刺しゅうPRO:フォトステッチ 生徒さんの作品です



刺しゅうPRO によるフォトステッチ講座をおこなっていてうれしいのは、
「こんなのできましたよ!」
と、生徒さんの作品を見せてもらえること。

この brother Innovis D400J によるジョニー・デップは、
特待生のかよちんさんの作品。
「ずーっといそがしかったのでひさしぶりに」とのこと。
こういう大胆な色使いの写真刺しゅうに挑戦できるのはすてきです。

ご家族の評判はまちまち、だそうですが、
それは「刺しゅうの出来」ではなくて、
このメイクのジョニー・デップを飾りたいと思えるかどうか、
なのだと思いますぞ(笑)。




こちらは、
先日の名古屋でのフォトステッチ講座を受講していただいた、
ミシン屋さんの作品です。

息子さんの力泳のシーン。
泡立った水の感じ、透明感、よく出ていますよね!
ミシン刺しゅう特有の、油彩画風の仕上がりがうまくいってます。
全体が「締まって」見えるでしょ?
これは偶然ではなく、そういう調整をしているからです。




この2枚目も、息子さん。
娘さんじゃありませんよ。
かわいい格好をしているときの男の子です(笑)。

携帯電話で撮影された、小さく、色情報がけっして多いとはいえない、
素材としてはむずかしい室内&逆光の写真ですが、
うまくまとまった刺しゅうになってます。

写真を刺しゅうPRO まかせで刺しゅうデータにするのではなく、
「どうすれば」思い描くイメージの刺しゅうになるか。
理屈がわかっているからこそ、こんな具合に仕上がるわけです。

せんせーの教えかたがいいせいもありますが(笑)、
これは、作る人がしっかり試行錯誤、努力した結果です。
すばらしい。
免許皆伝、なのです。

「以前、写真刺しゅうに挑戦したとき、
 あまりうまくできなかったので、
 自分にはムリかな、と諦めてたんです。
 フォトステッチがこんなにおもしろいとは思いませんでした!」

う、うれしい。
そういうことばが聞きたくて、
日夜、せんせー、フォトステッチ、教えてます!(笑)