大隅ブラザーと大隈ブラザー

今年も年賀状がたくさん届きました。
うれしいことです。

ところで、
とーってもよく目立つのが、宛名のまちがい。
「大隅」ブラザーが「大隈」ブラザーとなっているものが、
じつは、とても多いのです。

鹿児島県内の方は、まずまちがえない。
九州の方では、すでにあやしいところがある。
ましてや、それ以外の地方の方においておや。
読みも同じなら字も似てる。
「大隈」は「おおくま」しかないだろう、なんて、
大隈重信を連想して思ってしまうんですが、
「おおすみ」と読ませる名字もあるのだとか。
コンピュータを使っていると、
両方、ならんで変換候補に出てきますもんね。
まちがえます、これは。

会社名をまちがえるなんて!
というのはたしかに正しい感覚なんですが、
こうも多いと、じつは、笑いのほうがこみあげてくる。
いいじゃないか、そんな細かいことは!
なんて気がしてくるから不思議です。

いっそ、このウェブログのタイトル、
「大隈じゃなくて大隅ブラザーです」にしちゃおうか。
なあんて。

ではありますが、もって他山の石とせよ。
他人のまちがいに気づいても、
自分のまちがいにはあんがい気がつかないもの。
自分も気がつかないところで、
あちこちずいぶん失礼なことをしてるんじゃないか。

我がことをふりかえってみるにつけ、思います。
しみじみ、そんなことを。