JANOME Digitizer MBX V5 新発売!



日本でいちばん使われている刺しゅうデータ作成ソフトといえば、
brother 刺しゅうPRO ですが、
JANOME の刺しゅうソフト Digitizer MBX(デジタイザー MBX)にも、
根強いファンがいます。

その Digitizer MBX の新バージョンが発売になりました。
「JANOME Digitizer MBX V5」です。

powerd by CorelDRAW Essentials
powerd by Wilcom

CorelDRAW(コーレルドロー)というのは、
Adobe Illustrator などに代表されるベクトル画像編集ソフト。

業界標準の Illustrator にくらべると使っている人が多くない。
現行バージョンの解説書なども出版されていない、など、
はじめての方にはちょっと敷居が高いのですが、
フルパッケージ(CorelDRAW Graphics Suite としてほかのソフトとの同梱)が、
5〜6万円くらいで購入できますし、
廉価版の CorelDRAW Essentials なら1万円半ばで入手できる。

Windows 用ベクター系ソフトとして、
「Photoshop Elements」ならぬ、
「Illustrator Elements」という位置付けで使っている人もいるのではないかと。

(ちなみに、
Mac を使っている方には「Affinity Desiger」というソフトがあって、
こちらがまた使いやすいのでおすすめ!です)

で、JANOME Digitizer MBX には、
この CorelDRAW の廉価版が同梱されているのです。

これまでの MBX には Essentials X5 。
これが新しい MBX V5 になって Essentials X6 へと刷新されました。

Windows も OS としてバージョンがどんどん上がっているので、
2010年リリースの X5 はさすがに古い感じが否めなかった。
Windows 8 以降への対応ということでも、
2013年にリリースされた X6 への移行は必須でした。

ミシン刺しゅうが一部のプロから一般のユーザーへと広がってきている現在、
グラフィックソフトと刺しゅうソフトの連携は、
これまで以上に必要・重要な要素になってきています。

Digitizer MBX V5 。
そういう意味では「機能がどのくらい向上しているか」というより、
新しい Windows 環境で使いやすいよう、
「ベースの部分でどのくらいブラッシュアップされているか」に注目したいと思います。

なにより、
プロ用刺しゅうソフトとして名高い Wilcom の廉価版ソフトとして、
愛用者も多い JANOME Digitizer MBX 。

新しい V5、
近いうちに手に入る予定ですのでまたあれこれ試してみますね。



【外部リンク】
JANOME Digitizer MBX V5
JANOME JANOME Digitizer MBX V5 カタログ(pdf)
JANOME JANOME Digitizer MBX V5 取扱説明書(pdf)
JANOME Digitizer MBX V5 使い方動画(リンク集)