刺しゅうPRO NEXT が Ver.9.30 に!




     *     *     *

刺しゅうPRO NEXT ですが、
ソフトウェア アップデートがきていますよ。
バージョンが「ver.9.30」になっています。

[全般]
デザインページの設定で、以下の枠サイズが選択できるようになりました。

  ※ 45 mm × 24 mm (クランプ枠)

[レイアウトセンター]
ドーナツ縫いが設定された刺しゅうデータを含んでグループ化した刺しゅうデータから、アップリケウィザードを使ってアップリケ模様を作ったとき、アプリケーションの動作が不安定になる場合があった不具合を修正しました。

「クランプ枠」に関しては、
刺しゅう専用ミシン PR シリーズに関係します。
アップリケウィザードに関する修正はうれしいですね。

というわけで、
刺しゅうPRO NEXT ユーザーの方は、
アップデートをお願いいたします。



【関連リンク】
刺しゅうPRO NEXT サポートページ




エンブロイダリー・ピーシングで遊んでみました



今日は、
リナシティかのや(鹿屋市市民交流センター)研修室3にて、

ブラザーカレッジ エンブロイダリーコース 第5回
エンブロイダリー・ピーシング(バッグorポーチ)

という講座をおこないました。




「データを縫い上げる」という、
刺しゅうミシンの特徴を、
キルトのパターン作成に応用してみよう、という手法です。




縫い線にそって生地を置くと、
ミシンがその位置で縫い止めてくれる。
それをくりかえしていくと、こんなパターンに。

刺しゅうミシンならではの簡単さ。




できあがったフライングギース2本を、
バッグに仕立てると、こんな感じ。

直線ミシンとロックミシンさえあればなんでもできる。
それはたしかにそのとおりで、
「刺しゅうミシンなんて高価なだけで使えないわ」
昔の刺しゅうミシンの印象で語られるお客さまもいる。

なので、
「こういうこともできますよ」
と、この技法を知っていただくと、
みなさん、びっくりされますね。

ミシン屋としては、ちょっと快感(笑)。




ステッチ柄です!



お客さまからいただいた、
ステッチ柄のマスキングテープ。
ううう、うれしい。

使うのはさすがにもったいないので、
とうぶんは愛でて楽しみます!

     *     *     *

鹿屋市串良町のお客さま。
このたびは brother Innovis S500 をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
通信販売で買った、
某社の「いちどもまともに縫えなかった」ミシンからの、
買い換えです。
くだんのミシン、見せていただきました。
あんまり悪口はいいたくありませんが、
「3,000円でも買いたくないな」という代物でした。
高ければいいというものではないのですが、
安物買いが高くついてしまうこともまた多い。
ま、これはミシンだけに限らない話ですけれど……。
買い換えいただいたのは、brother の定番ミシン。
長く安心して使っていただけるよう、
しっかりサポートさせていただきますね。
これからもよろしくお願いいたします。




Photoshop Elements 12 がいいかも



Photoshop が、
Creative Cloud というスタイルに移行しつつあるいま、
パッケージで買える Photoshop Elements は、
廉価版という位置づけを越えて大きな存在意義を持っています。

その新しいバージョン、
Photoshop Elements 12 がリリースされました。

Photoshop を持っているので、
Elements なんかいらないよ、と思っていたのですが、
その新機能を眺めていると、
だんだんほしくなってきました(笑)。

刺しゅうPRO での フォトステッチ。
かかすことのできないレタッチ作業ですが、
どうやら Photoshop Elements で不自由すること、
なくなってきたかもしれません。

むしろ 古い Photoshop を使っている方にこそ、
使ってもらいたい新バージョンです。


Adobe Photoshop Elements 12




今日の修理:JANOME 250 ほか



今日の修理は、
というか、先週から今日までかかった修理ミシンです。

鹿屋市の小学校のミシン。
JANOME 250 と、




brother EF-130 2台と、




SINGER SCHOOL MATE 5151 と、




JAGUAR SJI-001 と、




TOYOTA RF222 6台と、




FUJITA HA-100 3台と、




brother エリート AT-307 12台でした。




でもって、
こちらは鹿屋市西原町のお客さまのミシン。
SINGER RUMINA DXⅡ です。

さすがにこれだけ修理が多いと目が回りますね。
毎晩、おそくまで調整に明け暮れておりました。
うむ。



ふらっとろっく お得なキャンペーンです!



