今日の修理:brother Kagari Ⅱ ほか



今日の修理は、鹿屋市串良町のお客さまのロックミシン。
brother Kagari Ⅱです。

「使っていたら縫い目がおかしくなっちゃいました」
とご相談を受けました。

ロックミシンもふつうのミシンも、
きれいに縫えなくなったら、
まず糸かけ・糸通しをやりなおしてみることです。
それだけで縫えるようになることも多い。
ダメだったら、
そこであらためて点検、修理を考えることになります。

このロックミシンは、
糸かけ・糸通しをしなおしてみましたが、
縫い目がやはりきれいに出ない。

ひとつひとつチェックしていくと、
針糸の糸調子皿に糸くずがひっかかっていて、
糸調子が取れなくなっていることが判明。
これを取り除くことで OK になりました。

ご購入後、いちども点検されていないということなので、
たっぷり埃のたまっていた内部も清掃させていただきました。




こちらは、肝属郡肝属町のお客さまのミシン。
JUKI the MISIN HZL-7000 です。

「ひさしぶりに使ってみようと、
 押し入れの奥から引っ張り出してきたところ、
 使い方を忘れていて、うまく縫えないんです〜」
と、ご連絡いただきました。

湿気が多くて風通しが悪い。
押し入れはミシンを置くのに最悪の場所。
このミシンもあちこち錆だらけになっていました。

壊れているわけではないので、
時間をかけてクリーニングすることで、
かろやかに動くミシンとなりました。

ご自宅にミシンをお持ちするさい、
取り扱い方法を復習していただくことで、
また使っていただけるようになるはずです。