今日の修理:brother Nouvelle MD TA635



今日の修理は、鹿屋市田崎町のお客さまのミシン。
brother Nouvelle MD TA635 です。

「急に動かなくなってしまいました」
とご連絡いただきました。
「フットコントローラーのジャックが、
 ゆるゆるになってしまったんですけど、
 それと関係ありますか」
観察力のあるお客さまです。
的確な指摘、まさにビンゴ!です。

ジャックを受ける部品がダメになってしまったため、
ミシンが、
「ちゃんとフットコントローラーがついてませんよ!」
そう教えてくれていました。

このジャック受け部品はプラスチックも使われているため、
経年劣化で割れてしまうことがあります。

brother Nouvelle が動かなくなって、
フットコントローラージャックがゆるーくなっているときは、
原因としてこの部品の破損が考えられる。

ぎゃくにいうと、
こういうところくらいしか壊れない。
頑強な職業用ミシンならでは、です。




故障部分が明らかでも、
それ以外の部分のチェックはもちろんおこないます。

カバーをあちこち外して確認しましたが、
ていねいに使っていただけているの、わかります。
おまえさん、しあわせものだなあ。
日常的な点検や清掃が完璧におこなわれているミシンでした。

お仕事で使われているミシンとのことですが、
こういうミシンを見せていただくと、
ちょっと感動、しますよね。