名古屋で「刺しゅう合宿」中です



たいへんいい講習会でした。
スタッフのみなさま。
九州の辺境にあるミシン店にお声をかけていただいたみなさま。
ありがとうございました。

sakom works さんにお会いできて、
ほんとによかった、よかったよ。
うれしかったんで、かえってお話できなかったけれども。




11月26日(木)〜29日(日)通常業務はお休みです



愛知県・名古屋市にて開催される、
メーカー主催の研修会に参加するため、
11月26日(木)〜29日(日)の4日間、
大隅ブラザーの通常業務はお休みとなります。
ご了承ください。

なお、サポート業務のほうはいつもどおり。
電話に関しては受けられないタイミングもあると思いますが、
メールやチャットワーク、Twitter 等でのお問い合わせは、
だいじょうぶ!

安心してお問い合わせくださいね〜。




今日の修理:brother DB2-B746-5 ほか



今日の修理は、
鹿児島県鹿屋市の洋装店のミシン、
brother DB2-B746-5 と JUKI DDL-5600N です。

brother DB2-B746-5 に関しては、
「縫い目が飛んでしまう」とご連絡いただいていたのですが、
試し縫いをしてみると、
目飛びというより上糸・下糸がうまく絡んでない状態。

通常、目飛びの場合は、

 1. 針をチェックする。
   曲がっていないか、きちんと取り付けられているか。
   縫うものに対して適切な番手の針が取り付けられているか。

 2. 糸調子が適切に調整されているか。
   とくに強くなりすぎていないか。

をチェックすることで解消します。

今回は外釜の位置がズレてしまっていたので、
ここを修理・調整させていただきました。
業務で使うものなので、しっかりと。

午前中、工業用ミシンの修理で曽於郡大崎町をまわったときにも、
目飛びで悩んでいるミシンが数台あったので、
上記のようなチェック方法をお伝えしました。

けれど、それ以外に重症のミシンが何台も。

台数と症状といった状況も鑑みて、こちらの案件はメーカーさんに振ることに。
お客さまには「大隅ブラザーさんで」とご指名いただいたのですが、
ケースバイケース、毎回、最善の方法を考えて提案しています。

しかし、
売るときだけいいこと云って、
いざ修理の依頼をしたら、
「いそがしいから」(!)と応じてくれないという販売店の話を聞くと、
やっぱりね、さみしいね。

家庭用ミシンもそうですが、
工業用ミシンなんて、
導入費用も大きいけれど、
それ以上に「アフターケアがどのくらい充実してるか」
ということのほうが問題として、でかい。
とにかく生産性に直結しますもん。
故障して使えないミシンが工場の片隅に追いやられる。
それで利益がどれだけ失われることか。

まあ、
どこの販売店も「アフターサービスは万全です!」と商売してるので、
導入時、お客さまにわかりにくいのはしかたないところもあるのですが。
むむむ。




次回ミシンなんでも相談会は1月上旬です



2015年11月13日(金)- 11月15日(日)の「ミシンなんでも相談会」
無事、終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、
ほんとにありがとうございます。

今回もたくさんミシンをお買い求めいただきました。
修理依頼も刺しゅう依頼も。

brother Innovis LA と、
brother Innovis NX2500D による、
刺しゅうソフトのデモには、
多くの方におどろいていただきよろこんでいただきました。

次回のミシンなんでも相談会は来年1月上旬に開催です。

日時:2016年1月08日(金)- 1月10日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
・brother Innovis NX2500D
・brother FM1100
・brother SOLEIL 120E
・brother Innovis Si505
・brother Compal 700
・brother Compal 900
・brother Teddy 35

・brother HL432df
・baby lock BL69WJ 糸取物語 Wave
・baby lock BL86WJ 縫希星
・baby lock BL72S ふらっとろっく

・brother Nouvelle PRO
・JUKI SL-300EX

・brother ScanNCut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

お待ちしております。
ぜひぜひ。




講習:リバティプリントのプルオーバーを作りました



本日、午前中は、
baby lock BL69WJ 糸取物語と、
baby lock BL72S ふらっとろっくを使った、
リバティプリントのプルオーバー講習でした。

