ミシンなんでも相談会 次回は2015年9月18日 - 20日



2015年8月28日(金)- 8月30日(日)の「ミシンなんでも相談会」
無事、終了いたしました。
ご来場いただいたみなさま、
ほんとにありがとうございます。

今回もたくさんミシンをお買い求めいただきました。
修理依頼も刺しゅう依頼も。

brother Innovis LA と、
brother Innovis NX2500D による、
刺しゅうソフトのデモには、
多くの方におどろいていただきよろこんでいただきました。

次回のミシンなんでも相談会は9月中旬に開催です。

日時:2015年9月18日(金)- 9月20日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
・brother Innovis NX2500D
・brother FM1100
・brother SOLEIL 120E
・brother Innovis Si505
・brother Compal 700
・brother Compal 900
・brother Teddy 35

・brother HL432df
・baby lock BL69WJ 糸取物語 Wave
・baby lock BL86WJ 縫希星
・baby lock BL72S ふらっとろっく

・brother Nouvelle PRO
・JUKI SL-300EX

・brother ScanNCut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

お待ちしております。
ぜひぜひ。




Digitizer 講習で作ったデータを縫製です



JANOME Digitizer MBX にて、
昨日作ってもらった刺しゅうデータを、
実際に brother Innovis LA で縫製してみます。

ワッペン仕立て。
色ちがいで作りためると、かわいいねえ。

縫製しながらデータの修正点を探します。

昨日の講習は、
刺しゅうPRO との操作のちがいを踏まえながらの、
基本的な使い方の説明でした。
なので「初級コース」。
両ソフトを比較しながらの講習になるので、
すこーし時間はかかります。
でも、はじめて扱うソフトでもこのくらいは楽しんでいただける。

さて、では次回ご予約いただいた講習は、
「中級コース」といきましょう。

「縫い密度」くらいは変えたことがあるけれど、
ほかの設定はさわったこともない。
なにをどう考えたらいいのかちんぷんかんぷん。
そういう方も多いのではないでしょうか。

刺しゅうPRO とデジタイザーという垣根を越えて、
刺しゅうデータを作成する勘どころ。
それをお客さまと一緒に考えながらの講習にしていこうと思います。

「やってみたいことはお客さまそれぞれ」
ですもんね。









Digitizer はじめての方のための基本操作の講習



本日は、
はじめての方のための JANOME Digitizer MBX の基本操作の講習です。
いつものジバニャンを作ってもらいながら、
新しいソフトの操作に慣れていただきました。

Adobe Illustrator など、
ベクター系グラフィックソフトとの相性のいい、
ジャノメのデジタイザーですが、
マニュアルで刺しゅうデータを作っても、
もちろん使いやすいのです。

刺しゅうPRO と作法の差はありますが、
慣れてくると両方のちがいを楽しみながら使うことができる。
実際、デジタイザーをお使いの当店のお客さまは、
刺しゅうPRO との両刀使い。
用途によって気分によって、使いわけているようです。








brother ScanNCut CM110「ホルダー」取付時の注意



メーカーさんより案内がありました。
転載しておきます。

brother ScanNCut CM110 にて、

電源を入れずに刃の出量を設定したホルダーを本体に取付けると、キャリッジが押し下がりプラテン部に接触して『刃先の欠け』や『刃折れ』が発生し、カット不良の原因となります。取付ける際は、かならず取扱説明書に記載がありますように「本体の電源を入れてから」ホルダーを取付けていただきますようお願い致します。

とのことです。

スキャンカットやミシンに限らず、
部品交換は「誤動作で怪我をしないよう電源を切ってから」
ということも多いのですが、
スキャンカットの「ホルダー交換」は、
かならず「電源が入っている状態でおこなう」ということです。

たしかにいかにも「うっかりやってしまいそう」な感じ。

ただ、これは、
「電源のオンオフ関係なしに交換できる」というのが、
本来「親切な設計」だという感じがしますね。
将来のモデルではこの仕様が変更されるのではないかと想像しますが、
とりあえず現行のスキャンカットをお使いの皆さんは、
上記の点、気をつけて使っていきましょう。








8月の「ミシンなんでも相談会」明日からです!



