今日の修理:肝属郡の中学校のミシン



今日の修理は、
昨日、受け取った肝属郡の中学校のミシンです。

brother のスクールミシンと、




brother のスクールミシン エリートと、




SINGER の Qt-900ET です。

合計17台というのはたいへんでしたが、
毎年、定期的に点検と調整、修理しているので、
ひどく壊れているミシンというのはないのです。

糸立て棒が折れていたり、糸コマ押さえがなくなっているのは、
まあ、よくあることで(笑)。

それよりも気になったのは、
垂直釜の brother スクールミシン。
ボビンケースに入ったままのボビンをチェックしてみると、
入れ方が、みな、逆方向になっていました。

最近のミシンは水平釜になっています。
ボビンを上から入れるスタイル。
垂直釜は、ボビンケースに入れて横からセットするタイプ。

両者のミシンを併用して授業に使っている場合、
生徒がまちがっておぼえてしまっても、
指導している先生がそれに気づけないことがあります。

教えなきゃいけないこと、注意しなきゃいけないこと、
いっぱいありますからね!

修理を終えたミシンを納品にうかがうときには、
気づいた、こうしたことをお伝えするようにしています。
次回の授業の参考にしていただければ。

……と書いていたら、中学校のミシン修理依頼が続々と。

ありがたいことです。
がんばるよ!