はじめてのロックミシン、はじめてのふらっとろっく。
それでもお客さま、
3時間半できちんと完成させて帰られましたよ。

「ロックミシンって聞いて知っていたけれど、
 こんなふうに使うものなのね!」

たいへん満足していただけて、
そのまま BL69WJ をご注文いただきました。
ひゃー、うれしい。
ありがとうございます。

販売したあとのミシンのメンテナンスは当然のこととして、
講習を通してミシンの使い方をお伝えする。
それもまたミシン専門店ならではの仕事、です。




リバティプリントで「ジュエリーポーチ」作ってみました



2015年9月に創刊された、
デアゴスティーニ 隔週刊『リバティプリントでハンドメイド』
読んだり作ったり積んだりして、
みなさん、楽しんでおられることと思います。

いそがしくもないのにいそがしいフリして、
「年末にはまとめて時間を作ります〜」
なんて、当店もしっかり積み上げております。

実際、この『リバティプリントでハンドメイド』
ぱらぱらと眺めてるだけでかなり満足度が高いのです。
洋裁の基礎講座などの記述もたいへんていねい。
「愉しみながら学べる」はけっして誇大広告でない気がします。

でもま、たまには山を崩してみるか。

接客の合間を縫って、
創刊第2号の「ジュエリーポーチ」を作ってみました。

くるみビーズを作るとき以外は、
brother Innovis(イノヴィス)LA を駆使しましたよ。

大隅ブラザーは日本一ぶきっちょなミシン専門店。
なので、
こういうキットはおなじものをいくつも製作します。

ひとつめは失敗しつつ手順をひとつひとつ確認し、
ふたつめで全体の雰囲気をつかみ、
みっつめでようやく勘所を知る、という感じ。

迂遠でたいへん時間がかかりますが、しかたがない。
失敗を多く経験してるくらいのほうが、
ミシンの講習のときにもポイントを伝えられるのではないかと、
いつのころからか開き直ってます。

「講師も受講生もベテランぞろい」な洋裁教室に足を運んでしまい、
ついていくこともままならず、目の前、真っ暗。
そんな経験ありません?(大隅ブラザーは、ええ、あります!)

かっこつけて云うなら「慣れてない方に寄り添う」つてところかな。
いつまでも初学者の気持ちを忘れずにいたいな、と。

ともあれ、
今回のジュエリーポーチでいきおいがつきました。
『リバティプリントでハンドメイド』
これからどんどん消化していきますよ。
特製バインダーも揃えたことだし!




刺しゅうカード4種 販売終了です!



brother の刺しゅうミシンで使える刺しゅうカード。
販売終了のお知らせです。

ナチュラルステッチ 2(ECD085) 在庫限り。
カットワークスタイル コレクション (ECD093) 在庫限り。
クロスステッチ コレクション 1 (ECD059) 完売。
クロスステッチ コレクション 2 (ECD063) 完売。

となります。
「クロスステッチコレクション」に関しては、
販売店に在庫があれば購入可能だと思いますが、
もうすでに希少種ですのでほしい方はお早めに調達ください。
ごめんなさい。
大隅ブラザーにはすでにありませぬ。

「ナチュラルステッチ 2」
「カットワークスタイル コレクション」に関しても、
メーカー在庫はそれほど潤沢でないと思われますので、
やはりお早めに。
こちらは今日現在、大隅ブラザーでご購入できます。

…というようなことがありますので、
刺しゅうカード、
意中のものがある方は早めに手に入れておくのがいいのです。

「カットワークスタイルコレクション」なんて、
このあいだ出たばかりだと思ってたんですけどねー。
幕引きはいつも突然、です。




11月の「ミシンなんでも相談会」明日から!



大隅ブラザー11月の「ミシンなんでも相談会」は明日からです。

日時:2015年11月13日(金)- 11月15日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
・brother Innovis NX2500D
・brother FM1100
・brother SOLEIL 120E
・brother Compal 700
・brother Compal 900
・brother Compal 1500Q
・brother Teddy 35

・brother HL432df
・baby lock BL69WJ 糸取物語 Wave
・baby lock BL86WJ 縫希星
・baby lock BL72S ふらっとろっく

・brother Nouvelle PRO
・JUKI SL-300EX

・brother ScanNCut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

お待ちしております。
ぜひぜひ。








今日の修理:brother F35-SL



今日の修理は、
鹿児島県鹿屋市田淵町のお客さまのミシン。
brother F35-SL です。

1年前は動いていたのに、
ひさしぶりに使おうと思ったら、
うんともすんともいわなくなってしまった、という状況。

機械はとにかく「放置」に弱いので、
こまめに使ってあげたほうがよいのです。
とくに廉価版のミシンは、
1銭2銭の単位でコストダウンをはかって作っているでしょ。
精度が低い、とまでは云いませんが、
価格の安い部品を組み合わせて作っているためか、
こんなふうに固着を起こしてしまうミシン、多いのです。

