今日の修理:JUKI The misin HZL-7600 他



今日の修理は、JUKI The misin HZL-7600 。
鹿屋市白崎町のお客さまのミシンです。

何年も押入れにしまいこまれていたとのこと。
ミシンは文字通り「機械」なので、
使わないでいると、
不思議なことにどんどん悪くなってしまうのですよね。
でもこれは「人間も一緒」なのかも。
古いグリスや油であちこち固着してました。
これらをとりのぞくことで機能が回復!いたしました。

「修理するならその代金で安いミシンを買ったほうがいいかしら」
との相談も受けましたが、
修理代金くらいの値段で買えるミシンは……おすすめしません。
それよりもこの古いミシンを大事に使われたほうが、
ぜったいしあわせだと思いますよ。

使いやすいし性能は上だし。

というわけで、
外観もぴかぴかにしておきました。
明日、お持ちいたしますね!







こちらのミシンは、鹿屋市寿町のお客さまのもの。
JAGUAR CS-335 というモデルです。

こちらも長いこと使われないでいたミシン。
「ほとんど使ったことがない」そうですが、
おあずかりしたとき、
針棒の動きがずいぶんぎくしゃくしていました。
分解して調整したところ、ぎこちない動きは解消。
しかし、布送りの非力さはいかんともしがたい。

本来持っている性能以上の能力を引き出すことは、
どんなに整備しても、不可能なのです。

「買い替えも検討してみようかなあ〜」とのこと。
できれば、
カタログやパンフレットだけではわかりにくい、
そのあたりの基本性能のちがい、
時間をかけ、しっかり比較して考えてみるといいですよ。
大隅ブラザーは、そう思います。