8月の「ミシンなんでも相談会」は明日から。

日時:2015年8月28日(金)- 8月30日(日)
場所:プラッセだいわ鹿屋店 1Fエスカレーター前

展示予定ミシン:
・brother Innovis LA
・brother Innovis NX2500D
・brother FM1100
・brother SOLEIL 120E
・brother Innovis Si505
・brother Compal 700
・brother Compal 900
・brother Compal 1500Q
・brother Teddy 35

・brother HL432df
・baby lock BL69WJ 糸取物語 Wave
・baby lock BL86WJ 縫希星
・baby lock BL72S ふらっとろっく

・brother Nouvelle PRO
・JUKI SL-300EX

・brother ScanNCut CM110

内容:
ミシンの購入、修理相談
ソーイング(小物)作品制作
刺しゅう体験コーナー

最新のブラザー刺しゅうミシンに触れる絶好の機会。
プラッセだいわ 鹿屋店への買い物ついでに、
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
ミシンについてのご質問・ご相談、承っています。
もちろん、修理依頼も刺しゅう依頼も。

お待ちしております。
ぜひぜひ。








刺しゅうデータ「アナと雪の女王」「スモッキング風刺しゅう」新発売

 

brother から、
新しい刺しゅうデータが発売されますよ。


商品名:アナと雪の女王
媒体:刺しゅうカード
モデル名:ECD101
希望小売価格(税別):7,600円
発売:9月3日〜
特徴:お好きなデータを購入できるダウンロードサイト、
「Sew Co. world “Heart Stiches”」にて大好評の、
アナと雪の女王の刺しゅう模様がついに刺しゅうカードに。
映画に登場したアナやエルサ、オラフなどのキャラクターの刺しゅう模様が、
計30種類内蔵されています。


商品名:スモッキング風刺しゅう
媒体:刺しゅう USB
モデル名:EUSB02
希望小売価格(税別):7,600円
発売:9月3日〜
特徴:接着芯を使わずにぷくっとしたかわいらしい刺しゅうが楽しめる刺しゅう模様です。
特別な刺しゅうの仕方で模様が縮み、立体感が表現できます。
生地によって縮み方が変わるので、それぞれの仕上がりを楽しむことができます。
内臓模様は45種類。
9月中旬には「Sew Co. world “Heart Stiches”」にて活用提案を掲載します。


「アナと雪の女王」が刺しゅうカードで、
「スモッキング風刺しゅう」が刺しゅう USB での提供です。

これから刺しゅうデータのリリースは、
刺しゅう USB に統一されるのかと思ってましたが、
そういうわけでもないのかな。
キャラクター物は刺しゅうカード継続なのでしょうか。
このへん、メーカーさんに確認しておきますね。




今日の修理:志布志市&鹿屋市の小学校のミシン



今日の修理は、
鹿児島県志布志市の小学校のミシン、2台。
鹿児島県鹿屋市の小学校のミシン、11台。
ふう、おつかれさまでした。

明日はこれらのミシンを配達してきます。




今日の修理:JUKI HZL-9800 ほか



今日の修理は、鹿児島県鹿屋市王子町のお客さまのミシン。
JUKI HZL-9800 です。

ご購入以来、点検も整備もしたことがないということで、
ぐるりと全体を清掃しながらメンテナンス。
ボビンケース&ボビンが適切でないものと入れ替わっていたので、
正規品と交換させていただきました。

自動糸切り機構がついているボビンケースには、
ボビンにテンションをかけるバネがついています。
このミシンは糸切り機構が備わっているので、
バネのついたボビンを使います。

長いあいだ使っていると、
ほかのミシンの部品と混在してしまっていることがある。
純正の部品に交換するだけでミシンの調子が戻る、
ということは多々あります。

正しい部品かどうか分からなくなっているときには、
遠慮なくお近くのミシン専門店に持ち込んで相談してみてくださいね。




こちらのミシンは、鹿児島県肝属郡東串良町のお客さまのミシン。
SINGER SN771 です。

釜のタイミングがズレてしまっていたので、
傷んだベルトを交換して調整させていただきました。




今日の修理:JAGUAR DQS ほか



今日の修理は、
鹿児島県鹿屋市王子町のお客さまのミシン。
JAGUAR DQS 。

糸絡み → 内釜が外れ → 内釜傷だらけ&釜ズレ
という状態でした。




こちらは、
鹿児島県肝属郡南大隅町のお客さまのミシン。
brother SAMANSA(サマンサ)-L 。

固着が始まりかけていたので、
その前にきっちり清掃・注油を。
で、これもすり減っていた内釜を交換。

お母さんから娘さんへと、
引き継がれて使っていただける。
しっかりとしたミシンならばこそ、こういうことが可能です。




新製品 brother VR100 製品発表会@福岡



brother からリリースされる新しい刺しゅうミシン、
brother VR100 の新製品発表会で福岡にやってきました。

これが実際の VR100 。

PR シリーズと共有の専用台に載せて使います。
ひとまわりふたまわり、小さいボディサイズだとわかります。




精悍なフロントビュー。
アニメに出てくる戦闘用ロボットみたいにも見えませんか。




液晶、モアレが出てきたなく写ってしまいましたが、
もちろん、実物はとてもきれいな表示です。

タッチパネル、
これまでの PR シリーズと同等のようですが、
指先でぐりぐりドラッグさせて、
刺しゅう位置を調整させることができるようになりました。
スマートフォンというかタブレット端末のようです。
次期 PR シリーズにも採用されるはずです。




糸縦棒の上にあるこの装置は、糸切り機構のついた糸保持台。
VR100 は一本針仕様なので、
糸を使っていないときはぶらぶらだらしなく垂れないように、
ここに引っかけておくわけです。




写真中央上に見えるのは、下糸巻き機構の糸案内。




一本針なので糸調子ダイヤルはひとつ。




正面の「VR100」のロゴはひかえめです。
















サイドのロゴは意匠が凝ってます。




左上に見えるのが下糸巻き機構。
ミシンと一体化されています。








このコンパクトさがいいですね。




刺しゅうPRO 10 キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ !!!



brother から新しい刺しゅうデータ作成ソフト、
刺しゅうPRO 10 の発売が発表されましたよ!

