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今日の修理:brother ADESSO I



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまの家庭用コンピュータミシン。
brother ADESSO I です。

「布を送らなくなった」ということでお持ち込みいただきました。

ミシンそのものは軽快に動くのですが、
送り歯が針板より上に出てこなくなっていました。

ミシンの布押えは下方向に力をかけるためにあります。
構造的に送り歯とぶつかりあうようになってるんですね。
そのため、
ふつうに使っていればそれほど問題ないのですが、
布押えをばっちゃんばっちゃんはげしく上げ下ろしする方だと、
この送り歯が沈んでしまうことがある。

簡単な調整で直ることが多いので、
「ミシンは問題なく動いているけど布を送ってくれなくなった」
というときには、
もよりのミシン専門店に早めに相談してみてくださいね。




縫いはじめはやさしく、ね



鹿児島県鹿屋市の brother COMPAL 900 をお使いのお客さまから、
「いつも生地を噛みこませてしまうのよね」とご相談がありました。

使いやすく高性能。
COMPAL 900 は当店でも大人気の家庭用ミシン。
「うまく縫えない」なんてことはそうそうないはずなんですが、
お客さまがそう感じるのならそこは解決してあげないといけません。

お客さま自身に COMPAL 900 を動かしてもらい、使用方法をチェック。

糸通しをしたあと、
布をセットするやいなやフットコントローラーベタ踏み!
マリオカートのスタートダッシュ!のようです。

まあ、それでもけっこう縫えちゃうものなんですが、
ミシンって「縫いはじめ」は不安定なものなんですね。
上糸と下糸がはじめて出会いこれからからんでいくわけですから。

まずは慎重に縫いはじめることをおぼえましょう。

上糸の糸通しが終わった段階、
これから縫いはじめようとする段階では、ミシン針は上がっています。
で、布をセットしたあとはいきなり縫いはじめるのではなく、
まず、ひとつ「自分で」針を落としてから縫いはじめるといいのです。




取扱説明書などには、
「プーリーをまわして縫いはじめの位置に針を刺します」
なんて書いてあります。
「針の上下ボタン」を使っちゃうのも手です。
が、正確に位置決めをするときはプーリーをまわして「ひと刺し」してくださいね。

これだけでも縫いがすごく安定しますよ!