ふらっとろっく 感謝キャンペーンがはじまります。

期間中、
baby lock ふらっとろっく BL72S をご購入いただきますと、
通常、別売りとなっている、
「四つ折バインダーセット」(税込み価格 10,500円)、
そして「使い方DVD」がついてきます。

四つ折バインダーがあると、
ふらっとろっく、
活用の幅がぐーんと広がりますね。

「ロックミシンはすでに持っているけど、
 ふらっとろっくまでそろえるのはどうも……」
そんなふうに迷われている方も多い。
形状が似ているので、
どうしても「同じようなものを2台並べるのは……」
と感じちゃうのですよね。
形だけのことなのですが。

しかし、
これで躊躇する理由がひとつなくなりました(笑)。

なかなかお得なセット。
ぜひこの機会に ふらっとろっく BL72S
検討してみるといいと思います。

お問い合わせは当店にお気軽に、どうぞ。



ふらっとろっく 感謝キャンペーン
期間:2013年9月21日〜11月20日






今日の修理:FUJITA HA-100 ほか



今日の修理は、鹿屋市の小学校のミシン。
FUJITA HA-100 3台と、




TOYOTA RF222 6台です。




学校のミシンを修理していると、
ミシンのなかからいろんなものが出てきます。

今回 TOYOTA RF222 から出てきたのは、
なかなかの大物。
というか、
かぎ針が入ってたのははじめて!です。

ミシンの底で音を立てていたのですが、
こんなもの、どこから入れたんでしょう???




1979 ブラザー パリエ7・オーパス8・コンパルエース



ひやー。
なつかしい。

……というのは CF に関してで、
オーパス8もコンパルエースも、
当店では、
日々、ごくごくあたりまえに修理しているミシンです。

しっかりしたミシンだから、
現在まで残っているのですね。
オーパス8そしてコンパルエースは、
調整したり修理することで、
いまでも引き続き使っていただけることが多い。

「あきらかに修理は不可能」、
「費用対効果を考えると修理を積極的におすすめしにくい」
そういう場合もあります。
ほとんどが「保存のしかた」に難があるミシン。

「押し入れの奥に10年以上しまい込んでいたのですが」
と持ち込まれるミシンは厄介です。
「掃除なんてしないまま30年使ってきました」
なんてミシンのほうが、状態は良好だったりします。

このへん、自動車と似ていますね。
たまにしか使われないものより、
動かし続けているもののほうが長持ちです。

半年ほど前に持ち込まれたオーパス8は、
「ベランダに置いたままになっていたのですが」
というものでした。
「いつから置いていたのかおぼえてません」
と云われた、
がっちがちに動かない黄土色に変色したミシンは、
点検するまでもなく
「黒」のトリアージ・タッグをつけさせていただきました。

苔がうっすらと生えていましたよ。
そのままベランダにおいていれば、
斬新な盆栽になるのでは、なんてこともちらと。

ま、これは極端な例ですけれど。

できれば使い続けていること。
使わないでいる期間は、
ときどきでいいので動かしてあげること。
せっかく買ったミシン。
それが長持ちさせる秘訣、です。




お問い合わせ:帽子に刺しゅうをしてみたい!



刺しゅうミシンについて、
お客さまからお問い合わせがありました。




はじめまして。

当方、
帽子にいろんな刺しゅうを施したいと考えており、
刺しゅうミシンを探しております。
アフターケアの事も考え、
貴社ホームページを拝見してメールさせて頂きました。

帽子に刺しゅうができる、
おすすめミシンを教えて頂けますか?
また、
購入する場合のお値段も教えて頂ければありがたいです。





すこしずつですが秋らしい陽気になってきましたね。

当店のウェブサイトをご覧いただいたとのこと。
また、お問い合わせ、ありがとうございます。
お返事、おまたせいたしました。

お客さまは「帽子に刺しゅう」というテーマをもっておられる。
ならば、おすすめするミシンは、
brother PR655 もしくは brother PR1000e となります。

家庭用の刺しゅうミシンにも高機能なものがあります。
が「一般のミシンとしての機能」と両立させる構造上、
仕立てる前の生地に刺しゅうするか、
たとえばシャツのような「平面」に展開しやすいもの、
そういうものに刺しゅうすることを想定した作りになっています。

