今日の修理:brother Innovis D400J ほか



今日の修理は、鹿屋市浜田町のお客さまのミシン。
brother Innovis D400J です。

「糸切りがうまく動作しない」とのこと。

brother には、
あちこち糸切りカッターがついているミシンがあります。
これは小さな「刃」が仕込まれているのですね。
当然、使えば使うほど切れ味は落ちていく。
「最近、糸の切れが悪いなあ」と感じられるようになってきたら、
ぜひ、お近くのミシン屋さんに相談してください。

このミシンは2カ所の刃を交換させていただきました。

縫いの出来映えに、直接、関係はないかもしれませんが、
糸切れがいいと、使っていてとても気持ちがいいものです。
新品のときの気分、よみがえってきますよ。




こちらは、志布志市有明町のお客さまのミシン。
brother PC-8000 です。

「とにかく動かない!」とのこと。

年に一度か二度くらいしか使わないミシンなのだそうで、
見た目はとてもきれいなんです。
しかし、可動部分ががっちがちに固着している。
「たまにしか使わない」
「普段は押入れの奥にしまいこんでいる」
そういうミシンに多い症状です。

ミシンはできれば風通しのいいところ、
湿気の多くないところ、
そういうところに置いてください。

また、
なかなか使う機会がない場合は、
糸はかけなくていいので、
電源を入れてときどき動かしてあげてください。

それだけでも、
ミシンの寿命はずいぶん変わってくるのです。




こちらは、垂水市市木町のお客さまのミシン。
JUKI HZL-550 です。

このミシンも「固着」でした。

いまは一年でいちばん、
「しまいこんでいたミシンを取り出してくる」
時期なんですね。
「あたたかくなってくる」ということもあるし、
子供の「新入園・新入学・新年度」をむかえる準備がはじまるころ。

というわけで、
「固着」が原因の修理依頼が多い季節なのでした。
「ヤマザキ 春の固着祭り」といった感じ?