今日の修理:baby lock 糸取物語 BL20



今日の修理は、鹿屋市高須町のお客さまのロックミシン。
baby lock 糸取物語 BL22 です。

機能回復としては、上メス・下メスの交換になりました。
それだけなら、ほんの数分ですむ作業。
しかし、内部はとんでもない糸埃!
石綿がぎゅうぎゅうにつまったような状態になっていました。
それだけめいっぱい使われてきた、ということですね。

きれいにしちゃいましょう!
というわけで、このていどまで分解して清掃しました。

当店でも大人気商品の baby lock のロックミシン。
せっかくなので、内部をちょっとのぞいてみましょう。





自動糸調子の機構です。
コンピュータによる電子制御ではないのですね。
こういうメカニカルな仕組みによって、
あのかしこい糸調子は生み出されているのです。





サイドからの眺めも、じつにシンプル。
それでもプーリーをまわしてみればわかります。
高い精度ですべての部品が連動して動くのが、じつに美しい。





分解して、大掃除をして、
磨き上げながら組み終えるまでずいぶん時間がかかりました!
たいへんといえばたいへんですが、
どんなに大がかりになっても整備するのが楽しいミシン、
というのがあるのです。

baby lock のこのシリーズ、わたしは好きです。
使ってよし、整備してよし。





今日はロックミシン修理の一日となりました。

鹿屋市野里町のお客さまは、blother HomeLock。
鹿屋市川西町のお客さまは、SNIGER MERRITTLOCK 14U44。

どれも動きがスムーズになりました。
内部も外観も、ぴかぴかに磨き上げてあります。

これからも思い存分、使い倒してあげてくださいね!