190805:今日の修理 brother Nouvelle 450



今日の修理は鹿児島県鹿屋市のお客さまの職業用ミシン。
brother Nouvelle 450 です。

メイン基盤がダメになってしまっていましたので、
まるっと交換させていただきました。

「職業用直線ミシンはコンピュータとか複雑な電子部品がないので壊れないのよね」
とはよく云われるのですが、
じつは職業用ミシンにもこんなふうに電子部品が使われてます。
モーターを制御したり速度や針位置をはかるセンサーが内蔵されている。
コンピュータミシンのようないかにもなコンピュータではないですけれど、
なかなかに高度な電子部品が使われているんですね。

なので、
ミシンを長持ちさせる「湿気の少ない環境におく」という原則は、
シンプルで堅牢な職業用ミシンにももちろんあてはまります。
電子部品がおかしくなって修理に持ち込まれるミシンは、
内部がものすごく錆びていることが多い。

とはいえ日本って年中湿気と戦っているトコがある。
ミシンに限らず、機械にとってきびしい気候条件なのかもしれませんね。