今日の修理:志布志市の中学校のミシン



今日の修理は、志布志市の中学校のミシン。
SINGER 9210 を2台と、




TOYOTA ELECTRO FREE EFF7000 を2台です。

すてきな先生とすばらしい生徒たちに使われてきたミシン。
統廃合により、来年は別の中学校の備品となります。

そうした時期に、
これらのミシンの調整をさせていいただけたことが、
なんというか、たいへんうれしかったなあ。

当店は、
ミシンの内側はもちろんですが、
修理したミシンの外装も可能なかぎり磨きます。

学校のミシンも、そう。

「一家に一台」という時代ではないので、
生徒にとって、
「はじめてのミシン体験」が「学校のミシン」ということも多いはず。
最新のミシンは使えなくとも、
そのミシンの持てる最大限の能力は使用可能にしたい。
そのとき、
「古いけどきれいなミシンだった」という印象は、
大切だと思うのです。
生徒たちの記憶に残る、と思う。

きれいなものは人はていねいにあつかうものですし、ね。
長い目で見ると故障率にも影響するはずです。

この秋、
このミシンたちは文化祭のためにどんな活躍をするのでしょう。
そして、そのあと、
どんな旅を送ることになるのか。

これから、ことあるごとに思いを馳せることになりそうです。