刺しゅうPRO 10 キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ !!!



brother から新しい刺しゅうデータ作成ソフト、
刺しゅうPRO 10 の発売が発表されましたよ!

2015年ニュースリリース
携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動
刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO 10」 新発売

ブラザー工業株式会社(社長:小池利和)の国内販売子会社であるブラザー販売株式会社(社長:片山俊介)は、パソコンでオリジナルの刺しゅうデータを作成できる刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO」シリーズの新製品として、携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動させる「刺しゅうPRO 10」を9月上旬より発売します。

ブラザーは、初心者向けから上級者向けまで幅広い刺しゅう用ミシンのラインアップをそろえています。ミシン本体販売のほかにも、写真やイラストなどオリジナルのデータをパソコン上で刺しゅうデータに変換できる刺しゅうデータ作成ソフトウェア「刺しゅうPRO」を販売するなど、刺しゅうの楽しみ方を積極的に提案しています。


製品特長

携帯に便利なUSBメモリーでソフトウェアを起動
従来、専用のカードライターをパソコンに差し込むことで、「刺しゅうPRO」を起動していましたが、このたびカードライターの代わりにUSBメモリーを採用しました。これによりコンパクトで携帯しやすくなりました。

糸密度が従来品比2倍の14本/mmへ
「刺しゅうPRO NEXT」の糸密度が最大7本/mmに対して、「刺しゅうPRO 10」は最大14本/mmまで調整できるようになりました。糸密度によって刺しゅうの表現が変わるため、ステッチの魅力を存分に楽しめます。

刺しゅうのぬい方向が設定可能に
一つの図形に対して、複数のぬい方向を複数設定した面ぬいが可能になったため、従来よりも刺しゅうの表現力が豊かになりました。

……とのこと。

主な仕様

レイアウト可能サイズ 260×360mm、300mm×200mm、180mm×300mm、160mm×260mm、130mm×180mm、100mm×100mm、130mm×300mm、100mm×172mm、130mm×50mm、130mm×60mm(帽子枠)、90mm×80mm(シリンダー枠)、100mm×180mm(ボーダー枠)*1
ステッチ種類 走り、EVステッチ、サテン、モチーフ、ステムステッチ、キャンドルウィックステッチ、3重、チェーンステッチ、ネットフィル、サテンぬいネットフィル*2、タタミ 、プログラムタタミ、クロスステッチ、同心円、放射、渦巻き、パイピング、スティップリング、グラデーション、スタンプ
糸色変更 ブラザー(61色)、他社糸色対応
ステッチ生成ツール オート オートパンチ、フォトステッチ1、フォトステッチ2、クロスステッチ
マニュアル 直線、曲線、円、楕円、円弧、扇形、正方形、長方形、図形、直線ブロック、曲線ブロック
編集ツール 回転、上下左右反転、移動、STB機能*3、縫い順変更、サイズ拡大縮小、ミラーコピー、サークルコピー、花模様、オフセット
ビュー機能 塗りつぶし表示、ステッチ表示、リアル表示、ステッチシミュレーター
画像入力機能 TWAIN対応*4
刺しゅう文字*5 楷書体 2,739文字(漢字2,566、ひらがな82、カタカナ91)
行書体 3,278文字(漢字3,104、ひらがな82、カタカナ91)
アルファベット ノーマル:120書体、モノグラム:2書体
ミニサイズ文字 日本語:2書体、アルファベット:10書体
True Type Font 自動変換機能
書き出し可能ファイル形式 拡張子が*.dst、*.exp、*.pcs、*.hus、*.VIP、*.SHV、*.JEF、*.SEW、*.CSD、*.XXXのファイル形式。
読み込み可能刺しゅうデータファイル形式 ご使用の刺しゅうミシン最大縫製範囲内に入る、拡張子が*.pes、*.dst、*.exp、*.pcs、*.hus、*.pec、*.phc、*.VIP、*.SHV、*.JEF、*.SEW、*.CSD、*.XXX のファイル形式。

