今日の修理:brother DB2-B746-5



今日の修理は、鹿児島県鹿屋市のデニム・ジーンズ&カジュアルのお店の工業用ミシン、
brother DB2-B746-5 です。

「異音がする」ということで駆けつけたところ、
釜が焼き付いて固着、偏心しています。

釜ごと交換しちゃえばすむ話ですが、
この機種、すでに交換用釜のメーカー在庫がありません。
ですが、釜メーカーや代理店に連絡を取ることができれば、
釜自体の入手は可能なのですね。

こういうところが、ごっついミシンのいいところ。

部品を交換して、調整して、
縫い心地を試していただきます。
「以前よりも縫いやすくなった!」と云っていただけましたので、
この勝負、大隅ブラザーの勝ち!(笑)

職業用・工業用ミシンを使っていても、
「押え圧の調整」をきちんとおこなっている方は意外にすくない。
でも、じつは、これ、けっこう差が出るんです。

使う方がどんな用途で使用するかをお訊ねして、
適切な設定をお教えする、もしくは、一緒に見つけ出す。
ただ修理するだけじゃつまらない。
「前よりもよくなった!」という声を聞きたくて、
やっぱり、あれこれ、しちゃいます。

今回は押え圧の調整の仕方と考え方をお伝えしてきましたよ。