刺しゅうPRO 接客のあいまに イモーターンー!



映画 マッドマックス 怒りのデス・ロード(MAD MAX FURY ROAD)に、
くりかえし登場するモチーフ。
頭蓋骨がデザインされた、
イモータン・ジョー(Immortan Joe)のシンボルを、
ワッペン風に仕立ててみるべく。

このくらいシンプルな図案だと、
どんな刺しゅうソフトでも簡単にデータを作ることができますね。
今回は 刺しゅうPRO 10 で作成してみました。

このような聖なるシンボルには、
昨今流行のフラットデザインではなく、
鉄の塊っぽいごつんごりごりした質感を与えたい。

刺しゅうソフトにはいろんな縫いのアレンジがあります。
実用性を考えるなら、
「オプション的装飾はできるだけ使わない方向」
で考えるほうがきれいにまとまります。
こんな機能もあるあんな模様もある、
なんてあれこれ詰め込んじゃうと、
はじめて Microsoft WORD で文書を作ってみました的に、
「なーんかいかにも素人っぽい」感じになるのです。
華麗な装飾は控えめに。
そのほうが絶対、効きます。

でも、こういうシンボル的なデザインだと、
ふだんなかなかできないステッチを試みてみるのに、絶好。
「こんな設定、だれも使わねーだろー」
そんなニッチなゾーンを狙ってあれこれいろんな設定で遊んでみましょう。




brother Innovis LA で試し縫い。

ワッペンシートに対して刺しゅう部分の割合がやや少ないので、
ハンドルをもっと太めにするとワッペンっぽいバランスが取れそうです。
ハンドルと頭蓋骨、この空間に文字を縫いこんでもいいか。
マッドマックス 怒りのデス・ロードには、
印象的なフレーズがたくさん出てくるので、お好きなものを。

What a lovely day!

は長いかな。
この空間に落とし込むにはデザインセンスが試されそうです。