今日の修理:brother Innovis N80α ほか



今日の修理は、鹿屋市串良町のお客さまのミシン。
brother Innovis N80α です。

糸通しフックが落下!しておりました。

糸カセット式のミシンの糸通し機構は、
brother Innovis 5000 にも応用・採用されているものですが、
手動で糸カセットを操作するためか、
ときおりこういうことがあるようです。

糸カセットを入れるときは、

 ・針上下スイッチを使って、針を上げておく。
 ・力まかせにぐいぐい押し込まない。
  (正常なら、ストンと入れてカチャ、で糸通しまで完了します)

このへんを注意すると故障が防げます。

ただ、
不特定の方が使うミシンだとなかなかこういう注意が徹底できない。
ミシンは一般に思われている以上に「個人的な道具」なのですね。




こちらの修理依頼は、鹿屋市内の中学校のミシン。
brother BS-300 です。

三学期もそろそろ終了。
春休みを利用しての学校からの修理依頼、
増えてくる時期となりました。




こちらは、brother エリート AT308 です。

この機種は2台持ち帰ったのですが、
押え圧がしっかりかからなくなっているミシンがありました。
もともと堅牢なミシンなので、
そのへんを調整するとしっかり縫えるようになりました。

本日は、
朝から大隅半島を縦断するように、
ミシンを配達したりピックアップしたり、
入院している祖父の着替えを交換しにいったり。

15時からのミシン修理開始。
強くも生あたたかい風に吹かれて、
ときおり睡魔と闘いながら。