *

そうそう。
この刺しゅうの途中経過を披露しているあいだ、
「結婚式のウェルカムボード用の刺しゅうを作ってもらえますか?」
と、問い合わせや依頼が何件かありました。

大隅ブラザーは、
刺しゅう屋ではなくじつはミシン屋なのですが(笑)、
フォトステッチに関しては、
できるだけ依頼をお受けしたいと考えています。

が、大切な用途の刺しゅうであればこそ、
できれば「ちゃんとした」写真を準備していただけたらうれしいな。
そんなことを、つねづね。

携帯電話やスマートフォンで写した写真は、
じつは、たいてい、フォトステッチの素材として不向きなのです。

写真やカメラのことを知っている方の撮影ならいいんです。
けれど、
一般の方の撮影された写真というのは、
「ピンぼけ」「手ぶれ」「露光不良」、
「ひどい構図」「小さな画質」の四重難、五重難のものが多く、
「これをどう刺しゅうしたらいいのだろう」と、
途方に暮れることも多いのです。

最高の刺しゅうのために、最高の写真をご準備ください。

あと、期日はあまりタイトでないほうがいい!です。
「来週末の式に間に合わせられますか?」という依頼は、
日々、ヒマそうにしている大隅ブラザーとて、
引き受けるにはさすがにむずかしいことも多くって。

でも、これ、じつはけっこうあるんです……。

日程は、余裕を持ってご相談くださいね。




刺しゅうPRO:その表現力を信頼して



刺しゅうPRO NEXTbrother PR1000e による写真刺しゅう。
全体の70%まで縫製が進みました。
明日には終わるかどうかというところ。
注文した額とマット、まだ届いてないのですが。

こうして刺しゅうの途中をみると、
淡い色から重ねられていくのがわかりますね。

刺しゅうPRO でステッチデータを作ると、
「縫い順」が気になります。
フォトステッチの場合、
刺しゅうPRO が縫い順を自動的に決めてくれるわけですが、
この縫い順を変更して、
刺しゅうの仕上がりをグレードアップできないか、
試行錯誤される方もいるようです。

ちなみに、
大隅ブラザーは縫い順の変更はおこないません。

昔は、ええ、あれこれ試してみたんです。
が、いまの結論は、
「縫い順は、
 刺しゅうPRO にまかせちゃったほうがいい!」です。

縫い順を変更したくなるというのは、
プレビューの結果が荒れているから。
それなら元に戻って、
元画像をレタッチしなおしたほうがいい。
そのほうがトータルでバランスのいい刺しゅうになります。

刺しゅうPRO、その表現力を信頼して使いましょう。