今日の修理:brother Compal DX ほか



飛び込んできたのは、
イチローのニューヨーク・ヤンキース電撃移籍の報。
昼どき、思わずテレビをつけちゃいました。
びっくりしましたね。

     *     *     *

今日の修理は、肝属郡大根占町のお客さまのミシン。
brother Compal DX です。

brother のベストセラーミシン。
当店にも、年間相当台数の修理点検依頼があります。
遠くからでもわかるこのフォルム。
いいですねえ。

買って以来はじめての点検、とのことでお預かりしました。

固着が見受けられますが、機能的には問題ない。
内部・外部のこびりついた汚れを取り除くことで、
ばしっと縫えるようになりましたよ。




こちらは、鹿屋市札元町のお客さまのミシン。
brother Pacesetter です。

これもまた brother のベストセラーミシン。

この機種直有の「内部プラギアの割れ」が発生していますが、
「とりあえず直線だけでも縫えるようにしてほしい」とのご依頼。
了解です。
可能な限り調整させていただきました。

ポータブル改造のミシンですが、
ケースとミシンをつないでいるピンが、
点検中、ぽきりと折れてしまいました。

部品が金属疲労しまくってます。
お客さまが使用中でなくてよかった。
場合によっては、怪我をしてしまう事態にも。
これはささっと取り除き、交換させていただきました。

しかし、
「ああ、あのとき、改造なんかしなければよかった」
みなさん、そうおっしゃいますね(笑)。




こちらは、鹿屋市西原町のお客さまのロックミシン。
JAGUAR LOCK M-3A です。

内部にぎっしりと埃が詰まっていました。
全分解して大掃除しましたよ。

ところで、このロックミシン。
分解すると、あちこちにひもがくくりつけてあるのを発見。






え、もしかして、
以前修理したどこかのミシン屋がひもでしばって応急処置を???

と、おどろいてしまいそうになりますが、
昔の機械だと、
こんな感じに内部にひもをわたしているものがあります。
ひもに油を伝わせることで、部品の油切れを防いでいるんですね。

原始的かもしれませんが、こういうの、ちょっと好きです。