2015年ニュースリリース
携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動
刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO 10」 新発売

ブラザー工業株式会社(社長:小池利和)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(社長:片山俊介)は、パソコンでオリジナルの刺しゅうデータを作成できる刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO」シリーズの新製品として、携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動させる「刺しゅうPRO 10」を9月上旬より発売します。

ブラザーは、初心者向けから上級者向けまで幅広い刺しゅう用ミシンのラインアップをそろえています。ミシン本体販売のほかにも、写真やイラストなどオリジナルのデータをパソコン上で刺しゅうデータに変換できる刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO」を販売するなど、刺しゅうの楽しみ方を積極的に提案しています。


製品特長

携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動
従来、専用のカードライターをパソコンに差し込むことで、「刺しゅうPRO」を起動していましたが、このたびカードライターの代わりにUSBメモリーを採用しました。これによりコンパクトで携帯しやすくなりました。

糸密度が従来品比2倍の14本/mmへ
「刺しゅうPRO NEXT」の糸密度が最大7本/mmに対して、「刺しゅうPRO 10」は最大14本/mmまで調整できるようになりました。糸密度によって刺しゅうの表現が変わるため、ステッチの魅力を存分に楽しめます。

刺しゅうのぬい方向が設定可能に
一つの図形に対して、複数のぬい方向を複数設定した面ぬいが可能になったため、従来よりも刺しゅうの表現力が豊かになりました。

……とのこと。

主な仕様

レイアウト可能サイズ 260×360mm、300mm×200mm、180mm×300mm、160mm×260mm、130mm×180mm、100mm×100mm、130mm×300mm、100mm×172mm、130mm×50mm、130mm×60mm(帽子枠)、90mm×80mm(シリンダー枠)、100mm×180mm(ボーダー枠)*1
ステッチ種類 走り、EVステッチ、サテン、モチーフ、ステムステッチ、キャンドルウィックステッチ、3重、チェーンステッチ、ネットフィル、サテンぬいネットフィル*2、タタミ 、プログラムタタミ、クロスステッチ、同心円、放射、渦巻き、パイピング、スティップリング、グラデーション、スタンプ
糸色変更 ブラザー(61色)、他社糸色対応
ステッチ生成ツール オート オートパンチ、フォトステッチ1、フォトステッチ2、クロスステッチ
マニュアル 直線、曲線、円、楕円、円弧、扇形、正方形、長方形、図形、直線ブロック、曲線ブロック
編集ツール 回転、上下左右反転、移動、STB機能*3、縫い順変更、サイズ拡大縮小、ミラーコピー、サークルコピー、花模様、オフセット
ビュー機能 塗りつぶし表示、ステッチ表示、リアル表示、ステッチシミュレーター
画像入力機能 TWAIN対応*4
刺しゅう文字*5 楷書体 2,739文字(漢字2,566、ひらがな82、カタカナ91)
行書体 3,278文字(漢字3,104、ひらがな82、カタカナ91)
アルファベット ノーマル:120書体、モノグラム:2書体
ミニサイズ文字 日本語:2書体、アルファベット:10書体
True Type Font 自動変換機能
書き出し可能ファイル形式 拡張子が*.dst、*.exp、*.pcs、*.hus、*.VIP、*.SHV、*.JEF、*.SEW、*.CSD、*.XXXのファイル形式。
読み込み可能刺しゅうデータファイル形式 ご使用の刺しゅうミシン最大縫製範囲内に入る、拡張子が*.pes、*.dst、*.exp、*.pcs、*.hus、*.pec、*.phc、*.VIP、*.SHV、*.JEF、*.SEW、*.CSD、*.XXX のファイル形式。

