ウェルカムボードを刺しゅうしました



鹿屋市札元のお客さまから SOS!の連絡です。

ご友人の結婚式、依頼されたウェルカムボード。
ミシン刺しゅうで作成しようとした矢先、
コンピュータが壊れてしまったそう。

brother Innovis D300 で刺しゅうしなければならないのに、
刺しゅうPRO が使えない!

……というわけで、
代理で刺しゅうデータを作成させていただきました。

いちばん大切にしたい言葉は「やりすぎかな」くらいに大きく。
それ以外の言葉は、ぐっと我慢して小さくするのがコツ。
大きな文字には太い書体を。
小さな文字には繊細な書体を選びます。
どんなウェイトでも表現できる印刷物と刺しゅうはちがうので、
そこは、やりすぎないようにしたほうが、
落ちつく場合もありますけどね。

レイアウトのコツは、
センタリングを選択したら、
すべての要素をセンタリングで処理すること。
これを統一、徹底することで、秩序が生まれる。

一見、ミシン刺しゅうとは関係なさそうな「コツ」ですが、
このへん、留意することで作品全体が引き締まります。

今回は、式場を彩るほかのインテリア要素とのバランスを考えて、
極端すぎないまとめかたで。

刺しゅうPRO NEXT 、
欧文の内蔵フォントがたくさん入っているので、
こういうものを作るとき、とても楽しいのです。

お客さま、たいへんよろこんでくれました。

ほかのお店ではなく、
大隅ブラザーを選んで、
ミシンや刺しゅうPRO を買っていただいたお客さまです。
そうしたお客さまによろこんでいただくのは、
これも、また、なによりうれしいこと。

こちらこそ、ありがとうございました。
そんな気持ちの秋の夕暮れ、でした。