刺しゅうPRO:フォトステッチ お客さまの肖像



今日の刺しゅうは、お客さま。

サイズ:175mm×220mm
138,095針(45色)
ミシン:brother Innovis(イノヴィス)5000 ローラ アシュレイ モデル
アプリ:Photoshop CS5、刺しゅう PRO(刺しゅうプロ)NEXT
制作:Akihito Kouno





昨年、すでに写真刺しゅうを作らせていただいたお客さまの肖像です。

今年の4月に奥さまをミシン刺しゅうさせていただいたのですが、
色合いを合わせるため、ご主人のほうをもう一枚、
画像処理からあらためて作りなおしてみました。


 


ならべてみます。

いつもどおり、
なかなかよくできているのではないかと自画自賛しているのですが、
どうかな。

当店では、
ミシン購入のお客さまに写真刺しゅうを作ってプレゼント!
なんてサービスをはじめています。
こんな感じになります。
ご家族の写真を、どうでしょう?

     *     *     *

「写真を写真どおりに刺しゅうして、おもしろいの?」
するどい突っ込みを入れてくる方がときどきおられます。

そうかもしれないですね〜(笑)。

写真は写真で見ればいい。
わざわざ刺しゅうにしなくても。

でも、わたしはここに、ふたつ、課題を見いだしているんです。

ひとつは、
「写真を写真っぽく刺しゅうするには、技術が必要」という点。

ただ刺しゅうPRO に画像を渡すだけでは、
きれいな刺しゅうデータにならないことが多いんです。
いろんなところで工夫が必要。
それをたのしんでおられる方がいる一方、
苦労したりあきらめたりしている人も多いと聞きます。

しかし、ミシン屋として、
そこはお客さまに相談を受けたときに、
アドバイスできるようでありたいじゃないですか。
「より写真らしく」という追求は、
とっても勉強になるんです。

もうひとつは、
「写真に近づけようとする過程で、新しい表現が見つかる」という点。

大隅ブラザーの人気の刺しゅうに、
スティーブ・ジョブズを刺しゅうしたものがあります。
これ、元の写真とは印象が異なる味つけになってます。
・写真から受ける印象をもっと強調したい。
・写真から受けるイメージを大胆に変えてみたい。
そういう応用は、
「できるだけ元画像に近い雰囲気で刺しゅうを作る」ことができて、
こぎつける浜辺のような気がします。

抽象画を描く人もデッサンの基礎はしっかりやっている。
そんな感じかな。

応用技も、そのうち見ていただこうと思っています。
期待せずお待ちください(笑)。

     *     *     *



昨日に引き続き、
brother Innovis QC-700 をお使いの たまごさんど さんから、
赤ちゃん用の「モンキーパンツ、作ったよ!」と報告が上がりました。

はじめてのモンキーパンツ。
おしりの部分が特徴ですね。
ここに別模様の布を使ったり意匠を凝らすことで、
いろんな表情のパンツになります。

お母さんの着ていた服が、
赤ちゃんの服としてこんなふうに生まれ変わる。

そういうの、なんか、いいですね。







フォトステッチはもちろん!
ミシンで刺しゅう、一緒に楽しんでみませんか。
「刺しゅうPRO NEXT」も、大隅ブラザーでお買い求めいただけます。
刺しゅう技術のサポートはもとより、
大隅ブラザーならアフターフォローも万全!です!

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