パネルを外して開放感



志布志市有明町のお客さまのご自宅に、
brother Innovis 5000 の出張講習です。

刺しゅうミシンの基本的な使い方とともに、
お客さまに合わせた「ちょっとしたコツ」を伝授。

とくに「取扱説明書なんてきらいだ〜」というお客さまは、
刺しゅう枠の取付を無手勝手流でおこなっていたりするので、
「こうするとラクにきれいに決まりますよ〜」
とお教えしたいポイントも多いのです。

そうそう。
brother の家庭用刺しゅうミシンは、
こんなふうに上のパネルが簡単に外せるようになってます。

上部からの埃の侵入を防ぐ&ミシンの外観を飾る大事なパネル。
が、明るい窓際でミシンを使っていると、
開いた状態のパネルが手前に陰を作ってしまいます。
気にならない人は気にならないのですが、
「最近、目が悪くなってきたみたいで……」という方は、
このコントラストがつらく感じる場合も。

そういうときは、ぱかっ、と外してしまいましょう。
明るさもそうですが、
空間ができるぶん、心理的に余裕ができるのか、
「糸通しがもっとラクになった!」
そんなふうに感じられる方もおられるようです。

洋裁も刺しゅうも目を酷使しますよね。
明るければいいというものでもない。
調光にはじゅうぶん気をつけてくださいね。

で、ミシンを使い終えたら、
パネルをつけなおしておくか、
ミシン全体をおおうようにふわりと布をかぶせておきましょう。
鹿児島は、とくにね。
火山灰がミシン内部に入ってしまうのを、
できるだけ避ける工夫が必要です。