ScanNCut CM650W で布をカットしてみる



布も紙も自由自在に切れるカッティングマシン。
当店でも大人気の brother ScanNCut(スキャンカット)です。

今日は brother ScanNCut CM650W で布を切ってみましょう。

布を切るときは、
「アイロン接着シート」を布の裏に貼ってからカットするようにしましょう。
原則「かならず」です。

「布を切ると失敗する」という方のお話を聞くと、
アイロン接着シートを使ってない方が多い。
アイロン接着シート、刺しゅうでいうなら「接着芯」。
これを使うだけで布にハリが出てほつれにくくなります。
カッティングマットにもしっかり貼れるようになる。
結果、きれいに切れるわけ。

ただし、
「キルトピース」をカットしようと思っている方は、
生地の質感が変わってしまうので使わないようにします。
かわりに「布用粘着サポートシート」を使いましょう。




カッティングマットにしっかり貼ります。
くれぐれもくれぐれも、しっかり貼ります。

使い込んで粘着力が落ちてきたマットだと、
布のへりがめくれやすくなっちゃうはず。
マスキングテープなどでへりのぎりぎりを押さえて固定を助けるのも手。
カット面に重ならないよう、注意して。




試し切りはかならずおこないましょう。
おなじ刃でも新品と使い込んだものでは切れ味がちがいます。
また、おなじような厚みの生地も織りによって切れたり切れなかったり。

「刃の繰り出し量は〈4〉でいけそうだな」と思ったときは、
〈3.8〉くらいから試し切りします。
カッティングマットにうっすらと切り跡が残るか残らないか、
という設定を探します。
「あとすこしで完璧に切れそう」というポイントがみつかったら、
繰り出し量ではなく「カット圧」をひとつ上げてみる。

大隅ブラザー流かもしれませんが、
当店はそんなふうに決めることが多いです。




きれいに切り出されました!




こんな生地も。




切り出すことで、星座のきらめき。
プラネタリウムっぽくないですか?




生地をそのまま見ているときよりも。




図案のかわいさが強調される。
SN 比ってこういう話にも使えるんじゃないのかな、とか。




たくさん切りました、150ピース。
こういうのを手で切ろうとすると、たいへんよ〜。
カットが多ければ多いほど ScanNCut のありがたみがわかります。

なんで丸ばっかり切り出しているのか、って?

ミシン刺しゅう・ワッペン講習の準備なんです。

これはこれから刺しゅうで活用されてワッペンに変身するのです。
でも、それは来週のおたのしみ〜。





brother ScanNCut CM650W も取り扱っています。
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