家庭用刺しゅうミシンで「帽子に刺しゅう」は、
実用的ではありません。
あまりにむずかしい。
というより、不可能と云っていいかと思います。

プロ用の刺しゅう専用ミシンなら、
帽子専用の枠が準備されています。
まさに、帽子に刺しゅうするためのミシンです。

brother PR655 は、
「130mm × 60mm」という刺しゅう範囲を持つ専用枠が使えます。
brother PR1000e なら、
さらに大きい「360mm × 60mm」というワイド帽子枠が使えます。
http://www.brother.co.jp/product/hsm/professional/pr655/feature/feature2/index.htm

どんな感じで刺しゅうするかというと、こんな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=hxsu673bcCQ
http://www.youtube.com/watch?v=gC-6_HU9bQI
こんな雰囲気で刺しゅうします。

価格としては、
ミシン本体(PR655 861,000円、PR1000e 1,207,500円)に、
 +ソフトウェア(刺しゅうPRO NEXT)58,000円
 +帽子枠セット
  (ワイド帽子枠セット 86,100円、帽子枠セット73,500円)
 +専用台 49,800円
というのが目安になると思います。

brother PR655 ならば、
 brother PR655 861,000円
  +ソフトウェア(刺しゅうPRO NEXT)58,000円
  +帽子枠セット73,500円
  +専用台 49,800円

brother PR1000e ならば、
 brother PR1000e 1,207,500円
  +ソフトウェア(刺しゅうPRO NEXT)58,000円
  +帽子枠セット73,500円
  +ワイド帽子枠セット 86,100円
  +専用台 49,800円

あくまで目安ですが、
上記が帽子を刺しゅうするのに最低限の構成になります。
これに刺しゅう糸をはじめとする仕材が必要となりますね。

どちらのミシンも使いやすいですが、
・刺しゅう位置が内蔵カメラで一発で決められる。
・ワイド帽子枠が使える。
以上の点から、
帽子の刺しゅうには、
brother PR1000e がより向いていると考えます。

上記、参考になりましたでしょうか。

これ以外にもご不明な点がありましたら、
お問い合わせいただければと思います。




光り輝く高速の飛翔体が



びゅーんと駆け上がっていきました。

見えなくなってから届く轟音。

たまたま外に出ていたからなのですが、
じつはロケット打ち上げを生で見たのは、
これがはじめて。

イプシロンロケット。
分離した人工衛星「SPRINT-A」も軌道に乗ったとのこと。
大成功です。




今日の修理:brother Kagari Ⅱ ほか



今日の修理は、鹿屋市串良町のお客さまのロックミシン。
brother Kagari Ⅱです。

「使っていたら縫い目がおかしくなっちゃいました」
とご相談を受けました。

ロックミシンもふつうのミシンも、
きれいに縫えなくなったら、
まず糸かけ・糸通しをやりなおしてみることです。
それだけで縫えるようになることも多い。
ダメだったら、
そこであらためて点検、修理を考えることになります。

このロックミシンは、
糸かけ・糸通しをしなおしてみましたが、
縫い目がやはりきれいに出ない。

ひとつひとつチェックしていくと、
針糸の糸調子皿に糸くずがひっかかっていて、
糸調子が取れなくなっていることが判明。
これを取り除くことで OK になりました。

ご購入後、いちども点検されていないということなので、
たっぷり埃のたまっていた内部も清掃させていただきました。




こちらは、肝属郡肝属町のお客さまのミシン。
JUKI the MISIN HZL-7000 です。

「ひさしぶりに使ってみようと、
 押し入れの奥から引っ張り出してきたところ、
 使い方を忘れていて、うまく縫えないんです〜」
と、ご連絡いただきました。

湿気が多くて風通しが悪い。
押し入れはミシンを置くのに最悪の場所。
このミシンもあちこち錆だらけになっていました。

壊れているわけではないので、
時間をかけてクリーニングすることで、
かろやかに動くミシンとなりました。

ご自宅にミシンをお持ちするさい、
取り扱い方法を復習していただくことで、
また使っていただけるようになるはずです。




第4回 クライ・ムキのロックミシンDEコンテスト



毎年2月に開催される、
九州最大の手づくりホビーショー「手づくりフェアin九州」。
その特設ステージで毎回大好評の、
『クライ・ムキのロックミシンDEコンテスト』が、
今回からは一般部門と学生部門に分かれて、
さらにパワーアップ!
親子やお友達同士での参加も大歓迎です。
受賞された方には豪華賞品も贈呈。どしどしご応募ください。
とのことです。
応募締切日まではまだまだあります。
この機会に、ぜひ、チャレンジしてみては?

