今日の修理:brother Innovis N80α その他



今日の修理は、
鹿児島県鹿屋市のとある公共施設で使われている、
brother Teddy 30 を 4 台と、
brother Innovis N80α を 4 台です。

修理と云っても、
毎年、この時期に点検させていただいているミシン。
施設の担当の方もたいへんていねいに管理して使ってくれていますので、
大きな不調はありません。

それでも不特定の方があつかうミシン。
気になるところもあるのでしっかり点検させていただきます。




とくに、
独自の糸通し機構がユニークな Innovis N80α は、
糸カセットの挿入であまり無茶なことをすると、
むきだしの糸通し機構を痛めてしまうことも。

糸カセットを挿入するときは、
・針上下ボタンで針を上にあげ、
・緑色のパイロットランプが点灯していることを確認
してからおこなってください。

ちなみに、
「布押えを上げて(糸調子皿を開いて)糸道に沿って糸通し」
という一般的なミシンでおこなう所作は、
この糸カセット式ミシンに限っては必要ありません。

そういう意味では「お手軽」なのですが、
手順を知らない方がぎゅうぎゅうカセットを押し込むと、
けっこうな確率で糸カセット機構を痛めますので注意が必要です。