*1 お使いのミシンによって、刺しゅう可能範囲の関係上、縫製できないことがあります。
*2 各種の縫い方は、走りピッチ、縫い角度等の詳細設定可能。プログラムタタミ縫い、モチーフ縫い、パイピング縫い、同心円縫い、放射縫い、渦巻き縫い、ステイップリング、ネットフィル、サテンネットフィル、スタンプは、ステッチクリエイターでオリジナルパターンを作成することができます。刺しゅう文字データは、面縫い設定にモチーフ縫いを設定することはできません。
*3 STB(Stitch To Block)機能を使い、レイアウトセンター上に取りこんだ各種刺しゅうデータをブロック型のデータに変換し、修正、編集が可能になります。STB機能が使えない取り込みデータもあります。
*4 読み込み可能ファイル形式は、拡張子が *.bmp、*.gif、*.tif、*.jpg、*.wmf、*.png、*.epsのファイル形式になります。なお、*.epsファイルについてはベクトルデータをそのまま読み込むのではなく、プレビュー情報のみを取り込みます。また、保存オプションによって正しく読み込みができないファイルもあります。また、*.tifファイルについてはLZW圧縮したものも取り込めます。市販のアプリケーション(.ai(Adobe Illustrator Artwork)、.cdr(CorelDraw file)など)で作成されたベクトル画像ファイルは、.svg ファイル形式に変換して取り込めます。
*5 ミニサイズ文字を除く文字書体では、あまり小さなサイズにするときれいに縫製できない場合がありますので、1文字の大きさ(高さ、幅)が日本語については15mm以上、アルファベットについては10mm以上の設定をおすすめします。またTrueTypeフォントを刺しゅう文字データに変換し、刺しゅうデータとして刺しゅうPROでの編集を可能にします。ただし、フォントデザインによってはきれいに変換されない場合もあります。TrueTypeフォントは、均一な太目のラインのフォント書体をお選びください。
*6 一部の刺しゅうカードはカードライター/カードリーダーを使っても読み込みができません。(キャラクターカード、漢字カード等)

※アップグレードキットは刺しゅうPRO Ver.5以降をお持ちの方が対象になります。
※刺しゅうPRO Ver.5以降からアップグレードをするためにはカードライター本体のアップグレードも必要です。ソフトウェアのインストール後、インターネットに接続いただきカードライター本体をアップグレードしてください。インターネットに接続できる環境にない場合は、お買い求めの販売店または、弊社のお客様相談室へお問い合わせください。

動作環境(ご購入前に必ずご確認ください。)
OS 日本語 Microsoft® Windows Vista® 、Windows® 7/8/8.1/10(32 または64 ビット)
CPU速度 1GHz以上推奨
メモリ 512MB以上(1GB以上推奨)
ハードディスクの空き容量 300MB以上
ディスプレー XGA(1024×768)の解像度で、High Color(16ビット)表示以上が必要(True Color推奨)
USBポート マウス
デバイス 2つ以上(「刺しゅうPRO ソフトウェアキー」の接続とミシンへの刺しゅうデータ転送に使用)
プリンター ご使用のシステムでサポートされているプリンター(画像を印刷したい場合)
インターネット接続 刺しゅうPRO の認証とアップグレードするために必要


気になる新機能としては、

新セキュリティーデバイス
刺しゅうPRO 10 では、セキュリティーデバイスが、カードライターから刺しゅうPRO ソフトウェアキーになりました。

刺しゅうファイルのサムネイル表示
刺しゅうファイル(.pes)をWindows® エクスプローラーでサムネイルとして表示できます。

図形データ編集機能の改善
図形データのぬい方向を示す線を、複数指定できます。図形データの形を変えずに、ぬい方向線を追加、移動、削除、反転できます。
マニュアルパンチツールで入力したブロックデータを図形データとして編集できます。
グラデーション、ぬい始終点、下打ち、線ぬいをブロックデータに設定できます。
重なり解除/結合、ドーナツぬいオフセットライン、アップリケウィザードなどの図形編集機能を使用してブロックを編集できます。

