4歳児でもミシン講習



子供も4歳5歳になってくると、
「ものを作る道具」に興味がでてくるころ。

使い方を教えれば、
自分の使う雑巾くらいはけっこう簡単に縫い上げてくれます。

幼稚園児が操作できるということは、
それだけ扱いやすいミシンであるということ。

「子供なんだから最低価格帯のミシンを与えておけばいい」
という考え方は、
「私なんて洋裁初心者だからいちばん性能が低いミシンでいいの」
と同根です。

ミドルクラスのミシン、
たとえば brother COMPAL 700/900 クラスだと、
スタート・ストップボタンが、
布押えを上げた状態だと赤、降ろしていると緑に点灯する。
いつも見ている信号と対応しているので、
子供にも理解しやすいのです。

ハサミの絵が書いていあるボタンは糸を切るボタン。

子供がミシンの操作をおぼえていく過程を眺めていると、
大人にも大きな気づきがあります。




重ねたタオル地もへっちゃらで布送りしてくれるミシンなら、
子供に扱わせても安心です。
うしろからぐいぐいひっぱらないと生地を送ってくれないミシンなんて、
怖くて、とても幼児には使わせられない。

もちろん、
子供はびっくりするような行動をとるものなので、
目を離しちゃいけませんけれどもね。
やさしい目で見守ってあげていてください。

自分が縫い上げた雑巾って「作品」なんです。
誇らしい。
(でもそれはほんとは大人にとってもそうなんですよ)

がんばって縫い上げた雑巾ですもん。
一緒にお掃除、一生懸命、手伝ってくれると思います。