早めの対応で処置できることも多い。
実際、今回のお客さまのミシンは、
ムリすることなくすぐに当店に持って来ていただいたこともあり、
ふたたび使えるようになりました。
ですが、
動きが悪くなったミシンをだましだまし使ってしまうと、
部品の焼きつきをおこします。
場合によっては、
購入価格に匹敵する修理代がかかってしまうことも。

こうなると、
「格安ミシンを壊しては買い換え、使う」というサイクルが生まれます。
でも、そこまでしてミシンを使い続けていく人はあまりいないんじゃないかな。
「いまどきのミシンはすぐ壊れる」なんて感じたら、
ソーイングそのものを止めてしまうのではないでしょうか。

通信販売で低価格な商品が大々的に宣伝されていることもあり、
「ミシンというのはせいぜい2、3万円で買うもので、
 高価なミシンを使うのはよっぽど好きか仕事で使っている人」
そんなふうに思っている方も多い。

「そういうお客さまには、
 低価格ミシンのむずかしさをいくら云っても伝わらない。
 いちど買い物に失敗して勉強してもらわないとわからないんだよ」
とおっしゃるミシン専門店の方もいる。

そう云いたくなる気持ち、
大隅ブラザーも、ええ、痛いくらいわかります。
わかりますとも。
「前に買ったものが安物でダメだったので、
 今回はきちんとしたミシンを買いたいわ」
そう云って当店を訪ねていただくお客さまも、実際、多い。

でも「失敗して勉強しなきゃわからない」は、
業界の内々の話でも個人的に「禁句」にしたいと思っています。

だって、
たったいちどの失敗で、
「ミシンなんてこんなものか」と諦めてしまった、
そういう方だってたくさんおられると思うもの。

青臭い表現になってしまいますが、
その無念さを背負って引きずって、
(でも、そんなことは口にせず)
誠心誠意、お客さまに対応しているミシン専門店、あります。

当店もそういうミシン専門店でありたい、と考えています。
いや「なりたい」か。
修行はいつまでも道半ば。
先達に追いつくのはなかなか簡単ではないですけれども、ね。

きちんとしたメーカーのものなら、
低価格ミシンでもそこそこ使えるのは本当です。
でも、この「そこそこ」がお客さまによって異なっているのも、たしか。
「使いやすいミシンにふれてはじめて才能が目をさます」
なんてことはあっけないほど普通にあります。

ひとりでも多くの方に「ミシンとのいい出会い」をしてほしいなあ。




刺しゅうプロ 10 ソフトウェアアップデート!



この秋バージョンアップされて以来、
大隅ブラザーでも大人気の 刺しゅうPRO 10 ですが、
現在、アップデータが公開されていますよ。



【対象モデル】 刺しゅうPRO 10



【HP 公開 アップデート内容】

Ver 10.1 (2015年10月30日公開)
[レイアウトセンター]

1. 下記の新しい刺しゅう枠設定が、
デザイン設定ダイアログボックスで設定できるようになりました。
(お使いのミシンによっては、使用できない場合があります)
・44 x 38 mm (小型枠)
・50 x 50 mm (小型枠)
・70 x 41 mm (小型枠)
・33 x 75 mm (小型枠)
・180 x 100 mm (ボーダー枠)

2. ベクトル画像 (.wmf) をインポートする際のファイル選択ダイアログで、
プレビュー表示が有効の場合にアプリの動作が不安定になる不具合を修正しました。

3. 楷書、行書で全角スペースを入力した場合に、
半角スペースを入力した場合と合わせ一針落とすように修正しました。

4. 楷書に以下の4文字を追加しました。
。(句点) / 、(読点) / 「(かぎかっこ) / 」(かぎかっこ)

詳細については下記 URL ウェブサイトページ内よりご確認ください。


【ファイルのダウンロード】

下記リンクより機種を選択し、該当のファイルをダウンロードしてください。
http://support.brother.co.jp/j/b/producttop.aspx?c=jp&lang=ja&prod=hf_pro10jp
または、
『ホームページ』⇒『サポート』
⇒『製品から探す』⇒『家庭用ミシン』より機種を選択。

ファイルのダウンロード手順 について、
詳細は上記リンクのウェブサイトページよりご確認ください。



【アップデート方法】
アップデート操作方法の詳細についてはホームページよりご確認ください。



刺しゅうPRO は、
「アプリケーション起動時に更新を確認する」にチェックを入れておけば、
わざわざ上記のようにダウンロードファイルを拾いに行かずとも、
勝手にバージョンアップしてくれます。
インストールしたらぜひチェックしておいてくださいね。








brother VR100 ソフトウェアアップデート!




