今日の修理:BERNINA artist 170



鹿児島県肝属郡のお客さまのミシン。
BERNINA artist 170 です。

2年に1度、当店にやってくるミシン。
今回は全体的なメンテナンスと糸調子不良の改善です。

ボビンケースが古くなっていて、
テンションを取るバネ部分が微妙におかしい。
新しいボビンケースに交換するだけで、
これまでとおなじ縫い目が復活!しました。

ボビンケースも消耗品、なのです。

汚れたりサビが出たりもしますし、
高いところから固い床に落としてしまい、
歪んでしまうことだってあります。

この「変形」の事例、じつはけっこう多いのではないかと。

当店はこのボビンケース落下をしょっちゅうやらかすので、
たとえば brother の刺しゅう専用機 PR シリーズのボビンケース、
年に1度は交換しちゃいます。

それだけで刺しゅうの仕上がりがぐっとよくなったりもする。

ボビンケースを使うタイプのミシンを使っている方は、
まっさらな状態のボビンをひとつ持っておくといいですよ。
ミシンの調子が悪いとき、原因を究明するめやすになります。