今日の修理は、鹿屋市のお客さまのミシン。
JUKI HZL-008 です。
自動糸切りをすると、
針が上で止まったり針板の下で止まったり。
停止位置が安定しません。
なんども使っているうちに、
上位置で止まるようになるらしいのですが……。
こーんなふうに分解しちゃいます。
調べてみると、
古くなった油&グリス、そしてほこり等々も影響して、
針の停止位置を決める機構が固着していました。
悪さをしている油やグリスをていねいにとりのぞき、
新しいものと入れ替えることで、
機能を取り戻します。
こちらの修理は、
鹿屋市のお客さまの、SINGER mon ami-p 。
うまく縫えなくなっていたとのこと。
専用ボビンをつかっていなかったためかな?
あと、糸コマ押さえも紛失されていました。
糸コマ押さえなしで試し縫いをしてみると、
なんとか縫えるようにみえます(笑)。
でも、上糸がきれいに流れていかないので、
これもきちんと縫えなかった原因のようです。
このミシンは部品が焼き付いて固着しちゃうことが多い印象。
必要な箇所に注油で対応しておきます。
予防接種、みたいなものかな。