「応募条件」は、
ロックミシンを使った未発表のオリジナル手づくり作品。

※ 普通ミシンの使用も可ですが、
  必ずロックミシンを使用している事。
  使用するロックミシンのメーカーや機種は問いません。
※ 洋服、バックなどジャンルは問いません。
※ 服飾関係の大学・短大、専門学校、高校等に在籍、
  または卒業から1年以内の方は、
  「学生」の部でご応募ください。

ということです。
くわしくは baby lock のイベント情報 をチェック!




今日の修理:JANOME Rivale 840 ほか



今日は肝属郡肝属町、
というより、
イプシロンロケットの再打ち上げに期待のかかる、
内之浦のお客さまのご自宅を、
何軒もぐるりとまわっておりました。

おだやかないい天気でね。
海がきれいだったよ。
砂浜も輝いてました。
近いうちに嫁と子供を連れてこなければ、と。

今日の修理は、肝属郡錦江町のお客さまのミシン。
JANOME Rivale 840 です。

そして、




曽於郡大崎町のお客さまのミシン。
JUKI LiZA 320 です。

ともに、
「ひさしぶりに使おうと思ったら、縫えないよ〜」
と依頼していただきました。

しまいこんでいたミシンを使おうとする。
→ 使い方を忘れている。
 → うろおぼえで動かしてみる。
  → 動かなくなる。
みなさん、
こういう流れを経てミシン屋に連絡するわけです。

「糸がからまった」
「針を折った」
くらいならいいんですが、
この過程で、
内釜や針板、剣先を傷つけることもあります。
そうなるとやはり修理になってしまうことも。

ひさしぶりに使うときは、
・残っていれば、まず取扱説明書を確認してみる。
・ミシンにくわしい人に助けてもらう。
・ミシン屋に相談してみる。
というのがいいのです。

ミシン屋に相談してみる場合。

ミシン店のなかには、
「当店で買ったお客さましか教えないよ」
というところもありますし、
なかには、
「買ったお客さまにも教えることができない」
なんてところもあったりします(笑)。
買ったお店に電話したらなくなってた。
古いミシンだと、
そういうこともあるかもしれません。

それぞれの店の哲学というか方針はあるのでしょうが、
「だいじょうぶ、教えますよ」
というミシン屋は探せばかならず見つかります。

場合によっては、
すこしお金のかかることもあるでしょう。
でも、
壊してしまうよりはるかに安くつくことも多いはず。

「近くのミシン屋に、まず相談」
ぜひ検討してみてくださいね。




今日の修理:SINGER Computer 9700DX BOUQUET ほか



今日は姶良市加治木町のお客さまのご自宅で、
brother Innovis D400J を調整、
鹿屋市に帰りながら、道々、立寄り修理です。

brother Innovis D400J は、
自動糸切り機構の刃、
そして内釜を交換させていただきました。
ご購入後、5年使っていただいているミシン。
こういう消耗品を交換することで、
使い勝手が元に戻ります。

鹿屋市串良町では、
40年使われ続けている brother Peacesetter 605 を。

ミシン台にしっかり載らなくなったものを、
使えるよう、あらためて調整させていただいたのですが、
前面のダイヤルパネルの色味がシャンパンゴールドっぽくて、
これがじつにかっこいいミシンでした。
写真に撮っておけばよかったなあ。
と、これは後悔。

今日の修理は、鹿屋市田崎町のお客さまのミシン。
SINGER Computer 9700DX BOUQUET です。
で、




こちらは、志布志市志布志町のお客さまのミシン。
SINGER Apricot です。

どちらも、
「ひさしぶりに使おうとしたのだけれど……」
というミシン。
両方とも内釜に大きな傷が入っていました。

最近、SINGER のミシン修理が多い。
気のせいかなあ。
とくに Apricot は毎日のように分解している気がします。
こういうのって、続くときは続くものなんですよね。