*1 お使いのミシンによって、刺しゅう可能範囲の関係上、縫製できないことがあります。
*2 各種の縫い方は、走りピッチ、縫い角度等の詳細設定可能。プログラムタタミ縫い、モチーフ縫い、パイピング縫い、同心円縫い、放射縫い、渦巻き縫い、ステイップリング、ネットフィル、サテンネットフィル、スタンプは、ステッチクリエイターでオリジナルパターンを作成することができます。刺しゅう文字データは、面縫い設定にモチーフ縫いを設定することはできません。
*3 STB(Stitch To Block)機能を使い、レイアウトセンター上に取りこんだ各種刺しゅうデータをブロック型のデータに変換し、修正、編集が可能になります。STB機能が使えない取り込みデータもあります。
*4 読み込み可能ファイル形式は、拡張子が *.bmp、*.gif、*.tif、*.jpg、*.wmf、*.png、*.epsのファイル形式になります。なお、*.epsファイルについてはベクトルデータをそのまま読み込むのではなく、プレビュー情報のみを取り込みます。また、保存オプションによって正しく読み込みができないファイルもあります。また、*.tifファイルについてはLZW圧縮したものも取り込めます。市販のアプリケーション(.ai(Adobe Illustrator Artwork)、.cdr(CorelDraw file)など)で作成されたベクトル画像ファイルは、.svg ファイル形式に変換して取り込めます。
*5 ミニサイズ文字を除く文字書体では、あまり小さなサイズにするときれいに縫製できない場合がありますので、1文字の大きさ(高さ、幅)が日本語については15mm以上、アルファベットについては10mm以上の設定をおすすめします。またTrueTypeフォントを刺しゅう文字データに変換し、刺しゅうデータとして刺しゅうPROでの編集を可能にします。ただし、フォントデザインによってはきれいに変換されない場合もあります。TrueTypeフォントは、均一な太目のラインのフォント書体をお選びください。
*6 一部の刺しゅうカードはカードライター/カードリーダーを使っても読み込みができません。(キャラクターカード、漢字カード等)

※アップグレードキットは刺しゅうPRO Ver.5以降をお持ちの方が対象になります。
※刺しゅうPRO Ver.5以降からアップグレードをするためにはカードライター本体のアップグレードも必要です。ソフトウェアのインストール後、インターネットに接続いただきカードライター本体をアップグレードしてください。インターネットに接続できる環境にない場合は、お買い求めの販売店または、弊社のお客様相談室へお問い合わせください。

動作環境(ご購入前に必ずご確認ください。)
OS 日本語 Microsoft® Windows Vista® 、Windows® 7/8/8.1/10(32 または64 ビット)
CPU速度 1GHz以上推奨
メモリ 512MB以上(1GB以上推奨)
ハードディスクの空き容量 300MB以上
ディスプレー XGA(1024×768)の解像度で、High Color(16ビット)表示以上が必要(True Color推奨)
USBポート マウス
デバイス 2つ以上(「刺しゅうPRO ソフトウェアキー」の接続とミシンへの刺しゅうデータ転送に使用)
プリンター ご使用のシステムでサポートされているプリンター(画像を印刷したい場合)
インターネット接続 刺しゅうPRO の認証とアップグレードするために必要


気になる新機能としては、

新セキュリティーデバイス
刺しゅうPRO 10 では、セキュリティーデバイスが、カードライターから刺しゅうPRO ソフトウェアキーになりました。

刺しゅうファイルのサムネイル表示
刺しゅうファイル(.pes)をWindows® エクスプローラーでサムネイルとして表示できます。

図形データ編集機能の改善
図形データのぬい方向を示す線を、複数指定できます。図形データの形を変えずに、ぬい方向線を追加、移動、削除、反転できます。
マニュアルパンチツールで入力したブロックデータを図形データとして編集できます。
グラデーション、ぬい始終点、下打ち、線ぬいをブロックデータに設定できます。
重なり解除/結合、ドーナツぬいオフセットライン、アップリケウィザードなどの図形編集機能を使用してブロックを編集できます。

ステッチバリエーションの強化
線ぬいの種類に「チェーンステッチ」が増えました。
面ぬいの種類に「ネットフィル」「サテンぬいネットフィル」が増えました。
ぬい最適化機能が追加されました。
ぬい順とぬい始終点を調整して、糸色替えの回数と渡り糸を減らします。
ステッチデータの図形データに変換機能が追加されました。ステッチデータを図形データに変換できます。
ステッチデータのポイントを編集する機能が改善されました。
ポイント切断機能で、1 つのステッチデータを2 つに分割できます。
ポイント接続機能で、2 つのステッチデータを接続して1 つにします。
図形データのポイントを編集する機能が改善されました。
ポイント切断機能で、1 つの開いた図形データを2 つに分割したり、閉じた1 つの図形データを切断して開いたものにできます。
ポイント接続機能で、2 つの図形データを接続して1 つにしたり、開いたデータの2 つの終点を接続して閉じたものにできます。
図形データ分割ツールが追加されました。指定したポイントで囲んで、図形データを分割できます。
生地の設定機能が追加されました。ぬい方設定を、選んだ生地に応じた推奨設定に変更できます。
配列コピー機能が追加されました。選んだデータのコピーを、一定の間隔で配置できます。
属性の貼り付け機能が追加されました。コピーしたデータの糸色、ぬい方を、選んだデータに貼り付けられます。
EMFおよびSVG ファイルも、刺しゅうデータに変換できるようになりました。
グラデーションパターンの設定ダイアログボックスが改善されました。グラデーションの調整が簡単になりました。
データを、デザインセンターからレイアウトセンターに図形データとして取り込めるようになりました。