ステッチバリエーションの強化
線ぬいの種類に「チェーンステッチ」が増えました。
面ぬいの種類に「ネットフィル」「サテンぬいネットフィル」が増えました。
ぬい最適化機能が追加されました。
ぬい順とぬい始終点を調整して、糸色替えの回数と渡り糸を減らします。
ステッチデータの図形データに変換機能が追加されました。ステッチデータを図形データに変換できます。
ステッチデータのポイントを編集する機能が改善されました。
ポイント切断機能で、1 つのステッチデータを2 つに分割できます。
ポイント接続機能で、2 つのステッチデータを接続して1 つにします。
図形データのポイントを編集する機能が改善されました。
ポイント切断機能で、1 つの開いた図形データを2 つに分割したり、閉じた1 つの図形データを切断して開いたものにできます。
ポイント接続機能で、2 つの図形データを接続して1 つにしたり、開いたデータの2 つの終点を接続して閉じたものにできます。
図形データ分割ツールが追加されました。指定したポイントで囲んで、図形データを分割できます。
生地の設定機能が追加されました。ぬい方設定を、選んだ生地に応じた推奨設定に変更できます。
配列コピー機能が追加されました。選んだデータのコピーを、一定の間隔で配置できます。
属性の貼り付け機能が追加されました。コピーしたデータの糸色、ぬい方を、選んだデータに貼り付けられます。
EMFおよびSVG ファイルも、刺しゅうデータに変換できるようになりました。
グラデーションパターンの設定ダイアログボックスが改善されました。グラデーションの調整が簡単になりました。
データを、デザインセンターからレイアウトセンターに図形データとして取り込めるようになりました。

ウィザードの追加および強化
ワッペンウィザードが追加されました。選択した模様の周りにサテンぬいとカットラインを作成できます。
アップリケウィザードが強化されました。
刺しゅうデータと文字データを組み合わせた模様を作成することができます。
選択した模様の周りにアップリケ模様を作成することもできます。
スタートアップウィザードが強化されました。
ワンクリックで任意の機能とファイルにアクセスできます。
フォトステッチ1 の機能が改良されました。

ユーザーインターフェイスの使いやすさ向上
【レイアウトセンター】
ガイド線機能が追加されました。
この機能によって、刺しゅうデータを整列しやすくなります。
デザインページ上での表示制御機能が追加されました。
刺しゅうデータをデザインページで表示または非表示にできます。
ぬわないデータを非表示機能が追加されました。
ぬわないデータを含むコマをぬい順ウィンドウで表示または非表示にできます。
ぬい始終点を表示する機能が改善されました。
ぬい順で次(または前)のデータのぬい始終点も表示できるようになりました。
【デザインセンター】
色リストに色替え数または総色数を表示できるようになりました。
取り込みウィンドウが強化されました。
取り込みウィンドウから、刺しゅうデータを簡単にデザインページに追加できます。
ものさしツールが改善されました。

レタリング機能の強化
フォント・文字のバリエーションが広がり、改善されました。
内蔵の通常フォントが122種類になりました。
内蔵のミニサイズ文字フォントが12種類になりました。
一部の内蔵の通常フォントで、入力できる記号・アクセント記号付きアルファベットの文字が増えました。
一部の内蔵の通常フォントの文字が改善されました。
また文字間と文字のサイズが調整されました。
フォント選択のユーザーインターフェイスが改良されました。
内蔵フォントの名前がフォントセレクターに表示されます。
内蔵の通常フォントの推奨最小サイズがフォントセレクターに表示されます。
フォントフィルター機能が追加されました。
フィルターをかけると、選んだ種類のフォントだけがフォントセレクターのリストに表示されます。

その他
刺しゅうサンプルのバリエーションが広がりました。
新しい刺しゅう枠設定(240×360mm 枠)がデザイン設定ダイアログボックスで設定できるようになりました。
(お使いのミシンによっては、使用できない場合があります)

気になるところはたくさんありますが、
大隅ブラザーとしては、
やはり、
「フォトステッチデータ変換のアルゴリズムがどんなふうに変わっているか
(もしくは変わっていないか)」

に注目したいと思います。

発売は 2015年9月2日 から。
それよりもすこし早く試すことができると思うので、
このウェブログでもどんどん紹介していきますね。