brother PR670E 体験してきました!



8月23日(水)福岡県博多市で開催された、
1頭6針刺しゅう専用機の brother PR670E の内覧会にいってきましたよ。

PR670E は PR655 の後継機種となります。
小さなバージョンアップ版だろうかと思っていましたが、
これがなかなかいいぐあいに進化しています。

ぱっと見た感じ、操作パネルが 10.1インチになったのが印象に残ります。
上位機種の PR1050X と同じですね。
これはでも象徴的で、
PR670E は PR655 から機械的にもアップグレードされているのですが、
使いやすく便利になったのはなによりソフトウェア。

とくに名入れ用ソフト「ネームPRO」との親和性が格段に上がっています。
表示がたいへん直感的になっていて非常に使いやすくなってるなと感じました。

「PR655 の改良版というより PR1050X の6針版と思っていただければ」

メーカーさんのことばに、なるほど!

たしかにそういう感じがします。
いい雰囲気で成長していってるのではないでしょうか。
PR670E 。



というわけで、
PR670E のソフトウェア的進化は PR1050X と連動しています。

カメラが内蔵された PR1050X でしか使えない機能ですが、
画像をスキャン、するとそれがそのまま刺しゅうデータ化!
昨年、予告されていた機能がしっかりブラッシュアップされて、
この秋、ようやく登場!です。

「PC なしで刺しゅう機だけで刺しゅうデータが作成できる」
これはたいへん画期的なことなんです。

ざっくり云ってしまうと、
「刺しゅうPRO のオートパンチ機能が刺しゅう機に内蔵された」
って感じ。

当店のお客さまはアーティステックな方が多く、
高度に作り込む刺しゅうがみなさんお好きなので、
オートパンチの機能はあまり使われない雰囲気です。
当店もふだんはじつはほとんど使わない。

でも「オートパンチも使い方」なんです。

画期的すぎて、
「これ、使えるか?」
そんなふうに感じているミシン専門店さんもおられると聞いていますが(笑)、
当店はいくらでもおもしろい使い方を思いつきますよ。

「刺しゅうソフトがいらなくなる」んじゃないんだよね。
「ミシン刺しゅうの新しいアプローチ方法がひとつ増える!」
なんです、これ。

ネームPRO への完全対応も含め、
brother PR1050X はこの秋でっかいソフトウェアアップデートが待ってます。
ユーザーのみなさんは、乞うご期待!



そうそう。
うわさの brother PR 用のマグネット枠もふれてきましたよ。
5cm角という小ささですが、名入れ・ワンポイント用途に大活躍しそうです。

発言には慎重なメーカーさんなので明言はされていませんでしたが、
より大きなマグネット枠も開発していると思います。
ですよね?(笑)

マグネット枠はたいへん便利なものですが、
使い方を誤るとけっこう痛い思いをします。
痛いだけならともかく、大きな怪我にもつながる場合も。
刺しゅう機はプロの道具ですが業務用途でいろんな方が使いますもんね。
使いやすさと安全性、そのバランスをどこに置くか。
その落としどころは、云うほど簡単ではなのだと思います。

     *     *     *

新しく 6針刺しゅう機の導入を検討されているユーザーはもちろん、
既存の PR1050X ユーザーにとっても、
この秋は新しいことが多くってとっても楽しい季節になると思います。

大隅ブラザーもしっかりサポートさせていただきますね!