ウィザードの追加および強化
ワッペンウィザードが追加されました。選択した模様の周りにサテンぬいとカットラインを作成できます。
アップリケウィザードが強化されました。
刺しゅうデータと文字データを組み合わせた模様を作成することができます。
選択した模様の周りにアップリケ模様を作成することもできます。
スタートアップウィザードが強化されました。
ワンクリックで任意の機能とファイルにアクセスできます。
フォトステッチ1 の機能が改良されました。

ユーザーインターフェイスの使いやすさ向上
【レイアウトセンター】
ガイド線機能が追加されました。
この機能によって、刺しゅうデータを整列しやすくなります。
デザインページ上での表示制御機能が追加されました。
刺しゅうデータをデザインページで表示または非表示にできます。
ぬわないデータを非表示機能が追加されました。
ぬわないデータを含むコマをぬい順ウィンドウで表示または非表示にできます。
ぬい始終点を表示する機能が改善されました。
ぬい順で次(または前)のデータのぬい始終点も表示できるようになりました。
【デザインセンター】
色リストに色替え数または総色数を表示できるようになりました。
取り込みウィンドウが強化されました。
取り込みウィンドウから、刺しゅうデータを簡単にデザインページに追加できます。
ものさしツールが改善されました。

レタリング機能の強化
フォント・文字のバリエーションが広がり、改善されました。
内蔵の通常フォントが122種類になりました。
内蔵のミニサイズ文字フォントが12種類になりました。
一部の内蔵の通常フォントで、入力できる記号・アクセント記号付きアルファベットの文字が増えました。
一部の内蔵の通常フォントの文字が改善されました。
また文字間と文字のサイズが調整されました。
フォント選択のユーザーインターフェイスが改良されました。
内蔵フォントの名前がフォントセレクターに表示されます。
内蔵の通常フォントの推奨最小サイズがフォントセレクターに表示されます。
フォントフィルター機能が追加されました。
フィルターをかけると、選んだ種類のフォントだけがフォントセレクターのリストに表示されます。

その他
刺しゅうサンプルのバリエーションが広がりました。
新しい刺しゅう枠設定(240×360mm 枠)がデザイン設定ダイアログボックスで設定できるようになりました。
(お使いのミシンによっては、使用できない場合があります)

気になるところはたくさんありますが、
大隅ブラザーとしては、
やはり、
「フォトステッチデータ変換のアルゴリズムがどんなふうに変わっているか
(もしくは変わっていないか)」

に注目したいと思います。

発売は 2015年9月2日 から。
それよりもすこし早く試すことができると思うので、
このウェブログでもどんどん紹介していきますね。








刺しゅうミシンの新しいラインナップ VR100 新発売!



brother から新しい刺しゅう専用ミシン、
VR100 の発売が発表されましたよ!

2015年ニュースリリース
名前刺しゅうに最適
業務用刺しゅうミシン「VR100」 新発売

ブラザー工業株式会社(社長:小池利和)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(社長:片山俊介)は、業務用刺しゅうミシンの新製品として、名前刺しゅうに最適な「VR100」を9月上旬より発売します。

ブラザーは、刺しゅう用ミシンのラインアップとして、家庭で手軽に刺しゅうが楽しめるモデルから高品質な刺しゅうが可能な業務用モデルまで豊富に取りそろえています。近年、アパレル業界では洋服やかばんなどに名前やイニシャルを刺しゅうする動きが活発化しています。ブラザーでは、洋服やかばんなど既製品への刺しゅうが可能なフリーアームを採用した業務用刺しゅうミシンを3機種そろえておりますが、このたび、名前の刺しゅうに特化し、初心者でも簡単に使える一針で小型の業務用刺しゅうミシン「VR100」を発売することで、お客様の多様なニーズに応えます。


製品特長

コンパクトな本体で置き場所に困らない
ブラザーの職業用刺しゅうミシンよりも、コンパクトな本体。置き場所に困らないため、設置場所の選択肢が広がります。

初心者でも簡単・安心して使える機能を搭載
ボタン一つで糸通しができる自動糸通し機能や、使い勝手の良い大画面のタッチパネル、刺しゅう枠の大きさを自動で検知するセンサーを搭載しました。また、ミシンの操作に迷った場合は、ヘルプ機能を使用すれば不慣れな方でも簡単に安心してミシンを使うことができます。