     *     *     *

肝属郡肝属町のお客さま。
このたびは brother Innovis S500 をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
お孫さんへのお誕生日プレゼント。
安いおもちゃみたいなミシンではなく、
しっかり長く使える、
なにより使いやすいミシンを選んでいただきました。
そのお気持ち、伝わると思いますし、
そのお気持ちを裏切らないためにも、
大隅ブラザー、
「しっかりサポート」で対応させていただきますね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。




PRシリーズ専用スタンドとクランプ枠キット 新発売!



brother PR655 の発売に合わせて、
PRシリーズの専用スタンドと、
クランプ枠キットが新発売になりました。

これまでのPR専用スタンドは、
云ってしまえば「ただミシンを乗せる台」だったのですが、
新しい専用スタンドは、
・曲線を多用した余裕を持ったデザイン。
・高さ調節が可能なキャップフレームアジャスター。
・刺しゅう枠や作業テーブルを収納できるスタンド。
等々が改良されています。

クランプ枠キット1は、
シューズなど複雑な形状をしたものを、
はさみこんで固定する枠と枠腕のセットです。

クランプ枠キット2は、
大型のシューズ(〜30cm)が縫製可能となる枠セット。
ただし、
ミシンへの取り付けに必要な枠腕が、
セットされていないので、
クランプ枠キット1をすでに持っているか、
同時に購入する必要があります。



・PR用専用スタンド 52,290円(税込み)
 対応機種:brother PR650、PR655、PR1000 ほか
 販売開始:2013年9月30日〜

・クランプ枠キット1 48,825円(税込み)
 対応機種:brother PR655
 販売開始:2013年10月25日〜

・クランプ枠キット2 48,825円(税込み)
 対応機種:brother PR655
 販売開始:2013年10月25日〜



対応機種は2013年9月7日現在のもの。
クランプ枠キットに関して、
brother PR1000e は、
今月末にリリースされる、
アップデートプログラムで対応されるようになる、
と聞いていますよ。

     *     *     *

鹿屋市西原町のお客さま。
このたびは baby lock BL69WJ をお買い求めいただき、
まことにありがとうございます。
brother Innovis D400J を使っていただいているうちに、
「ロックミシンも欲しくなってきた!」とのこと。
はじめてのロックミシンですが、
試し縫いをくりかえしていただき、
「教えてもらいながらならすこしずつ慣れていけそうね」
とご購入を決めていただきました。
がんばってサポートさせていただきますね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。




乗り換え5万円キャッシュバックキャンペーンですよ!



いまお使いの小型単頭刺しゅうミシン。
買い換えを検討している方「いまがチャンス!」です。

プロ用刺しゅう専用ミシン、
「乗り換え5万円キャッシュバック」キャンペーン
がはじまりました。

キャンペーン期間中に、
現在使用中の小型単頭刺しゅうミシン、
もしくはネーム刺しゅう専用ミシンから、
brother PR655
あるいは brother PR1000e へ乗り換えていただくと、
もれなく「50,000円のキャッシュバック」が受けられます。

同時に、
不要になった乗り換え前のミシンの廃棄処分は無料、
でおこなわせていただきます。

なかなか悪くないキャンペーンでしょ。
この機会に、ぜひぜひ。

詳細は当店にお問い合わせください。

有限会社 大隅ブラザー
893-0064 鹿児島県鹿屋市西原2-15-38
電話 0994-43-9753
E-mail osumibrother@me.com



期間

2013年9月4日(水)~2014年3月31日(月)


申込み締切

2014年4月7日(月)


キャンペーン内容

・50,000円キャッシュバック
 (50,000円はゆうちょ銀行の普通為替でのお届けとなります)
・乗り換え前の刺しゅうミシンの廃棄処分料 無料


キャンペーン条件

・brother BAS・BESシリーズ
・brother PR600シリーズ
・brother PR620
・brother PR650e
・他社小型単頭刺繍機、ネーム専用ミシン
上記ミシンをお持ちの方が、
brother PR655
brother PR1000e
へ乗り換えていただくこと。
なおかつ、
乗り換え前のミシンの廃棄処分を依頼していただけること。
※ 対象機種等ご不明な点はお問い合わせください。




