今日の修理:brother Tendy 7000 ほか



あいかわらずの雨模様の鹿屋です。

雨が続く
 →外出を控える
  →家のなかでできることを探す
   →たまにはミシンでもかけるか!
    →使い方を忘れている or 使っていないミシンが不調
     →大隅ブラザーにヘルプ!の連絡

ということだと思うのですが、
天気がよくない日のほうが修理&調整依頼、多いかも?(笑)

排水溝から逆流した水で冠水した道路。
「おもしろいなあ」と感じる気持ちもじつはあるのですが、
実際、行き来するのはたいへんです。
大切なミシンを積んでいたりもするのでね。

今日の修理は、志布志市志布志町のお客さまのミシン。
brother Tendy 7000 です。

「動かすとモーターの焼けるにおいがする」
それはたいへん!
しかし、お預かりしてみるとモーターじゃない。
固着していたほこりまみれのグリスや油が、
動くことで焦げたにおいを放っていたようです。

がっつり分解して清掃することで、
異臭もなくなりましたし、軽快に動くようになりました。




肝属郡肝付町のお客さまのミシンは、
brother Pacesetter です。
オレンジのラインがいいですね!

電球、下糸巻き機のゴム輪を交換して、
モーターベルトのテンションと上下糸調子の調整。
そして大清掃大会でしっかり動くミシンとなりました。
上軸のプラギアに割れが発生しているので、
どのくらい「持つか」は微妙なところなのですが、
可能なかぎり長く使えるよう整備させていただきました。




鹿屋市田淵町のお客さまのミシンは、
brother PC-4000 です。

布送りができなくなってる。
これは送り歯の高さが思いっきり低くなっているせい。
なので、調整すれば直ります。

が、おどろいたことに、
このミシン、
数日前にほかのミシン屋に修理してもらっているとのこと。
それなのに、直っていない。
なので当店に依頼しようと考えてくれたそうです。

送り歯はおかしいわ、
内釜は傷がついたままだわ、
なにより内部も外部も清掃した気配がありません。
釜の周囲は、ほこりがみっしり。
そのミシン屋とやらは、
針板を外すことすらしなかったのかもしれません。

で「修理しました」と、
しっかり料金&出張費を請求したのだそう。
ひでえ話だ!

でも格安の修理料金をうたっている業者というのは、
たいていこういうことをしてますね。
で「直らなかったから」と高いミシンを売りつけようとする。
業者と担当者の名前は、
武士の情けで出さないでおきますが、
ほんと、やめてほしいぞ、こういうこと!