……とのこと。

主な仕様
型番 PRT5101
ぬい速度 最高:毎分1,000針
釜型 垂直全回転釜
アーム径(周囲) 19.9cm
使用ミシン針 HA130EBBR/#11
針数 1本
糸調子 手動(独立ダイヤル調製式)
LEDポインタ あり
内蔵フォント 20種+ひらがな・カタカナ
最大縫製範囲 20×20cm
帽子ぬい(縦×横) 60×130mm(別売)
筒ぬい(縦×横) 3種類のフレームが使用できます
130×180mm、100×100mm、40×60mm
糸切り あり/上糸・下糸
糸切れセンサー あり/上糸・下糸
自動針穴糸通し あり
パソコン通信 USBポート
液晶サイズ 7インチ、タッチパネル方式
糸こまスタンド WING折りたたみ式4こま
下糸巻き 内蔵
質量 30.5kg
外形寸法(高さ×幅×奥行き) 56.5×58.7×47.5cm

糸立ては4本ありますが1本針仕様。
最大縫製範囲が「20×20cm」というのは、
家庭用刺しゅうミシンの最上位機種より小さいのですが、
それだけ名入れやワンポイント刺しゅうに特化したミシンということ。

下糸巻き器(ボビンワインダー)が本体に付属しているというのは、
PR シリーズとちがうところ。

LED ポインタがついて希望小売価格 498,000円(税別)。

来月9月上旬からの発売となりますが、
今週8月20日には実物をあれこれさわる機会がありますので、
このウェブログにてレポートする予定です。

大隅ブラザーでもちろん取り扱いますよ。
楽しみにお待ちください。

なお、カタログに記載があるのですが、




この VR100、
「フリーモーションキット」と、
「フリーモーション用フットコントローラー」が、
オプションで用意されています。

フリーモーション???

おもしろそうですね。
これもまた今週8月20日にチェックしてきます。




今日の修理:brother ADESSO l



今日の修理は、鹿児島県垂水市下宮町のお客さまのミシン。
brother ADESSO l です。

糸切り機構をごそっと交換。

このミシン、
自動糸切りがうまくできなくなったときは、
糸切り刄とせいぜいその周辺の部品を交換すれば OK 。
ユニットそのものをどうこうするということはめったにない。

……ものなのですが、
お客さまが特殊な硬い糸を使われることもあり、
ユニットそのものの動作がぎこちなくなっている。
普通の糸も切れなくなっていたため、
今回、まるごと入れ替えることで対応しました。

家庭用ミシンの糸切り機構は、
「ふつうの」糸を切ることを想定されています。
一般的でない太い糸や硬い糸で縫製をおこなう場合、
この便利な機能を「あえて使わない」でおくのがいい。

それでも、
「しょっちゅう部品の交換が必要になっても、
 便利だからわたしは自動糸切りを使い続けるわよ」
という今回のようなお客さまもおられる。

そのため、この自動糸切り機構ユニット。
そんな潔いお客さまにすぐ対応できるよう、
在庫を切らさないようにしている部品のひとつだったりします。




桜島が警報レベル4に引き上げ



2015年08月15日(土)午前10時15分、
大規模な噴火が起きる危険性が高まったとして、
警報レベルが4に引き上げられた桜島。

桜島では午前7時ごろから島内を震源とする地震が多発。
島内に設置している傾斜計や伸縮計で、
山体膨張を示す急激な地殻変動を観測。

一時期の連続爆発の日々を思えば、
ここ最近、ずいぶん静かな桜島。
今日も噴煙を上げずおだやかなたたずまい。

鹿児島県人にはそれがかえって不気味だったりします。




刺しゅうPRO フォトステッチ ここで中断



刺しゅうPRO NEXT と brother PR1000e によるフォトステッチ。

50色を縫い終えて、この面、完了です。

なかなかいい感じにはできているのですが、
じつは、これ、ちょっと失敗してしまいました。

刺しゅうのへりを見てもらうとわかるのですが、
下方向に歪んでいます。
顔の下のあたりのフェルトにしわがたくさんできていますよね。

フォトステッチの縫い縮みは、
そのステッチの特性上、
多くは「全面的に」おきるものなのですが、
こんな感じで縮みに方向性が出ることがあります。

原因は、

・接着芯の選択・貼り方がいまいち。
・刺しゅう枠への張り方があまい。
・縫製途中、刺しゅう枠脱装着時にフェルトをずらしてしまってる。
・縫製時間が長すぎる。

等々、あれこれあるのですが、
もうひとつ、

・縫い縮みができやすい刺しゅうデータである。

という場合もあります。
今回のように人物の顔のアップでなおかつこういう色味だと、

・背景
・髪
・顔
・髪

というぐあいに刺しゅう面が帯状に配置されますよね。
縫製の順序が「背景→顔→髪」と完了していく。
面が均質に縫製されないので、
ステッチの多い写真刺しゅうの場合、
こういう歪みをともなう縫いズレがおきやすい。