今日の修理:JANOME DB-J704



今日の修理は、鹿屋市の病院で使われているミシン。
JANOME DB-J704 です。

「突然、縫えなくなってしまった」
と、ご連絡いただきました。

かけつけてみるとたしかに動かない。
モーターが悪くなっているのでもなく、
ベルトがたるんでいるわけでもない。
がっちがちに、動かない。
きれいなミシンなのになあ。

担当の方に訊ねてみると、
マジックテープを縫いつけているときに、
こんなぐあいになってしまったとのこと。
少々の固いものもなんなく縫えるミシンなので、
うううーむ。

「そういえば、マジックテープ、
 裏にテープがついててべたべたしてました」

それだ!

釜を丹念に調べてみると、
糊の固まりがごろごろ出てきます。
縫っているあいだに釜に入り込んだ糊が、
軸の熱で溶け、
ミシンを止めるほどこびりついてしまったんですね。

糊を取り除き、油で溶かし出すことで、
元通り縫えるようになりました。
一件落着。

ただこれは、
家庭用ミシンでも起こりうるトラブル。
刺しゅうミシンで置き縫いシートなどを使うと、
糊がついた針がべたべたになって、
ステッチが崩れることもある。

糊つきの素材は要注意、なのです。




プロ用刺しゅう専用ミシン PR655 新発売!



brother から、プロ用刺しゅう専用ミシン、
brother PR655 が発売になりました!

brother PR650e のバージョンアップ版という位置づけです。
なので、
ぬい速度、釜型、釜寸法、使用ミシン針、
針数、糸調子、帽子ぬい、筒ぬい、糸切り、
糸切れセンサー、自動針穴糸通し、PC通信、
液晶サイズ、糸こまスタンド、下糸巻き、
……といった基本的スペックは brother PR650e と同等です。

もっとも特徴的に進化したのは、
「LEDレーザーポインタ」が標準で搭載されていること。

縫い始めや糸切れ時の位置合わせに、
赤いレーザーポインタが使えるようになりました。
スナイパーが獲物に照準を合わせるように、
針落ちのポイントが、一目瞭然。

brother PR1000e のカメラ機能が便利なのはわかるけど、
仕事上、針落ち位置がわかりやすければいいんだよね。
そういう要望に応えた形です。

あと、
brother PR1000e で使えていた、
丸枠、キルト枠、ボーダー枠が使えるようになりました。
業務用としてはこれも大きな追加ポイント。

この点を考えると、
外観は6針1頭で brother PR650e とさほど変化はありませんが、
内部的には、
じつは brother PR1000e のほうに近いといえるかも。
内蔵フォントに関しても、
これまでの25種類から、
brother PR1000e とおなじ「28種類」になったというのが、
そのへん裏付けている気がします。

もっとも、
書体数はおなじでも、
ゴシック・明朝・丸文字のひらがな/カタカナ書体は、
brother PR1000e にはない brother PR655 のみの搭載。

ネーム刺しゅうに特化した「ネームPRO」との連携が、
brother PR650e から受け継がれていることも考えると、
業務用ネーム刺しゅう機として「ひとつ到達した」という印象。
パワフルでシンプル。
うまく熟成が進んだという感じではないでしょうか。
先日、新製品発表会でふれてきましたが、
質実剛健、いいミシンだなあ、と思いましたよ。

ちなみに、
希望小売価格(税込み)が、
787,500円から 861,000円になりました。
レーザーポインタが使えるようになり、
使える枠種が増えたことを考えれば、
「この値上がりぶんは順当かな」と思います。

逆にいうと、
「レーザーポインタはなくてもいい。
すこしでも安く刺しゅう専用ミシンがほしい!」
ということなら、
たぶん在庫限りの brother PR650e を、
いまのうち、なくなる前に手に入れておく。
そういう選択もできるのではないでしょうか。

brother PR655、当店にて取り扱っています。
ぜひぜひ、どうぞ。




Photoshop はどれを選ぶ?



