今日の修理:brother PROFEEL



今日の修理は、鹿屋市上谷町のお客さまのミシン。
brother PROFEEL です。

糸立て棒が脱落していました。
で、そのまま使っていたそうです。
「けっこう普通に縫えていたから問題なさそう」
な気がしていたとのこと。

じつは「糸立て棒&糸コマ押さえ」は、
自転車でいうなら「サドル」のようなもの。

ミシン全体からみれば、
ささいな部品のような気がするかもしれません。
しかし、
糸の抜けぐあいは糸調子にかかわっていますし、
針折れにつながることもある。
あなどっては、ええ、いけないのです。

また何年も放置されていたミシンとのことで、
ほこりと古くなった油&グリスで、
あれこれ重くなっていました。

これを解消します。




糸立て棒の取り付けには、ここまで分解する必要があります。
でも、brother のミシンは解体しやすいので、楽勝!




みなさんのミシン、
釜の周囲がこんなふうになっていませんか。
ブラシ&掃除機で、
たまにでいいので掃除してあげてください。

このままの状態で注油したりすると、
ミシンの調子がさらに悪くなることも。
まずは「ほこりを取る!」とおぼえておいてください。

さくさくさく、と縫えるようになりました。
「縫うときの音がまったく変わりました!」
と、お客さまにはおどろいていただけました。
ふふふふふ。

     *     *     *     *

鹿屋市高須町のお客さま。
brother Innovis S500 をお買い求めいただき、
ありがとうございました。
brother M-7000 からの買い替えです。
シンプルで、とにかくしっかりしたミシンであること。
そして当店独自の「7年保証」でご購入を決めていただきました。
新しいミシンも brother ですね。
これからもよろしくお願いいたします。