今日の修理:鹿屋市の小学校のミシン ほか



今日の修理は、鹿屋市の小学校のミシン。
JUKI HL-619-DXF が1台と、




TOYOTA FH700 が2台です。

ともに、
折れた針が抜けなくなってしまったり、
糸がからんださいに、
針や剣先で内釜が深く傷ついてしまっていました。




こちらは、垂水市旭町のお客さまのミシン。
brother Innovis B55 です。

内釜に傷がついていて、
下糸の調子が取れなくなっていたのを、
内釜交換にて対応しました。
また、糸切りが正常におこなえなくなっていたので、
仕込んである刃を交換。

それと、釜周辺が油でべっとり汚れていたので、
これを清掃させていただきました。

調子が悪いときはとりあえず油を注しておくか。
というのは正しいようですが、
じつは「半分正解」といったところ。

注油の前に、
まずは、埃や糸くずを取り除いてください。
でないと、ますます内部が汚れてきます。
そして、
いまのミシンは電装部品が多い。
基盤やセンサーに油がまわってしまうのは、
やはり、たいへんよくないのです。

最近のミシンの取扱説明書に、
「注油はおこなわないでください」
なんて書いてあるのは、そのためなんですね。

注油は必要な場所に適量を。
それがわからない場合は自己流でおこなわないこと。
これ、とっても大切です。