この縫いズレを防ぐには、
上記の原因をすべてつぶす必要があります。

今回はちょっと油断、してしまいましたね。

ほんのすこしの歪みなら、
このまま縫い進めてもいいのですが、
今回、ゆがみは最大で 5mm 近くできています。
これではさすがにきれいな面合わせができません。

また、これだけ歪んでいると、
多色刷りの版画でいう「版ズレ」が起きているので、
この時点ですでにぼやっとした刺しゅうになっているはず。

というわけで、これはイチから縫製しなおしだ。

でもま、こういう失敗がお客さまのためになったりする。
うまくいかなかった刺しゅうを前に、
「ではこれにどう対応するか」という講習のほうが、
お客さまの目がきらきらします(笑)。

作りなおせばなおすほど、新しい気づきもあるし。
失敗は、ほんと「先生」です。








刺しゅうPRO フォトステッチ たくさんの色を重ねて



刺しゅうPRO NEXT と brother PR1000e によるフォトステッチ。

縫製25色終えたところ。

肌のなめらかなグラデーションが立ち上がってきました。
刺しゅうPRO の表現力、すごいね。





これから髪を中心に糸色が入るわけですが、
すでにこの段階でたくさんの色が使われていることがわかります。

茶色はもとより、
朱色や黄色、青系の色まで複雑に折り重なっている。
髪の流れ、質感、重さや軽さは、
たくさんの糸色のハーモニーで表現されているのですね。

「近くで見るとあまりきれいじゃない」
「近くで見てもきれい」
写真刺しゅうのこの差は、
「どれだけたくさんの糸色を使っているか」
にあるんじゃないかと(それだけではないけれど)思っています。

完成したものでもわかりますが、
こんなふうに、
制作途中でしか見られない色の重なりの美しさというものもある。

刺しゅうしていて「にやり」とすることのひとつです。




刺しゅうPRO フォトステッチ はじめました



刺しゅうPRO NEXT と brother PR1000e によるフォトステッチ。

開始4時間でまだ17色しかステッチしていませんが、
顔の陰影のベースが出来てきました。

顔の造作と光の加減で生まれた影が、
右側に濃く出ているように見えます。
でも、これはステッチが進むと気にならなくなるはず。
これからもっと濃い色が入ってきます。

     *     *     *

本日はこの縫製を見てもらいながら、
お客さまとミシン刺しゅう談義。
ミシン専門店としてお伝えできる技術や情報はもちろんですが、
お客さまから返ってくる話のおもしろいことおもしろいこと。
ついつい時間を忘れて話し込んでしまいました。

「仕事」としての刺しゅう。
ひとことで云いますがいろんな形があります。

当店は、
「もともと刺しゅう専業」という業者の方より、

・これまで外注していたものを内製化したい。
・もうひとつの柱として刺しゅうで新規事業を展開したい。
・将来、独立開業を目指したい。

というお客さまが多い。

そのためみなさん勉強熱心なんですよね。
また、夢とともに秘めたアイデアをすでに持っている。

そういう方々のためにどんなサポートができるか。
たいへんですが、
いつもおもしろい仕事をさせていただいております。




刺しゅうPRO フォトステッチ ミシンの液晶、大事!



フォトステッチの場合、
刺しゅうミシンの液晶は高精細なほうがいいのです。

ミシンのディスプレイは、
一般的な縫製では「サイズや糸色数、縫製時間」といったデータ確認と、
「位置決め」で役に立つことが期待されますが、
写真刺しゅうではそれ以上に「色の再現性」が求められます。

このデータで縫い始めていいのだろうか。

その最終的な判断は、
コンピュータではなく、
ミシン側のカラーディスプレイを信頼しておこないます。

     *     *     *

実際に刺しゅうPRO の作業をするコンピュータのディスプレイ。
それはもちろん大事ですが、
これがねえ、わりとウソをつくことが多いのよ。

簡単に明るくしたり暗くしたりできちゃうでしょ?

キャリブレーション、なんてむずかしいことは云いませんが、
「ディスプレイ環境を正しく保つ」ことを考えている方って、
やはり少ないのですよね。
悩みすぎてノイローゼになっている方もいるのですが(笑)。

そのてん、
良くも悪くもミシンの液晶表示というのは設定が保たれている。
しょっちゅう明るさを変更したりしないでしょ?
そこがいいのです。

     *     *     *

厳密にいうと、
たとえば「グラデーションのなめらかさ」はミシンでチェックできません。
液晶でガタついて表示されている場合、
・データはいいのにガタガタに見えているのか。
・データがダメだからガタガタに見えているのか。
その判断がつかないからです。

細部ではなく、
「全体のバランス」をチェックするために使いましょう。

刺しゅう専用機 brother PR シリーズや、
Innovis VF1 や LA といった家庭用刺しゅうミシンの液晶は、
なかなかきれいに表示してくれます。

iPhone や iPad のような Retina な解像度なら、
「もっといいだろうな」とも想像しますけどね。
ディスプレイサイズが小さいぶん、
高精細すぎるとかえって騙されてしまうかも?