台風一過。
秋のきれいな青空を楽しみながら、
刺しゅうして修理して納品してと、
いつものとおり、
くるくる走り回っていた大隅ブラザーです。

本日も、
千葉県の方から「画像編集ソフト」について、
お問い合わせがありました。
刺しゅうPRO をさらに活用するために、
どんなソフトを使ったらいいか。

大隅ブラザーのおすすめは Photoshop 。
一択です。
これ以外には、ない。

世の中にはもっと価格の安いソフトがあります。
無料で Photoshop に匹敵する高機能を誇るものすら、ある。

それでも、
大隅ブラザーが Photoshop をおすすめするのは、
それが「業界標準」のソフトだから。

業界標準ということは、
・参考書が入手しやすい(どんな辺鄙な本屋さんにもあるよ!)
・周囲に使っている人が見つかる(どんどん教えてもらおう!)
・通常業務に活用できる(価格分はしっかり元を取りましょう!)
上記のような利点がある。
ほかのソフトだとこうはいかない。

ところが、
「Photoshop」と簡単に云っちゃいますが、
このソフトは、
購入時に考えなければならないクラスというかランクがあります。

・ほかのソフトと抱き合わせになってる、
 「CS6 Design Standard」等々の構成・組み合わせ。
  ……15万円〜30万円
・単体のフルバージョン「Photoshop CS6」
  ……9万円前後
・廉価版の「Photoshop Elements 11」
  ……1万円前後

上記からどれを選ぶか。

しかも、
このソフトは、
今後「ソフトウェアとして販売されない」ことが決まっています。
(くわしくは、こちら
状況はますます悩ましい。

「いちばん高いのを買っとけ」
というのも、
「とりあえず安いのを買っといたら?」
というのも簡単です。
が、
お客さまにはやりたいことというか野望というか、
「こういうことをしてみてたい」
という希望があります。

お客さま自身、
意識していたり意識していなかったりする、希望。

そういうお客さまの事情を知れば知るほど、
かえってどの Photoshop をおすすめすればいいか。
悩むのですよね。

ぱぱぱぱ、とこちらが決めてあげる方法もあれば、
お客さまの逡巡にとことんつき合う形もある。

前者の方がウケがいいのはわかっているのですが、
大隅ブラザーは、ええ、後者です。

迷うのも、また、買い物の楽しみのひとつです。
たっぷり楽しんじゃえばいいじゃない。
ねえ?




刺しゅうPRO:命名刺しゅう作成中



刺しゅうPRO NEXT の組み合わせ。

黒地に金糸は先日と同じですが、
今回は、
タタミ縫いではなくサテン縫いでステッチしてます。




ミシンなんでも相談会:次回は9/20(金)- 9/22(日)



「ミシンなんでも相談会」2013年8月30日(金)- 9月1日(日)
無事、終了いたしました。
ありがとうございます。

今回もたくさんミシンをお買い求めいただきました。
修理依頼も刺しゅう依頼も。

brother Innovis 5000 ローラ アシュレイ モデルと、
brother Innovis D400J による、
刺しゅうPRO NEXT のデモにも、
多くの方におどろいていただきよろこんでいただけました。

次回のミシンなんでも相談会は9月下旬に開催です。

日時:2013年9月20日(金)- 9月22日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
brother Innovis 5000 ローラ アシュレイ モデル
brother Innovis D400J
brother Innovis 700
brother Innovis S500
brother SOLEIL 70 / 80
brother FM1100
brother FM1300D
brother HL432df
baby lock BL69WJ
JUKI SL-300EX

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も。

みなさま、お待ちしております。
ぜひぜひ。




昨夜の落雷で



配電盤が故障していた影響もあり、
終日、
こんな感じで薄暗いプラッセだいわ鹿屋店でした。

こういうときこそ、
キャンドルでもずらりとならべて、
雰囲気出せたらいいのになあ。

あれこれむずかしいのはわかってますけど、
そんなことを。

ひさしぶりの「ミシンなんでも相談会」だったこともあり、
期間中、修理依頼がどっとやってきました。
「ひさしぶりに使おうと思ったら動かない〜」
定番の依頼から、
「友人に借りたミシンを壊しちゃった!」
と深刻なご相談、
「ホームセンターで買ったばかりのミシンなのに、
 なにも縫えないってどういうこと???」
雨の降るなか、
新しい箱を抱えたまま困惑されている、
そんなお客さまもいらっしゃいました。

ミシンを修理したり調整するのは簡単だけど、
(いや、簡単でない修理もあるけれど)
「こまっているお客さまのこころのケアをどうするか」
そこが求められているのだなあと、あらためて。