今日の修理:brother Compal DX ほか



今日の修理は、鹿屋市西原町のお客さまのミシン。
brother Compal DX です。

オレンジ色のアクセントが効いている brother のベストセラーミシン。
布押さえを上下させるレバーが根元からぽきりと折れていました。

新品の部品はもう手に入らないので、
同形のミシンから部品を流用しようと考えたのですが、
Compal DX と名のつくミシンでも、
部品の形が微妙にちがっていたりするんですね。
おなじ形でもすり減りかたに差があったり。

ちょうどいいサイズの押さえレバーを探し出すことができたので、
交換して OK となりました。

ボタンやダイヤル類の固着や接触不良もなく、
いい状態の brother Compal DX でした。
きれいに縫えるようになりましたよ。




こちらのミシンは、鹿屋市西原町のお客さまのロックミシン。
Mammylock ML-630 です。




内部がこんなふうに。
ええーっと、失礼ですが、排水溝のようになっていましたぞ(笑)。

でも、ていねいに使われていたロックミシンなので、
動きは軽快、じつにスムーズ。
縫い目もきれいなのですよ、これが。

こびりついた汚れをしっかり落として、
風呂上がりの一台、という感じに仕上げました。

試し縫いのときの糸通しには、しかし、苦労しました。
baby lock BL69WJ をはじめ、
最近のロックミシンは、
糸通しが簡単にできるようにと作られていますよね。

ロックミシンの進化を考えながらの調整となりました。