すくなくとも、
現時点では上記のミシンがフォトステッチに向いているといえる。
上は brother PR1000e のディスプレイ表示を撮影したものですが、
このくらい表現されていれば、
「いけるのかいけないのか」という目安がつけられます。

大型のフォトステッチの場合、この「目安」がとっても大事。
うまくできなかったからといって、
何枚も作り直すのはたいへんだからです。
ほんとはそれを経験したほうが早くうまくなれるんですけどね。

信頼できる液晶がついていること。

場合によっては、
「んなもんモノクロでいい。
 そのせいで値段が高くなってるんでしょ?」
なんて嫌われることだってある「画面の話」ですが(笑)、
フォトステッチャーのみなさんには、
ぜひ注目&活用してもらいたいな。








今日の修理:brother Compal DX



今日の修理は鹿児島県志布志市有明町のお客さまのミシン。
brother Compal DX(ブラザー コンパルデラックス)です。

10年以上使われてなかったというミシン。
なにぶん古いミシンなので、
点検依頼のお話をいただいたとき、
「状態、どうかな」と心配していたのですが、
見せていただくと、これが、じつにきれい。

もともとあまり使われてこなかったミシンなのかな。
外装はそれなりですが、
内部の磨耗がほとんど見られない。
ボタン類の電装もしっかりしています。

機械を扱うお仕事をされているせいかな。
「ミシンのことなんてなんにもわからんから、
 ほったらかしにしてただけ」
と謙遜されていましたが、
お客さまのほうで、
保存に注意していただいていたフシがある。

というわけで、
清掃して注油をしっかりおこなうことで、
軽快な縫いができるようになりましたよ。

おみやげにいただいた、
「糖度計が振り切れるほど甘い焼芋」
おいしかったなあ!
こちらもまた、ありがとうございます。




刺しゅうPRO フォトステッチ 株式会社 精研さんの新作です!




人物のフォトステッチ |(株)精研ブログ で、
新しいフォトステッチ作品が公開されていますよ。

この夏も、
いろんなミシンでいろんな方法で、
写真刺しゅう、広がりをみせています。



【リンク】
(株)精研ブログ








新型ミシンの技術講習会に参加してきました



今日は福岡県福岡市博多区にて、
brother の新しい家庭用ミシン、
COMPAL 700 / 900、
COMPAL 1500Q、
そして Innovis MX2500D の技術講習会に参加してきました。




こんな状態の新しいミシンを、
ばらばらに分解しながらその構造・特徴をおさえていきます。




スマートフォンで身近になった液晶タッチパネルの感度を試しながら。




ここ数年、brother の家庭用・刺しゅう用ミシンは、
大きく進化しています。

「性能が上がる」
「使いやすくなる」

それはつまり、
ミシンの内部構造が新しくなっているということ。

縫製の基本的な仕組みはすでに完成されているのですが、
技術はつねに前進しています。

これまでの整備テクニックを応用させつつ、
新しい機構には新しい整備方法で対応していかないといけません。

つねに勉強し続けなければ、
お客さまに自信を持っていいミシンをおすすめできないですもんね。
ミシン専門店はがんばってます。




前面のパネルを外したところ。

内部を知ることで新しいミシンの新しさを知る。




カタログには載っていないことばかりですが、
小さな改良点の積み重ねが、
大きな進化を支えています。




brother の新しいミシンは、
内部のユニット化が進められた印象ですね。




ボディパネルの接合面をチェック。

この「組み」を知っているのと知らないのとでは、
整備するときのストレスが大きくちがってくるのです。
わかってないと意外と手間取る。
これまでのモデルと変更点があるなら、なおさら。




背面パネルまで外したところ。

「ミシン=マシン」って感じですね。




ユニット化された下糸巻き機構。




タイミングベルトまわりにも力が入ってます。




上軸も下軸も。




底板をはずして寝かせたところ。

ちょっと惚れ惚れするようなフレームです。




ばらばら。
ユニット化で整備がしやすくなってるんじゃないかな。




針板の下に見慣れないブラシが。

これ、糸の流れをスムーズにするためのもの。




針棒機構まで残したフレーム。

ここまで分解したら、
こんどは組み上げていくことで内部構造をチェックしていきます。

分解そのものは講習の1/4ってところです。
ここから要所要所で調整を入れながら組んでいくので、
じつはこれからが、本番!

今回の講習であらためて、
brother COMPAL 700 / 900、
COMPAL 1500Q、
Innovis MX2500D のミシンとしての完成度を再確認。

お客さまに自信を持っておすすめしていきたいと思います。




密度の高い講習のあとに、
今回、きちんと講習に取り組んだかどうかをチェックする、
試験問題が準備されてました。

わお。