今年新発売となった小型刺しゅう専用機 brother VR100 ですが、
刺しゅう機本体のアップデータが公開されていますよ。

【対象モデル】 VR100 (PRT51)



【HP 公開 アップデート内容】
Ver 1.07 (2015年10月30日公開)

1. 自動糸通し装置の機能を改善しました。
2. ミシンの使い方機能の不具合を修正しました。

詳細については下記 URL ウェブページ内よりご確認ください。



【ファイルのダウンロード】

下記リンクより機種を選択し、
該当のファイルをダウンロードしてください。
http://support.brother.co.jp/j/b/producttop.aspx?c=jp&lang=ja&prod=hf_vr100jp

または、
『ホームページ』⇒『サポート』
⇒『製品から探す』⇒『家庭用ミシン』より機種を選択。

ファイルのダウンロード手順 について、
詳細は上記リンクのウェブサイトページよりご確認ください。



【アップデート方法】

アップデート操作方法の詳細については上記ウェブサイトよりご確認ください。




届きました ILLUSTRATION 2016



届きました。
ILLUSTRATION 2016

見開きで作家をひとり紹介。
150名のイラストレーターの作品が、フルカラーという体裁です。

作家の人選に偏りがあるという見方もありますが、
大隅ブラザーはあまり気になりませぬ。
個性の奔流に眺めてるだけでしあわせな気分。

実用書としても、
明度が〜彩度が〜というお勉強の本(も大事だけれど)よりも、
色彩図鑑としてこういう本の方が役に立ったりしますよね。




今日の修理:JANOME NS-4



今日の修理は、
鹿児島県曽於市のお客さまの刺しゅう専用ミシン
JANOME(ジャノメ)NS-4 です。

まったく稼働しなくなった状態からの、
本体の電子基盤の総取替えとモーター交換。
なかなか大きな修理・調整となりましたが、
無事、使えるようになりましたよ。




11月5日、6日 通常業務はお休みです



福岡・博多にて開催される、
メーカー主催の研修会に参加するため、
11月5日(木)6日(金)の2日間、
大隅ブラザーの通常業務はお休みとなります。
ご了承ください。

なお、サポート業務のほうはいつもどおり。
電話だけは受けられないタイミングもあると思いますが、
メールやチャットワーク、Twitter 等でのお問い合わせは、
だいじょうぶ。

安心してご連絡ください。

というわけで、明日は5時半に自宅を出発です。
鹿屋、ほんとに陸の孤島やのぉ。




刺しゅうPRO お客さまのフォトステッチ作品



当店のお客さま 刺しゅうPRO 10 ユーザーさまから、
「新しいフォトステッチができましたよ!」
と作品を見せていただきました。

その質感に、大感激!




じつは、以前、見せていただいたバージョンがこの刺しゅう。
縫い上げてみたものの、
ねらった雰囲気が出ていない。

「どうしたらいいですか?」
とご質問いただきました。

「色味が足りないのかもしれませんね」
ということを中心にいくつかアドバイスさせていただきました。




その結果が、今回のこの縫製。
きれいに仕上がってますね!

くっきりと表現したいところはくっきりと。
逆光で滲んでいる部分はみごと溶けてるみたいに表現されてます。

フォトステッチならではの複雑な濃淡。

フォトステッチをはじめる方は、
「いかに輪郭をシャープに出すか」で苦心するのですが、
このお客さまは、
「じつはグラデーションを刺しゅうで表現することが、
 フォトステッチの醍醐味だ」
という《秘密》をすでに知っているのです、きっと。

「ちょっと言葉足らずだったかな」というわずかな助言だけで、
これだけの進化を遂げられました。
すごいね。

大隅ブラザーのお客さまは、
こういう「センスで壁を突破する」タイプの方がたいへん多い。
作品を見せていただくのがいつも楽しみなのです。